絨毯やカーペットに付着した汚れはどうする?染み抜きの方法をご紹介

カーペットは日常生活の中で自然に汚れが付着します。落としやすい汚れもありますが、落ちにくい染みになることも少なくありません。拭き取っても落ちない染みは気になりますよね。カーペットをクリーニングに出すと、高い代金を請求されることもあるはずです。気軽にクリーニングできないカーペットの汚れは、染み抜きできれいにしましょう。自宅で染みを落とす方法を知っておいてください。カーペットの汚れはさまざま。油性の汚れと水溶性の汚れがあり、それぞれに合う対処法が求められます。気になる染み対策の参考にしてみてください。

  1. 取れる染みと取れない染み
  2. カーペットの染みを取る方法
  3. カーペットの処分方法
  4. まとめ

1.取れる染みと取れない染み

汚れの種類は、水溶性と油性があります。染みを落とすためには、汚れのタイプを見極めることが大切です。染みに合う対処法を行うことで、家庭でも簡単に絨毯をきれいにすることができますよ。

1-1.水溶性の染み

水溶性の染みは、水に溶ける汚れのことです。比較的簡単に落とすことができる汚れで、食品による食べこぼしなどが代表的でしょう。
ジュース・牛乳・醤油(しょうゆ)・ソース・コーヒーなどが挙げられます。落ちにくいと思われている墨汁の染みも水溶性の汚れです。水溶性の汚れは、水を使ってきれいにできます。
醤油(しょうゆ)やソースなど色の濃いものは、なるべく早めに落とすことが大切です。時間が経過して落としにくい汚れになる前にきれいにしましょう。

1-2.油性の染み

水では落とすことができないのは、油性の汚れです。油分を含むマヨネーズ・油性マジック・クレヨン・マニキュアなどが代表的でしょう。卵も油性汚れにあたります。
油性汚れの特徴は、水に馴染(なじ)まないことです。水と洗剤だけでは取り除くことが難しく、家庭にあるベンジン・除光液などを併用するといいでしょう。

1-3.見極めが難しい汚れ

時間の経(た)った染みは、水溶性か油性か判断が難しいことがあります。染みができた理由もわからないことがあるはずです。判断が難しい場合、濡(ぬ)らした雑巾を染みにあててみてください。雑巾に汚れが付着するようなら、水溶性の汚れである可能性が高いでしょう。
水溶性の汚れを落とす方法を試し、染み抜きができなかったら油性の汚れ落としを試してみてください。

2.カーペットの染みを取る方法

淡い色合いのカーペットほど、染みが目立って気になりますよね。慌てて拭き取ろうとして、染みを広げてしまったことはありませんか?染みは適切な方法を用い、落ち着いて対処してください。

2-1.中性洗剤を使って汚れ落とし

水溶性の汚れは、中性洗剤を使って落としましょう。洗剤を使う前に乾いた雑巾で汚れを吸い取ってください。吸い取るときにこすると汚れが広がってしまいます。乾いた雑巾に汚れがつかなくなるまで吸い取りましょう。なるべく染みを残さないための大切なポイントです。
ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、雑巾に浸(ひた)して叩(たた)くように吹いてください。何度か繰り返してきれいになります。頑固な汚れは、ブラシを使って叩(たた)いてみましょう。

2-2.ベンジンや除光液を使った方法

油性汚れには、ベンジンや除光液がおすすめです。まず、乾いた雑巾で汚れを吸い取ってください。水をかける・こするのは厳禁です。汚れが広がり、落としにくくなってしまいます。汚れを吸い取った後、ベンジンか除光液を乾いた布に含み、叩(たた)くように外側から内側に向かって落としていきましょう。
ベンジンと除光液を使うときは、火気に十分注意してください。引火し、火災などの事故に発展する恐れがあります。

2-3.重曹や小麦粉を使う

食品として安全だとされている、重曹や小麦粉を使った染み取りも試してみてください。実際に専門業者でも行われている方法で、きれいな状態に戻すことができます。
染みの部分に小麦粉か重曹をかけ、濡(ぬ)らした雑巾を固く絞って拭き取ってください。雑巾のきれいな部分に変えて、汚れが見えなくなるまで拭きます。汚れがなくなったら、ドライヤーの風をあてて乾かして完了です。

2-4.血液汚れはどうする?

突然のケガや鼻血などで、カーペットに血液が付着してしまうことがあります。血液がついた直後なら落としやすいのですが、時間が経過したものは落ちにくくなってしまうので注意が必要です。
カーペットの下に乾いた布を敷き、汚れが下へ染み込むように処理していきます。70〜80℃の湯に中性洗剤を溶かし、布に浸(ひた)して叩(たた)いていきましょう。こすらず、叩(たた)くようにしてください。
中性洗剤で落ちない場合、キズ消毒に使うオキシドールを吹き付けて叩(たた)くと落ちます。血液汚れを落とす専用洗剤も販売されていますので、ぜひ活用してみてください。酸素系漂白剤を薄めて使う方法もおすすめです。

2-5.臭いが気になる犬の尿

ペットのいる家庭では、犬の粗相に悩まされることがありますよね。犬の尿は臭い残りが気になり、徹底的な掃除が必要です。尿が広がらないように注意しながら、乾いた雑巾かトイレットペーパーでしっかり吸い取ってください。吸い取る工程がとても大切で、臭い残りがなくなります。
吸い取らなくなったら、70〜80℃の湯を尿のあった場所に少しかけ、再び乾いた雑巾で湯を吸い取っていきましょう。最初に使った雑巾は使わず、きれいな雑巾を使うようにします。湯をかけて拭くという作業を2〜3度繰り返し行うと効果的です。
消臭対策として、染み抜き後に重曹をかけて掃除機で吸い取るといいでしょう。ペット用消臭剤も使えます。
犬の尿はきちんと消臭対策をし、室内に嫌な臭いが残らないようにしておくことが大切です。

3.カーペットの処分方法

染み抜きをしても取り除(のぞ)けない汚れがある・臭いがひどい・染みの範囲が広いなどの場合、処分を考えることもあるでしょう。カーペットや絨毯は大きく重量があり、捨て方が難しいものです。
カーペットや絨毯の処分は、素材によって分別が異なります。合成繊維でできているもの・滑り止め加工を施しているものは、不燃ゴミとして扱われることが多いのです。天然繊維のものでゴミ袋に入るサイズは、可燃ゴミとして処分できます。
一方、大きなサイズのものは粗大ゴミとして処分しなければならず、自治体へ事前に申し込んで決められた日時に捨ててください。粗大ゴミとして処分するときの注意点は、ハサミで30〜40cmにカットしてバラバラにならないよう固定しておくこと。重量もあり、運びにくいカーペットや絨毯は、コンパクトにして捨てるようにしてください。

4.まとめ

カーペットや絨毯の染み抜きについてご紹介しました。

  • 取れる染みと取れない染み
  • カーペットの染みを取る方法
  • カーペットの処分方法

汚れには、水溶性の汚れと油性の汚れがあります。水溶性の汚れは水と中性洗剤できれいにでき、油性の汚れはベンジンや除光液を使うようにしてください。汚れを広げないよう、叩(たた)いて落とすことがポイントです。
臭いが気になる犬の尿が付着した場合、乾いた布でしっかり吸い取った後に70〜80℃の湯を2〜3回かけて汚れを取り除(のぞ)きましょう。仕上げに重曹をかけ、掃除機で吸い取ると消臭対策もできます。
染み抜きができなかった場合の処分方法は、天然繊維なら可燃ゴミ、合成繊維なら不燃ゴミに分別され、大きいサイズは小さくカットしてまとめてから粗大ゴミとして捨てるようにしてください。 

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