人気のシェアハウス。メリットやデメリットにはどんなものがある?


進学や就職を機に初めてのひとり暮らしをするとき、必要な費用の高さに驚いた人も多いでしょう。
「できるだけ費用をかけずにひとり暮らしを始めたい」という方の間で人気が高まっているのが、シェアハウスです。
そこで、今回はシェアハウスのメリット・デメリットをご紹介します。
シェアハウスの人間模様をドキュメンタリータッチで描いたテレビ番組もありますが、あんな暮らしは本当に可能なのでしょうか?
また、シェアハウスを探すときの注意点などもご紹介します。
シェアハウスに住んでみたいという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. シェアハウスとは?
  2. シェアハウスのメリット・デメリットとは?
  3. シェアハウスに向いている人とは?
  4. 違法シェアハウスに気をつけて
  5. おわりに

1.シェアハウスとは?

シェアハウスとは、ひとつの住宅を共同スペースと個人のスペースに分けて、何人かと共同で暮らす居住形態です。
昔から友達や親せき、兄弟と戸建て住宅を借りて住むという人はいました。
しかし、シェアハウスは全く関係のない人とひとつ屋根の下で暮らすのです。
昭和40年代くらいまで日本各地にあった、トイレと炊事場が共同のアパートに近い暮らし方でしょう。
一般的なシェアハウスは、キッチンとバストイレが共同で、ひとり~ふたりでひとつの個室を使います。
ですから、費用が抑えられる反面向いている人と向いていない人がいるのです

2.シェアハウスのメリット・デメリットとは?

では、シェアハウスにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。

2-1.シェアハウスのメリットとは?

シェアハウスの最大のメリットは、ひとり暮らしにかかる初期費用が抑えられることです。
シェアハウスはキッチンや洗濯場などが共有になっています。
つまり、入居した時点で冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機などの大型家電がそろっているのです。
ひとり暮らしをする際にこれらを全部そろえると、10万円以上はかかるでしょう。
また、リビングも共有スペースの場合は、入居者全員が使えるパソコンが設置されているところもあります。
さらに、常に複数の人が一緒に暮らしていますから、いざというときに安心です。
ひとり暮らしをしていると、病気などをしたときに頼れる人がいません。
また、孤独感からうつ状態になることもあるでしょう。
家に帰って話し相手がいるということは、思っている以上に心強いのです。
さらに、都市部に行くほど居住費は上がっていきます。
特に、東京や大阪の便利な場所に住もうと思ったら、ワンルームでも10万円近い家賃が必要です。
シェアハウスならば、ワンルームよりも家賃が安いことが多いので、便利な場所にお得に住めることもあります。
また、シアタールームや防音室などひとり暮らし用の物件では不可能な設備がついている物件もあるのです。

2-2.シェアハウスのデメリットとは?

第三者との共同生活は、よいことばかりではありません。
キッチンや浴室などをきれいに使えない人がいると、住人同士のもめごとが起こりやすいでしょう。
また、シェアハウスは外国人の居住者も多いです。
国が違えば生活習慣も違います。
中には日本では「非常識」と思われることもあるでしょう。
しかし、言葉がうまく通じないとお互いに理解しあえるまで時間がかかります。
また、友人を家に招くにも制限がるでしょう。
さらに、同居人が善人だけとはかぎりません。
個室には鍵がかかりますが、「ある日帰ったら、同居している人が、洗いざらい金目のものを持って逃げてしまった」という例もあるのです。
さらに、シェアハウスは個人のスペースが狭いところが多いでしょう。
クローゼットが部屋についているとしても、すべて使えるとはかぎりません。
トランクひとつに私物がすべて収まってしまう、という人でないと暮らしにくい物件もあります。
ですから、私物が多い方は別にトランクルームを借りるとよいでしょう。
トランクルームの費用を加えてもワンルームを借りるよりお得な家賃のシェアハウスもたくさんあります。

3.シェアハウスに向いている人とは?

さて、いかがですか?シェアハウスはすべての人に向いている居住形態というわけではありません。そこで、この項ではシェアハウスに向いている人の特徴をご紹介します。

3-1.自分のペースで生活できる人

シェアハウスには、いろいろな生活パターンの方が住んでいます。
夜勤の人もいれば、自由業のような方もいるでしょう。
ですから、自分のペースを守って生活しないと夜いつまでも眠れなかったり朝起きられなかったりします。
たとえば、平日休みの方が休みの前に遅くまで共有スペースで起きている可能性もあるのです。
人は人、自分は自分という心構えで生活できる人なら、赤の他人とでも生活できるでしょう。

3-2.自立心が強い人

性別が限定されているシェアハウスもありますが、多くのシェアハウスはいろいろな年代や性別の方が住んでいます。
中には、恋人同士になる方もいるでしょう。
しかしその一方で、違法行為に誘いこもうとする人もいるかもしれません。
落ち込んでいるときにそばに人がいてくれるのは心の強いものです。
しかし、親兄弟意外に依存しすぎてしまうと生活に支障が出るでしょう。
シェアハウスに住んでいる方とつかず離れずの関係を築き上げていける方でないと、人間関係のトラブルが発生しやすいです。
また、私物の管理もしっかりと行いましょう。
前述したように、高価な私物はトランクルームに預けるくらいの自衛策は必要です。

3-3.社交的な人

シェアハウスに住んでいても、他人との交流を避ける人はいます。
生活時間をずらせば、共有スペースでも人と会わずに生活できるでしょう。
しかし、バスキッチン付きのワンルームに暮らすような生活はできません。
何らかの形で、人とかかわらなくてはならないのです。
「極度に人嫌いで、あいさつすらしたくない」という方は、たとえ費用がかかってもワンルームに暮らした方がストレスはかかりません。

3-4.私物が少ない人

私物が多ければトランクルームに預けようと前述しましたが、それでも限度があるでしょう。
たとえば、引っ越し荷物が大型家電を除いても、膨大な量になるという方は残念ですがシェアハウスの居住には向いていません。また、長期間腰を据えて同じ物件に住み続けたいという方も、ワンルームの方がお勧めです。
 

4.違法シェアハウスに気をつけて

シェアハウスの人気が高まるにつれて、不動産業者以外の業種からもシェアハウス経営に乗り出すところが増えてきました。
しかし、「人に居住空間を貸す」ためには、いろいろと決まりごとがあるのです。
法律だけでなく自治体で定めた決まりもあるでしょう。
しかし、そのような決まりを無視して、独自のルールでシェアハウスを営んでいるところもあります。
このようなシェアハウスは「脱法ハウス」と呼ばれているのです。
脱法ハウスの特徴は、個人のスペースがとても狭いということ。
たとえば、2LDKくらいの広さの家に10人~20人の人を住まわせていたところもあります。
こうなると、ひとりひとりのスペースはたたみ1畳程度でしょう。
火事や地震が起きても逃げられません。
脱法ハウスはいかがわしい業者が経営している、というわけでもないのです。
2013年に摘発された脱法ハウスの経営者は、都内にいくつもの店舗を経営している漫画喫茶でした。
ですから、「安いから」というだけで、シェアハウスを決めてはいけません。
今は、シェアハウスを専門に斡旋(あっせん)している不動産会社もあります。
そのような業者を利用しましょう。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回はシェアハウスのメリット・デメリットに次いでご紹介しました。
まとめると

  • シェアハウスとは1軒の家を複数の人でプライベートと共同の空間を設けて借りる居住形態。
  • 冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は設備として家に付属しているので、ひとり暮らしの初期費用を抑えられる。
  • 赤の他人と生活様式があわないと暮らしにくい。
  • 私物が多い場合はトランクルームを借りるなど工夫が必要。
  • 脱法ハウスに気をつける。

ということです。
シェアハウスは賄いや門限がない寮のようなもの、というとイメージしやすいでしょう。
家にただ眠りに帰ってくるだけという方も、シェアハウスはお勧めです。
また、シェアハウスを決める際は、必ず見学しましょう。
だらしのない雰囲気が漂っていたり共有スペースが雑然としていたりするシェアハウスは避けるべきです。
さらに、人気のシェアハウスは空き待ちのところもあるので、早めに申しこんだ方がよいでしょう。


トランクルームで収納不足の悩みを解決!