屋根裏収納のメリットや活用法とは?上手に使うポイントをつかもう!

【執筆者プロフィール】

東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
片付け・収納術などに関するお役立ち情報をお届けします。

「屋根裏」は収納スペースに最適な場所です。
しかし、上手に屋根裏収納をしていかなければごちゃごちゃになってしまいます。
せっかく屋根裏収納ができるからこそ、効率的に整理整頓していきたいですよね。
そこで、屋根裏収納のメリット・デメリットと活用法、屋根裏収納で気をつけたいポイントについて説明します。
屋根裏を持っている人は知識を身につけておきましょう。

目次

  1. 屋根裏収納のメリット・デメリット
  2. 屋根裏収納の活用法
  3. 屋根裏収納で気をつけたいポイント
  4. まとめ

1.屋根裏収納のメリット・デメリット

つい屋根裏収納のメリットばかり目を向けてしまいがちですが、デメリットもきちんと把握しておかなければなりません。
デメリットを把握しているからこそ上手に利用できるものです。
これから、屋根裏収納のメリットとデメリットについて説明します。

1‐1.使用頻度が低いものの収納場所として最適

屋根裏は大切な収納場所です。
収納スペースで悩んでいる人にとってはさまざまなものが収納できる助け舟となるでしょう。
屋根裏の大きなメリットは、1つの「収納場所」として使用できる点です。
特に、扇風機やストーブ、スキーやキャンプ用品などのアウトドア用品、ひな人形やこいのぼりなど収納できます。
よく使うものよりも使用頻度が低いものの収納場所として最適なのです。
屋根裏に収納するのも大変だと思います。使用頻度が低いものであれば取り出す回数も少ないのでしょう。
効率的に使用するため屋根裏収納は使用頻度が少ないものを収納してくださいね。

1‐2.屋根裏の温度差が激しい

屋根裏収納は大きな収納力になりますが、デメリットもあります。
主なデメリットは「激しい温度差」です。
屋根裏はほかの部屋と違って断熱性に優れていません。真夏はとても蒸し暑く、冬は非常に冷たくなるでしょう。
部屋から屋根裏に入るときの温度差には注意が必要です。
たとえば、ろうそくを屋根裏に保管していたら夏場に溶けていたというケースが増えています。
よって、できるだけ断熱材を導入したほうが良いでしょう。
断熱材は激しい温度差を防ぐ力を持っています。
また、断熱と同じく「空調」にも目を向ける必要です。屋根裏は密封しているため、空調が思うようにできません。
空調設備をしっかり導入しておけば大切なものも保管できます。

1‐3.収納式階段においてものを持ち上げるのが大変

屋根裏収納のデメリットはもう1つあります。
屋根裏にものを収納する際、収納式階段を使うケースが多いでしょう。
収納式階段を使うとき落下する危険もあるので注意しなければなりません。
1人だけしか使えない収納式階段がほとんどです。大きいものを屋根裏収納するときに転げ落ちる事故もたくさん起きています。
無理して持ち上げると非常に危険です。
特に、女性は男性よりも力が弱いため、大きいものを持ち上げるときは男性に頼みましょう。
階段の幅が非常に狭いので1歩1歩確実に踏んでからのぼってくださいね。
屋根裏収納をする際は、屋根裏に持っていっても安心して保管できるかどうか、安全を確認しなければなりません。

2.屋根裏収納の活用法

2‐1.空箱や本・雑誌などを収納する

屋根裏収納の活用法は“普段あまり使わないもの”を収納することです。
先述したとおり、屋根裏収納はめったにものの出し入れをしません。
あまり使わないけれど保管しておきたいもの、季節用品などの収納場所にはぴったりでしょう。
屋根裏収納を実施している人の中には、家電が入っていた空箱やマンガ本・文庫本・雑誌などを収納しているのをよく見かけます。
屋根裏に小さい本棚をつくって収納している人も多いのです。
基本的に屋根裏収納は「あまり使っていないもの」を収納してください。
逆に、使用頻度が高いものを収納してしまうと出し入れが非常に大変です。
1年に1回使うか使わないかの大きい旅行バッグなども収納して良いでしょう。

2‐2.収納兼くつろげる空間にする

屋根裏収納の活用法は収納だけではありません。
屋根裏書斎や秘密基地、自分にとってくつろげる空間にすることもできます。
たとえば、本や雑誌を並べてミニソファーや座イスを設置するだけでくつろぎの空間に生まれ変わるでしょう。
また、屋根裏書斎をつくる人もいます。
腰をかがめずともしっかり立てる高さが必要です。十分な高さは小さいデスクを設置して書斎にできるでしょう。
収納だけでなく、+αとしてくつろぎの空間にするのも屋根裏の活用法です。
自分にとってくつろげる空間にアレンジしてみてはいかがでしょうか。
収納式階段ではなく、普通の階段にすれば子どもの秘密基地、部屋としても活用できますね。

3.屋根裏収納で気をつけたいポイント

3‐1.精密な機械やものは収納しない

断熱・換気機能がない屋根裏の場合、保管するものに注意しなければなりません。
暑さや寒さに強いものであれば屋根裏収納しても大丈夫です。
しかし、暑さ・寒さに弱いものは収納場所に向いていません。せっかく保管していても状態が悪くなってしまうのです。
屋根裏に収納していたら壊れて使えなくなったというケースもたくさんあります。
暑さや寒さに弱い精密な機械やものは絶対に収納しないでくださいね。
どうしても保管したい場合は影響が出ないように工夫することをおすすめします。
また、気温だけでなく「湿気」にも注意が必要です。
洋服などは湿気のある場所に保管しておくと傷んでしまいます。
屋根裏収納に洋服の保管は向いていません。
けれども、きちんと断熱・空調設備をしている屋根裏であれば保管が可能です。

3‐2.トランクルームを利用する

断熱・空調設備が整っていない、屋根裏収納だけではスペースが足りない場合は「トランクルーム」の利用をおすすめします。
トランクルーム=屋外にあるコンテナと思いがちですが、最近ではオフィスビルの中にある屋内トランクルームが好評です。
温度差や湿気の影響で屋根裏収納ができない人でも安心して保管できるでしょう。
なぜなら、室内のトランクルームは空調設備がしっかりしているからです。
24時間の空調設備だけでなく、防犯設備も整っています。
防犯設備が整っていれば安心できるでしょう。
スポーツ用品やアウトドア用品だけでなく、屋根裏では収納できない洋服や精密な機械でも収納可能です。
また、トランクルームの大きさや業者によって月額料金が異なります。できるだけ費用を抑えたい人はいくつかのトランクルームを比較しましょう。
比較して最も安いところを選んでくださいね。

4.まとめ

屋根裏収納のメリット・デメリット、屋根裏収納の活用法、屋根裏収納で気をつけたいポイントについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
屋根裏収納を上手にするため、必要な知識を身につけてください。
メリットだけでなくデメリットも把握する必要があります。
デメリットや注意点をしっかり踏まえて、効率的に屋根裏を使用しましょう。

  • 屋根裏は収納場所に最適
  • 屋根裏の温度差が激しい
  • 収納式階段においてものを持ち上げるのが大変
  • 空箱や本・雑誌などを収納する
  • 収納+αとしてくつろぎ空間にする
  • 精密な機械やものは収納しない
  • トランクルームを利用する

以上のポイントは要チェックです。
どうしても屋根裏収納ができない場合はトランクルームを利用してください。
室内のトランクルームは空調・防犯設備が整っているところが多いです。
安心して保管できるでしょう。