ドレスを美しいまま保管したい! お手入れ方法と収納のポイントを解説!

結婚式やパーティーで着たドレスは、普段はクローゼットに仕舞(しま)いっぱなしという方がほとんどです。頻繁に着ることがないため、久しぶりに着ようと思ったらシミやシワで傷んでいたということも少なくありません。1度着ただけで、汚れていないからそのまま仕舞(しま)っていたという覚えもあるでしょう。決して安いものではないドレス。大切に保管しておくためには、いくつかのポイントがあります。

ウエディングドレスを購入し、次世代に引き継ぎたいと考える方もいるでしょう。また、母の着たウエディングドレスを娘へというケースも、古くから行われているのです。大切な思い出を、うっかり台無しにしてしまうのは残念なこと。ドレスの手入れや保管方法をご紹介します。この記事を参考にして、いつまでもきれいな状態を保(たも)てるように工夫してみてください。

  1. ドレスの保管で多いトラブル
  2. ドレスの手入れ
  3. ドレスの保管方法

1.ドレスの保管で多いトラブル

頻繁に着ることがないドレスだからこそ、次にまた美しい状態で着ることができるようにきちんと保管しておきたいものです。
自分なりのやり方で保管している方が多いのですが、保管方法を誤ってトラブルが発生することもあります。

1-1.カビ

クローゼットや保管場所の通気性は確保されていますか?ドレスのカビは悩ましい問題。レース部分を黄色や黒に変色し、頑固に根づいてしまいます。

1度発生したカビは、通常のクリーニングでは簡単に取り除くことが難しいもの。カビ取りを行わないといけません。
色合いの淡いドレスだと、一目でカビがわかってしまうので、着るのをためらってしまいますよね。

1-2.シミ

着用後はクリーニングに出したから安心だと思い込んでいませんか?クリーニング後の処理で失敗する例も多く見ることができます。クリーニングから戻ってきた後に、ビニールをかけたまま仕舞(しま)っている方が多く、シミを作ってしまうことがあるのです。カビと同様、ビニールで通気性が悪くなり、シミの発生を促してしまいます。多湿は虫も発生しやすい環境です。虫くいによる穴が開いてしまうと、着ることができなくなるので注意してください。

1-3.ドレスラインの崩れ

クリーニングから戻ってくると、ハンガーにかけた状態になっていますよね。肩紐(かたひも)がついたドレスは、ハンガーに吊(つ)るしたままだとラインが崩れてしまうことも。肩紐(かたひも)の細いドレスには、脇に白い補助紐(ひも)が付属しているのをご存じですか?美しいラインをキープするためには、補助紐(ひも)を使って保管するようにしてください。

ドレスは、保管する環境が悪いと傷んでしまうんですね。
はい。また、狭い場所に無理にしまっていると型崩れする恐れもあります。

2.ドレスの手入れ

見た目が汚れていなくても、1度着用すると見えない汗や汚れが付着しているのです。自分でも手入れできるものもありますので、必ずきれいに洗濯してから仕舞(しま)うようにしましょう。

2-1.自宅で洗濯

高額なドレスはクリーニングに出した方が安全ですが、最近ではリーズナブルでも見栄えのいいドレスが増えています。自宅で洗濯できるものもありますので、洗濯タグを確認してみてください。洗濯タグに洗濯機マーク・手洗い表示があれば、自宅で手入れが可能です。表示の指示に従い、丁寧に洗濯するようにしてください。外れそうなパーツは、あらかじめ取り外してから行うと安心です。

2-2.材質によっては自宅で洗濯可能

お使いの洗濯機にドライコースはありますか?洗濯タグに手洗いができない表示があっても、材質によっては自宅で洗濯可能です。材質がポリエステル・毛・アクリル・ナイロン・綿であれば、自宅での洗濯ができます。

注意したいのは、デリケートな素材や特殊加工してあるもの。シワ加工がされているもの・薄手の素材は洗うことができません。絹・レーヨン・キュプラなどの素材は特に注意すべきです。

2-3.アイロンでシワ伸ばし

洗った後はシワが発生しないように、アイロンをあてることをおすすめします。ドレスは高温に弱いため、設定は低温を心がけてください。あて布も忘れずに。最近では、スチームタイプのアイロンが販売されています。ハンガーに吊(つ)るしたまま使え、シワを簡単に伸ばすことができるので活用してみましょう。

ドレスは、自宅でお手入れできるものもあるんですね。
はい。自宅で洗えない素材のものは、一度着たらクリーニングに出しましょう。

3.ドレスの保管方法

洗濯後は、適切な方法で保管すれば長持ちにもつながります。コツを抑えて、上手に保管してみてください。

3-1.陰干し

クリーニングに出したドレスも、ビニールを取って陰干ししましょう。1日風とおしのいい場所に吊(つ)るして、こもった湿気を逃がすようにします。保管した後も、定期的に取り出して陰干しするようにしましょう。カビ・シミ・虫くいの被害を大幅に抑えることができます。

3-2.カバーをかけて保管

市販の不織布カバーを使って保管してみましょう。通気性がよく、防臭効果もあります。注意したいのは、ドレスの長さに合うものを選ぶこと。長さが合っていないと、裾がカバーの中でもたついてしまい、シワの原因にもつながります。購入時は長さにも注目してみてください。

3-3.桐(きり)箱へ収納

通気性・防虫効果が高いことで知られている桐(きり)箱。大切なドレスの保管に最適です。ウエディングドレスのようにトレーンが長いもの・ロングドレスは、ハンガーに吊(つ)るして保管することが難しいこともあるでしょう。折り目がつかないよう、畳んだ場所に丸めた紙を挟んでおくとシワ防止になります。桐(きり)箱に畳んで仕舞(しま)う場合は、除湿剤を入れておくと安心です。

3-4.真空パック

次世代へ受け継ぐために、長期間保存しておくケースも珍しいことではなくなりました。次に着るのは数十年後という方もいるのではないでしょうか?

大切な衣類を真空パックしてくれる専門業者があります。着物も真空パックする方が増えているのです。長期間の保管に向いているため、子どもの祝い着・振り袖などへのニーズが高まっています。長期間着用しないドレスは、クリーニング後に真空パックしてもらえますので、手入れと保管の悩ましい問題を一気に解決できるでしょう。

ドレスはお手入れ後、カバーをかけて保管するといいんですね。
はい。また、桐の箪笥は湿気を吸ってくれるのでおすすめです。

まとめ

ドレスの手入れや保管方法についてご紹介しました。

  • ドレスの保管で多いトラブル
  • ドレスの手入れ
  • ドレスの保管方法

難しいと思われがちなドレスの手入れ。洗濯タグや材質表示を確認すると、自宅で洗濯可能なものもあります。1度着用したドレスには、見えない汗や汚れが付着しているため、必ず洗濯するかクリーニングを終えてから保管しましょう。保管方法は、不織布カバーを使う・桐(きり)箱を活用する・真空パックなどがおすすめです。カビ・シミ・虫くいなどの被害を受けないように注意しましょう。

トランクルームで収納不足の悩みを解決!