加湿器の選び方にはどんなポイントがあるの?一番注意することは?

11月ももうすぐ半ば、寒さとともに乾燥も気になる季節になりました。
部屋が乾燥してくると美容に悪いだけでなく、かぜをひきやすくもなります。
加湿器を利用して部屋の中の湿度を上げる方もいるでしょう。
そこで、今回は加湿器の選び方をご紹介します。
今はデザイン性の高い加湿器も増えましたが、製品によってはお手入れに手間のかかるものもあるのです。
これから加湿器を購入したいという方や加湿器の調子が悪いので買い替えを考えているという方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 加湿器の仕組みとは?
  2. 加湿器の種類とメリット・デメリットとは?
  3. 加湿器を選ぶポイントとは?
  4. 加湿器が急に壊れてしまったときの対処法とは?
  5. 加湿器はお手入れが大切
  6. おわりに

1.加湿器の仕組みとは?

加湿器は、電気の力を利用して加湿器内部の水から蒸気を発生させる器具、というイメージがあります。
確かに、加湿器のスタンダードな形はそれで間違いありません。
ただし、現在は「超音波式」という加湿器も出てきています。
これは、超音波の力で内部の水を振動させ、細かい水滴を噴出する仕組みです。
ですから、「超音波式加湿器」というのは、私たちがイメージする加湿器とは少し違うもの、と覚えておきましょう。

2.加湿器の種類とメリット・デメリットとは?

この項では、加湿器の種類とそれぞれの特徴をご紹介しましょう。
これを覚えておけば、加湿器選びの参考になります。

2-1.超音波式

前述したように、超音波式加湿器は蒸気ではなく細かい水滴を飛ばします。
ですから、湿度はてきめんに上がるでしょう。
15年ほど前超音波式の加湿器がブームになったことがありました。
内部にヒーターなど水蒸気を発生させる器具がいらない分、加湿器の形状もオシャレにできます。
しかし、超音波式加湿器は霧吹きで部屋中に水分をまき散らしているのと同じことです。
パソコンなどの水を嫌う電化製品があれば、調子が悪くなるでしょう。
また、加湿器に入れる水をこまめに入れ替えてお手入れをしないと、汚れた水を室内にふりまいていることになります。
ですから、現在は超音波式の加湿器を作っているメーカーはほとんどありません。
わずかに雑貨店などで「オシャレな加湿器」として販売されているだけです。
ですから、「どうしても超音波式でないと」という理由がない限り、お勧めできません。

2-2.スチーム式

加湿器の中で最も歴史があるタイプ。
なんと大正時代にはすでに製品化されていたといいますから、冷蔵庫などよりも先に家庭に導入されていたわけです。
スチーム式加湿器の仕組みは、お湯を沸かすのと変わりありません。
電気の熱で内部のお湯を沸かして蒸気を発生させます。
ですから、清潔な蒸気が出るでしょう。
ただし、使っている間中お湯を沸かしているわけですから、光熱費がかかります。
また、子どもやペットが蒸気に触るとヤケドする危険性もあるのです。

2-3.気化式

こちらは、ファンの力で水にぬれたフィルターに風を送ることで水を蒸発させて蒸気を発生させるタイプです。
噴出する蒸気は低温で、ヤケドの心配もありません。
これは、かぜの力で水を蒸発させるためです。
しかし、低い温度で蒸気を発生させるため、部屋が寒すぎるとほとんど除湿の効果がありません。
ですから、現在は温風を送って水を蒸発させ、室温が上がってきたら冷風に切り替える「ハイブリッド式」が主流になっています。
こちらは、スチーム式のデメリットを改良し、除湿効果もある優れものですが製品の価格が高いのが難点です。

3.加湿器を選ぶポイントとは?

では、どのような基準で加湿器を選べばよいのでしょうか?
この項では、加湿器を選ぶポイントをご紹介します。

3-1.家族構成

小さい子どもがいる場合は、スチーム式加湿器はリスクがあります。
高い所へおいておくならば大丈夫ですが、加湿器を落とした場合は始末が大変です。
また、今はペットボトルを給水タンクの代わりにした加湿器もありますが、このタイプは置き方や水の量によって不安定になることがあります。
ですから、事前に説明書を読んで安定性を確かめて使いましょう。
小さい子どもやペットがいるのならば、気化式のものが安全です。

3-2.どのくらいの部屋を加湿したいのか?

加湿器はタイプによってパワーが違います。
スチーム式と気化式を加湿力で比較した場合は、スチーム式の方が優れているでしょう。
ですから、乾燥がひどい部屋や広い部屋を加湿したい場合は複数の気化式加湿器を置くか、スチーム式の加湿器を置いてください。

3-3.加湿をする時間はどのくらいなのか?

加湿器の値段を比べると、スチーム式の方が安価です。
気化式も冷風機能だけのものは、スチーム式と同じくらいでしょう。
ハイブリッド式で空気清浄機能がついたものになると、格段に高くなります。
しかし、丸1日家にいて24時間加湿をしたいという場合はハイブリッド式の方が電気代もかかりません。
また、空気清浄の効果もあるので常に部屋に人がいるという場合に使うと、部屋の空気をきれいなままたもてます。
逆に、日中はほとんど留守にしており、夜眠る前に部屋を加湿したいという場合はスチーム式のもので十分でしょう。
ベッドから離れた場所で数時間加湿をすれば、起きたときに喉が痛いということもありません。

4.加湿器が急に壊れてしまったときの対処法とは?

加湿器を使おうと思ったら壊れてしまった、という場合は身の周りのものを利用して部屋を加湿しましょう。
最も簡単な方法は洗濯物を室内に干すことです。
これならば、洗濯物の湿気が部屋の湿度を上げてくれます。
また、電気ポットがある場合は1時間ほどお湯を沸かし続けましょう。
電気ポットから出る蒸気は、スチーム式加湿器のものと何ら変わりがありません。
洗濯物も電気ポットもないという場合は、タオルを水でぬらして絞り、ハンガーにかけておくだけでも効果があります。
「それはみっともない」という場合は、大きめのコップに水を入れて置いておきましょう。
いずれも短期間ならば加湿器の代わりになります。

5.加湿器はお手入れが大切

加湿器は水を蒸気に変えて放出することで部屋の湿度を上げます。
ですから、内部にいつまでも水があると、いたんだり周辺にカビがはえたりするでしょう。
内部がカビだらけの加湿器を使うということは、カビの胞子を部屋中にまき散らしているようなものです。
ですから、加湿器を選ぶときは内部を清潔にたもちやすいものを選びましょう。

6.おわりに

いかがでしたか?
今回は加湿器を選ぶポイントについてご説明しました。
まとめると

  • 加湿器にはいろいろな種類がある。
  • 超音波式の加湿器はデメリットの方が多くお勧めできない。
  • 家族構成や加湿する時間を考えて選ぼう。
  • 内部を清潔にたもちやすいものを選ぼう。

ということです。加湿器はデザインがかわいらしいものもたくさん出ています。
つい、デザイン優勢で選びたくなるかもしれません。
しかし、前述したようにお手入れがしにくい加湿器は、不潔になります。
ですから、かわいらしいデザインの加湿器が気に入った場合は、お手入れをどのようにするかも確かめておきましょう。
さらに、加湿器を使わない季節になったら、タンクなどを完全に乾かしてからしまってください。
内部に水分が残ったまましまうと、次に使うときにカビだらけ、という可能性もあります。
一度そうなってしまうと、きれいにするのは大変ですよ。

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