非常用保存水の必要量や保管場所・賞味期限とは?~必要な基礎知識~

東日本大震災など自然災害はいつやってくるのかわかりません。
いざというときのために“備蓄”は必要なものになります。
特に、人間にとって必要不可欠なのが“水”です。
そこで、非常用保存水の必要量や保管場所・賞味期限、非常用保存水を保管する際の注意点について説明します。
これから、非常用保存水を保管しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

  1. 非常用保存水の選び方や必要量
  2. 非常用保存水の保管場所
  3. 非常用保存水の賞味期限や注意点
  4. まとめ

1.非常用保存水の選び方や必要量

人間にとって大切な「水」は非常用としても大切なものです。
自然災害や緊急用のためにも非常用保存水の基礎知識を身につけておきましょう。
これから、非常用保存水の選び方や必要量、特徴など詳しく説明します。

1‐1.非常用保存水の特徴や必要性

基本的にスーパーマーケットで販売している水でも非常用保存水になります。
しかし、安全性の高い保存水のほうが安心です。
インターネットなどでは、正式な“非常用保存水”として販売している水があります。備蓄用として作っているので長期保存が可能です。
水を備蓄している人の中には、水道水をペットボトルに入れて保管している人もいるでしょう。
正直言って、水道水は長期保存に向いていません。なぜなら、長期保存するに当たり、色が変化したり、ニオイが出てきたりする恐れがあるからです。
飲料水としては向いていませんが、生活用水としては利用できるので別に保管しておくと良いでしょう。
実際、大地震を経験した話によると「飲料水」と「生活用水」を別々にしておいたほうが良いということでした。
いざというときのためにも、念には念を入れておきたいものです。

1‐2.非常用保存水選びのポイントは3つ

インターネットではたくさんの種類から非常用保存水を選ぶことができます。
一体何を選べば良いのか悩んでしまうほどです。
そこで、3つのポイントに注目してください。1つ目のポイントは、「保存期間」です。保存できる「年」は大切なポイントになります。
2つ目は「硬度」です。日本人に最適な水は、硬水よりも軟水が良いと言われています。硬度が高すぎる水は胃腸に負担がかかるでしょう。
特に、幼い子どもや赤ちゃんは軟水がおすすめです。硬度の水は下痢を引き起こしてしまいます。
最後の3つ目は、「サイズ」です。
非常用保存水にもさまざまなサイズがあります。2ℓのものから500mlまで幅広いでしょう。
サイズを統一するのも良いですが、おすすめはサイズ別に購入することです。
避難用リュックに入れるとなれば500mlが便利になります。
家庭や学校内などの備蓄には2ℓが最適です。
また、ほかにも「品質」や「値段」など気になる点はありますが、以上の3点は注目すべきポイントになります。

1‐3.非常用保存水の必要量

非常用保存水の基礎知識として「必要量」は必ず把握しておかなければなりません。
東日本大震災では生活用水がたりなくなった事例があります。
いざというとき困らないためにも、数日間生活に困らない水を備蓄してください。
非常用保存水の必要量は1人当たり3ℓが目安です。
4人家族の場合は4(人)×3(ℓ)で12ℓ必要になるでしょう。
しかし、12ℓは飲み水だけの量になります。別に生活用水が必要です。
生活用水でもトイレに使う水の量はおよそ1回で10ℓと言われています。
さすがに10ℓを何本も用意するのは大変なので水の代替となる「携帯用トイレ」などを用意しておきましょう。

2.非常用保存水の保管場所

2‐1.家の中のあちこちに保管する

2ℓや500ml入りのペットボトルを保管する際、1か所にまとめたくなります。
しかし、キッチンの下や物置などスペースが確保できる場所にまとめておいてはいけません。
まとめたほうが便利と思いがちですが、地震の際全滅する可能性もあります。
全滅を防ぐためにも、家の中のさまざまな場所に分散して保管してください。
たとえば、逃げ道となる玄関口や押し入れ、キッチン、リビング、子ども部屋など分散することが大切なポイントです。
1か所がつぶれたとしてもほかの場所が無事の可能性があります。
また、ペットボトルだけでは心配です。ペットボトルは強度が弱いため、すぐにつぶれてしまいます。
野菜ジュースやオレンジジュース、トマトジュースなど缶類も一緒に保管すると良いでしょう。
缶はペットボトルよりも強度が高いので安心です。

2‐2.野外のトランクルームに保管する

非常用保存水の保管場所は決して自宅だけではありません。
自宅以外にも“屋外のトランクルーム”があります。
屋内のトランクルームもありますが、屋内では倒壊する可能性が出てくるでしょう。
トランクルームがある部屋まで倒壊しては意味がありません。
必ず備蓄を確保するためにも、周囲に高い建物がない屋外のトランクルームを利用してください。
高層ビルやマンションがたおれる心配もなく、保管していた備蓄が手に入るでしょう。野外のトランクルームは収納スペースも非常に広いです。
よって、十分な量の非常用保存水が保管できます。
トランクルームを利用する際は毎月一定の費用がかかるので注意してください。
月額料金を必ず確認してから契約しましょう。

3.非常用保存水の賞味期限や注意点

3‐1.非常用保存水の賞味期限はどのくらい?

非常用保存水を保管する際、気になるのが「賞味期限」でしょう。
非常用と言っても賞味期限はあるものです。
種類によってさまざまですが、ほとんどの非常用保存水は賞味期限が「5年」になっています。
5年以上経過したら生活用水にまわすか、少しずつ消費していくと良いでしょう。
効率的な方法は1本~2本消費しつつ、新しく買いなおす方法です。
常に、非常用保存水の必要量は確保しておかなければなりません。
よって、賞味期限が切れる前に飲料水を消費してください。
せっかく備蓄をしていても賞味期限が切れたら意味がないので要注意です。
購入前に賞味期限をしっかり確認しておきましょう。

3‐2.直射日光が当たる、ニオイがきつい場所はNG

非常用保存水の保管場所によっては、飲料水が変化する恐れがあります。
たとえば、直射日光が当たる場所に保管しておくと飲料水の賞味期限が早くなるでしょう。
味が変わる可能性があるので、できるだけ直射日光の当たらない場所に保管してください。
また、ニオイが強い・きつい場所もNGです。
ニオイが強い食べ物の近くに保管しておくと、飲料水に適さなくなってしまいます。
実際、あなたが思っている以上に水は変化しやすいものです。保存環境によっても状態が左右します。
正しく保存するためにも、保存場所をしっかり考えておきましょう。

4.まとめ

非常用保存水の選び方や必要量、最適な保管場所、賞味期限、注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
いざというときに役立つ非常用保存水は、さまざまな種類があります。
「保存期間」、「サイズ」、「硬度」の3つに注目して選びましょう。
また、全滅を防ぐためにも家の中のあらゆるところに保管してください。
家の中だけでは心配になってしまう人は、屋外のコンテナ・トランクルームを利用すると良いです。
トランクルームは十分な備蓄の保管場所になります。
できるだけ周囲に高い建物がない、見とおしの良い場所を選びましょう。
正しく保管するためにも非常用保存水の基礎知識を身につけてくださいね。

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