海外赴任が決まった方へ~荷物の保管方法・保管場所について~

【執筆者プロフィール】

東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
片付け・収納術などに関するお役立ち情報をお届けします。

海外赴任が決まった人にとって、荷物の保管は頭を抱えてしまう問題です。
結婚しているなら問題ありませんが、独身の場合は荷物の置き場所に困るもの。
今住んでいるマンション、アパートを借り続けるわけにもいきません。
そこで、大活躍するのが「荷物保管サービス」です。
荷物保管サービスは、荷物を一時的に預かってくれるサービスのことを指しています。
実際に、どのようなサービスがあるのでしょうか。
荷物保管サービスの紹介やメリット・デメリットについて説明します。
荷物の保管方法で悩んでいる人は、ぜひチェックしてください。

目次

  1. 荷物保管サービスの紹介
  2. 荷物保管サービスのメリット・デメリット
  3. サービスを利用する際の注意点
  4. まとめ

1.荷物保管サービスの紹介

期間限定の海外赴任が決まった場合、すべての家財道具を持っていくわけにもいきません。
そこでおすすめしたいのが、「荷物保管サービス」です。
さまざまな荷物保管サービスがあるので、1つずつ紹介していきます。

1-1.屋外トランクルームの利用

保管したい荷物がたくさんある、サイズが大きい場合は「屋外トランクルーム」の利用がおすすめです。
屋外トランクルームは1畳ほどのサイズから、車一台分が入る大きいサイズまで幅広くそろっています。
屋外なので、防犯対策は低いですが、大きい荷物を預けるには十分の広さになるでしょう。
屋外トランクルームは、駐車スペースが確保できる場所もあるので、自由に荷物の出し入れができます。
帰国したとき、荷物を出してそのまま車で運ぶことも可能でしょう。
会社や住んでいた家の近くにも探せば、屋外トランクルームがあります。
基本的に、トランクルームは月額制になっているので毎月指定した口座から引き落としで利用できるでしょう。ぜひ検討してみてください。

1-2.屋内トランクルームの利用

預けたい荷物が少ない場合、屋外よりも屋内のトランクルームをおすすめします。
屋内のトランクルームは、台風や雨風の心配もなく、湿気に弱い家財道具、書類など細かいものの保管に適しているでしょう。
最近は、オフィスビルの一角を借りてトランクルームの運営をしている会社もあります。
空調設備がしっかりしているところ、防犯システムが24時間稼動しているところもあるので、ぜひチェックしてくださいね。
また、屋内のトランクルームは、ほとんどが小さいサイズになっています。
クローゼット分の大きさやロッカータイプのトランクルームもあるので、荷物が少ない人に最適ですよ。

1-3.ボックス収納保管サービス

ダンボール1個分の荷物だけ預けたい場合、ボックス収納保管サービスがおすすめです。
ボックス収納保管サービスは、名前のとおり、ワンボックス分の荷物保管サービスになっています。
ワンボックスなので、毎月の料金も非常にお得です。
いちいち保管場所に行かずとも、電話1本で集荷・返却できるシステムになっています。
近くにあるコンビニから荷物が発送できるので、忙しい方にはおすすめですよ。
ボックスはそのまま開封せずに、室内で保管してくれるでしょう。
空調管理や防犯対策もしっかりしているので、要チェックです。

2.荷物保管サービスのメリット・デメリット

2-1.荷物を捨てずに保管できる

荷物保管サービスの大きなメリットは、「荷物を捨てずに保管できること」です。
2年間の海外赴任になると、ものを捨てなければならないと思ってしまいます。
持っていけるものは限られているので、ほとんど捨てなければなりませんよね。
しかし、荷物保管サービスを利用すれば、捨てたくない荷物が保管できます。
海外赴任をきっかけに、生理整頓ができるでしょう。
しかし、処分したくない思い出の品や大切なものは保管しておきたいですね。
また、「手軽で契約ができること」もトランクルームのメリットになっています。
免許証や保険証など、身分が確認できる証明書と印鑑さえあれば、トランクルームを借りることができるでしょう。
細かく、個人情報を記入する必要もないので安心してください。

2-2.月々使用料金がかかる

荷物保管サービスには、デメリットもあります。
デメリットは、「月々使用料金がかかること」です。
毎月、一定料金がかかるのは仕方のないでしょう。
荷物を保管する場所の大きさによって異なるので、注意してくださいね。
サイズが大きいトランクルームほど、毎月の使用料金が大きくなります。
トランクルームの平均使用料金は、およそ5,000円です。場所や設備によっても異なるでしょう。月々3,000円ほどで借りることができるところもあります。
2年間海外赴任に行くとして、帰国するまで計算してみましょう。
月々5,000円の場合は、合計12万円、月々3,000円の場合は、72,000円になります。
また、屋外トランクルームは「防犯設備の不安」がデメリットです。
盗難被害にあう可能性も高いでしょう。

3.サービスを利用する際の注意点

3-1.預ける荷物によって適切なサービスを選ぶ

荷物保管サービスを利用する際、注意しておきたいことがあります。
「預ける荷物によって適切なサービスを選ぶこと」です。
荷物保管サービスにも屋外・屋内、サイズ、設備などさまざまな違いがあるでしょう。
それぞれ、自分が預ける荷物によって選ばなければなりません。
たとえば、大きい家具やバイク、自転車などを預けたいときは、屋外のトランクルームがいいでしょう。
預けたい荷物が大きい、量が多い場合には大きいサイズの方がお得です。
貴重品や価値あるもの、大切なものを預けたいときは、室内のトランクルームが最適になります。
また、洋服を預ける場合は空調設備が整っているところがいいでしょう。
このように、自分が預けるものによってサービスを選んでくださいね。

3-2.防犯設備が整っているかどうか

荷物保管サービスで絶対に確認してほしいことが、「防犯設備」です。
ほとんど鍵はついていますが、鍵を壊して収納しているものを盗む泥棒もいます。
鍵がついているからといって安心はできませんね。
屋外のトランクルームは防犯設備が整っていないので、安心して荷物を預けたい人は室内がおすすめです。
室内でも、24時間セキュリティが整っているサービスがおすすめでしょう。
24時間体制なら、泥棒が入ってもすぐに対処してくれます。
スタッフと警備員が交代で監視してくれるので、安心して預けることができるでしょう。
荷物保管サービスを利用する前に、防犯設備は必ずチェックしておいてくださいね。

4.まとめ

荷物保管サービスの紹介やメリット・デメリット、サービスを利用する際の注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
2年間の海外赴任を考えている人は、荷物保管サービスを利用するのも1つの方法です。
サービスを利用する前に確認してほしいことはたくさんありますが、毎月の使用料金は必ずチェックしてくださいね。

  • 屋外トランクルームの利用
  • 屋内トランクルームの利用
  • ボックス収納保管サービス
  • 荷物を捨てずに保管できる
  • 月々の使用料金がかかる
  • 預ける荷物によって適切なサービスを選ぶ
  • 防犯設備が整っているかどうか確認する

以上は、ぜひ押さえておきたいポイントです。
日本に置いておきたい荷物がある場合、荷物保管サービスはとても効率的な方法になります。さまざまなサービス内容を比較して、自分にぴったりのサービスを選んでくださいね。