ウイスキーの保管にお悩みの方へ! ~最適な保管方法4つのポイント~

香り高く味わいも深いウイスキーは、グラスにそそいでゆっくりと琥珀(こはく)色の輝きを楽しむのがぴったりの「大人のお酒」です。ウイスキーにはさまざまな種類があり、リーズナブルなものから高価なものまで幅広くそろっています。そんなウイスキーを愛飲する人にとって共通のお悩みといえば「どうやって保管するのが一番いいのか」ということでしょう。高価なウイスキーは時間をかけてじっくり楽しみたいのですが、保管方法が悪いとせっかくの香りや味が逃げてしまいます。そこで、ここではウイスキーの保管に関してのお役立ち情報をご紹介しましょう。

  1. ウイスキーの保管について
  2. ウイスキーの保管のコツ
  3. ウイスキーの保管~トランクルームの活用~
  4. トランクルームの業者選びについて
  5. ウイスキーの保管~よくある質問~

この特集を読むことで、大切なウイスキーをどのように保管すればいいのかがおわかりいただけます。ウイスキーの香りや味をキープするために、ぜひ参考にしてください。

1.ウイスキーの保管について

お酒は、種類によって冷蔵庫で冷やす、冷暗所に置くなどして保管するのが一般的です。では、ウイスキーはどのように保管すればいいのでしょうか。ここでは、賞味期限や正しい保管方法、気を付けるポイントなどをご紹介します。

1-1.ウイスキーの保管について

そもそも、ウイスキーには賞味期限はあるのでしょうか。ウイスキーはアルコール度数が高い(42~43度)ので「品質が安定しているお酒」といわれています。そのために、正しい保管状態で未開封であれば、長い間品質を保つことが可能なのです。ボトルに詰めてから30年以上経過している「オールドボトル」が根強い人気を保っているのも、ウイスキーの寿命の長さを物語っています。年月がたっても体に支障をきたすような変質はしないために、法律でも賞味期限の記載は義務付けられていないのです。また、ウイスキーの水割り缶も、ボトルと同様に保存状態がよく未開封であれば長期間品質をたもてます。こちらにも賞味期限は記載されていません。

1-2.開封後の保管場所は?

開封後のウイスキーを保管するときは、まず、キャップをしっかりと閉めてください。そして、直射日光が当たる窓際や家具の上などに置くのは避けましょう。湿気や強い匂いを放つ場所も避け、冷暗所に「立てて」保管してください。冷蔵庫は、ほかの食品の匂いが移ったり冷え過ぎたりするのでおすすめはできません。ただし、ウイスキーの水割り缶は冷蔵庫で冷やしたほうがおいしくいただけます。

1-3.ウイスキーの保管で気を付けるポイント

ウイスキーはきちんと保管すれば、未開封でも開封後でもおいしく味わうことができます。そのためには、保管環境に十分気を付けたいものです。温度・湿度・紫外線・開封後は空気に触れないようにするなど気を配りましょう。それぞれの詳細は、後の項でご紹介します。

1-4.ウイスキー保管のコツ

ウイスキーは、未開封であれば長期間品質が変わらないお酒です。しかしながら、1度開封したら保管は未開封のときよりも気を付けなければいけません。高価なウイスキーの場合は、少しずつ飲んでゆっくりと楽しみたいものですができるだけ早く飲むほうがいいでしょう。開封後2~3日は味に変化はありませんが、1週間以上たつと徐々に味が変化してきます。香りや味わいが衰えないうちに飲み切ったほうがいいでしょう。

温度・湿度・紫外線などに気をつけて保管をすればいいんですね。
年月がたっても体に支障をきたすような変質はしませんが、良い状態を保つためには気を配る必要があるのです。

2.ウイスキーの保管のコツ

「1.ウイスキーの保管について」で、ウイスキーを楽しむためには保管方法に気を付けることが何よりも大切なことがおわかりいただけたでしょう。そこで、ここでは具体的な方法をご紹介します。

2-1.ウイスキーの保管~理想の環境とは~

ウイスキーは、アルコール度が高く品質は安定しているとはいえども、デリケートな部分もあります。保管するときの「理想の環境」とは、どのようなものなのでしょうか。

2-1-1.温度

ウイスキーの保管は、温度の高い場所や温度変化が激しい場所は禁物です。

  • 直射日光が当たる窓際や家具の上
  • 日当たりのいい室内
  • ガスコンロや暖房器具のそば
  • エアコンの温風が直接当たる場所
  • テレビやパソコンなど使用中に熱を持つ家電のそば

以上の場所は避けてください。家の中で一番暗く涼しく温度が一定している場所を探しましょう。クローゼットや押し入れ、食器棚やサイドボードの中などが向いています。しかしながら、「1-2.開封後の保管場所は?」で触れたように、冷蔵庫での保管はウイスキーが冷え過ぎるのでおすすめできません。

2-1-2.湿度

蒸留所内のウイスキーを貯蔵・熟成する場所は、水分の蒸発を防ぐために湿度が高くなってます。湿度はウイスキーの味わいに大きくかかわっているのです。けれども、ボトルに詰められたウイスキーを開封した後は、湿度の多い場所に保管するのは避けてください。未開封のウイスキーも避けたほうがいいでしょう。

2-1-3.紫外線

基本的に、ウイスキーに限らず酒類を日差しが当たる場所で保管するのは厳禁です。温度が上がるのはもちろんですが、紫外線もウイスキーが劣化する原因になります。紫外線は、分厚く濃い色のボトルでも貫通して中身に悪影響を及ぼすのです。直射日光はもちろんのこと、太陽の日差しだけで十分に明るい室内に置くのもやめましょう。

ウイスキーが入っている外箱は頑丈にできていますが、強度だけではなく光をさえぎる効果もあるのです。開封前も開封後も外箱に入れたまま保管するほうがいいでしょう。

2-1-4.匂い

「暗くて涼しい場所」と聞いて冷蔵庫の野菜室にウイスキーを保管する人もいます。けれども、「2-1-1.温度」でも触れたように、野菜室でも冷え過ぎてしまうのでおすすめできません。そして、ウイスキーは強い匂いを放つ場所での保管は禁物です。ネギやにんにく、玉ねぎなど匂いの強い野菜は香り成分が移る可能性があるので避けてください。また、クローゼットの中でウイスキーを保管する人もいますが、防虫剤などは一緒に置かないようにしましょう。

2-2.ウイスキーのおすすめ収納・保管方法

ウイスキーはどのような収納・保管をすればよいのでしょうか。ぜひ、試していただきたい方法をご紹介します。

2-2-1.樽

蒸留所では、さまざまな種類の木を使用した樽を使いウイスキーを熟成させています。木の個性と樽の内面処理によって香りや味が異なるウイスキーができるのです。樽は保管方法としては最適でインテリアとして雰囲気もいいために、以前は酒造メーカーが樽売りのウイスキーを取り扱っていました。

現在では「ミニ樽」と呼ばれる木製の樽が販売されています。1リットル~5リットルサイズがあり、個人のウイスキーファンからバーやレストランなどでも使用されているのです。ミニとはいっても構造は本格的で、内部を焼いた処理を施しています。好みのウイスキーを入れると、木の成分が溶け出して独特の香りと味を楽しめるのです。変化していく様子と雰囲気を楽しむなら、樽で保管するのがおすすめでしょう。樽入りのウイスキーは、高温多湿の場所を避け、できるだけ光が当たらない涼しい場所に置くようにしてください。

2-2-2.箱入り

ウイスキーは基本的に外箱付きで販売されています。厚手の紙製から重厚な雰囲気の木箱まで、価格によってさまざまな種類があるのです。もともと、ウイスキーの外箱や化粧箱は、光や匂いなどを遮断するように作られています。購入後すぐに箱を捨ててしまう人もいますが、ウイスキーの品質を保つためには外箱に入れたまま保管するのが一番です。箱に入れると少し場所を取ってしまうのが難点ですが衝撃から守ってくれるのもメリットでしょう。また、横に寝かせずに必ず立てて置くようにしてください。

2-2-3.アルミシートやアルミホイル

ウイスキーを外箱に保存するときに、より完璧な紫外線対策を施すなら市販のアルミシートやアルミホイルを使用するのもおすすめです。ボトル全体にぐるぐると巻き付けるか、箱の内側にカットしたものを貼り付けてください。

2-2-4.パラフィルム

ウイスキーを開封した後は、きっちりとフタをすることが大切です。けれども、どうしてもボトルとキャップの間にわずかなすき間はできてしまいます。この部分からアルコールが蒸発したり、外の空気が侵入したりすることを防ぐのが「パラフィルム」です。

パラフィルムは、フタ付きの容器を長期間保管するときに湿気や空気が侵入するのと防ぐため、主に実験室などで使用しているフィルムになります。テープ状になっているので使いやすく、値段も3,000~4,000円ほどと手頃なのでバーやレストランでも使用されているのです。ボトルキャップとボトルのつなぎ目に巻くことで、ウイスキーの香りや味が飛ぶのを防ぎます。パラフィルムを巻くときには、少し引っ張るようにしながらていねいに密着させて巻き付けてください。巻き付けた後は、箱に入れて立てて保存しましょう。

2-2-5.オールドボトルの注意点

「オールドボトル」とは、少なくとも10年以上経過したウイスキーで、現在は販売終了になっているものを指します。ウイスキー愛好家に人気がありますが、キャップの気密性が高くないので保管には十分に注意してください。高温の場所に置くと未開栓でも中身が蒸発してしまいます。パラフィルムで栓の部分を密閉してから、ケースや箱に入れて冷暗所で保管することが大切です。オールドボトルは高価なのでじっくりと楽しみたいところですが開封後はできるだけ早く飲むほうがいいでしょう。

2-3.ウイスキーをしまう前に気を付けること

自宅でウイスキーを飲むときには、どんなに酔っぱらっても寝る前に後片付けは忘れないでください。暖房が効いている部屋で栓を開けたまま朝まで放置すると味も香りも逃げてしまいます。面倒でも、きちんと栓を閉めて箱の中に入れ保管していた冷暗所に戻してください。

2-4.ウイスキー保管時に気を付けること

「2-1.ウイスキーの保管~理想の環境とは~」でご紹介したように、ウイスキーは高温・多湿・紫外線・匂いに気を付けて保管することが大切です。そして、もうひとつ忘れてはいけないのが地震対策になります。バーなどでウイスキーやブランデーが棚の上に並べられていることが多いせいか、家具の上のほうにボトルを並べている人も少なくありません。けれども、震度の強い地震の場合、床に落ちて割れてしまう危険性が高くなります。ガラスボトルが割れると、お酒がだめになってしまうだけではなく破片を拾い集めるのに苦労するでしょう。高価なお酒ほど目立つ場所に飾りたくなりますが、ウイスキーは箱に入れたまま、できるだけ「低い場所」に保管するようにしてください。

ウイスキーにとって理想の環境が詳しくわかりました。
目立つ場所に飾りたい気持ちを抑えて箱の中に入れ冷暗所に保管しましょう。

3.ウイスキーの保管~トランクルームの活用~

ウイスキーの保管場所にお困りの人におすすめなのが、トランクルームです。ここでは、トランクルームの基礎知識や利用の仕方などをご紹介しましょう。

3-1.トランクルームとは

最近、便利な収納場所として注目されているのが「トランクルーム」です。トランクルームとは、普段使用しない品物を預けることができる「貸しスペース」になります。ひとくちにトランクルームといってもさまざまな種類があり、運営会社によって「レンタル収納スペース」「レンタルコンテナ」などと呼ぶこともあるのです。

以前はトランクルームというと、屋外の敷地内に輸送用コンテナを積み上げ、レンタルしている「屋外型トランクルーム」が主流でした。しかしながら、最近はビルのフロアをパーティションで間仕切りして、小部屋のような収納スペースを提供している「室内型トランクルーム」も増えています。

3-2.トランクルームはどんな人におすすめ?

トランクルームは自分の家に収納できないものを一時的に預けることができる便利なシステムです。どんな人におすすめなのでしょうか?

3-2-1.一時的に荷物を預けたい人

  • 家をリフォームする
  • 転勤や長期の海外出張で、今住んでいる部屋を引き払う
  • 賃貸物件の退去日が迫っているのに引っ越し先が決まらない
  •  一人暮らしの親が介護施設に入居するがすべての荷物は収納できない
  •  引っ越し先の部屋に荷物がすべて収納できなかった

上記のような理由で、数週間~数か月単位で一時的にまとまった荷物を預けたい人にはトランクルームが便利でしょう。また、賃貸物件に一人暮らしをしていた親が亡くなった場合、すぐに退去が必要です。そんなときに、ご遺族が遺品整理や形見分けが終わるまでの間トランクルームを利用するケースもあります。

3-2-2.クローゼットのように普段使いしたい人

家には収納しきれないものを収納するクローゼットとして、気軽にトランクルームを「普段使い」する人も増えてきました。

  • オフシーズンの衣類や靴
  • 布団などの寝具やオフシーズンのインテリア用品(冬のラグや夏のすだれなど)
  • たまにしか使用しないスポーツ用品
  • こいのぼりやひな人形、クリスマスツリーなど年に1回しか使用しない道具
  • 仕事道具や資料、書類
  • 楽器や趣味の道具
  • 書籍やDVD、CD

また、趣味の絵画や美術工芸品、ワインやウイスキーなどの酒類を収納する場所として利用する人もいます。

3-3.トランクルームのメリット

トランクルームのメリットとして一番に挙げられるのが、置き場所に困るものや収納できないものを気がねなく保管できることでしょう。処分できないもの・大切なもの・普段は使用しないものなどを収納できるので広々と部屋を使えます。また、小さなお子さんがいるご家庭では、子どもに触られたりいたずらされたりしたくないものもたくさんあるでしょう。トランクルームなら、子どもから隔離して安全に保管することができます。

3-4.ウイスキーの保管に向いているトランクルームとは

「2-1.ウイスキーの保管~理想の環境とは~」でご紹介したように、ウイスキーは保管場所を選びます。そこで、理想的な場所が家の中にない、ボトルの数が多いので収納しきれないという人にはトランクルームでの保管がおすすめです。

最近は、トランクルームをお酒の「セラー(貯蔵庫)」として使用する人も増えてきました。ウイスキーの保管に向いているのは、室内型トランクルームです。ビル内で個室になっているタイプなら、天候の影響を受けることなく品物を出し入れできます。空調設備や衛生管理、セキュリティー面も万全なトランクルームなら、高価なウイスキーを保管できる理想の場所といえるでしょう。

3-5.ウイスキーをトランクルームで保管するときの注意点

トランクルームにウイスキーを保管するときには、そのまま無造作に置かないで「2-2.ウイスキーのおすすめ収納・保管方法」でご紹介した対策をしてください。未開封でもパラフィルムを栓の回りに巻き付け、アルミホイルで包み箱に入れれば完璧でしょう。また、棚がある場合は箱のまま立てて置かず、丈夫なケースや箱などに入れてから置くほうが地震対策になります。上段ではなく下段に置いてください。

トランクルームはウイスキーの保管に向いているんですね。
天候の影響を受けない室内型トランクルームを選ぶようにしてください。

4.トランクルームの業者選びについて

トランクルームを利用するにあたり、どのようなことを基準に業者を選べばいいのでしょうか。

4-1.業者選びのポイント

大切なウイスキーの保管場所としてトランクルームを利用するときには、借りる前に以下のようなことをチェックしてください。

  •  空調管理が万全
  • セキュリティー面で安心できる
  •  自分の家に近い場所にある
  •  駅や駐車場が近い

などが基準になります。また、「図面だけではどれくらいの荷物を収納できるかわからない」という人も多いでしょう。信頼のおける業者の場合は現地見学ができるのです。アルファトランクの場合は事前に予約をすれば見学が可能となっています。

4-2.トランクルーム使用の流れ

トランクルーム業者はいろいろあり、業者によって契約の形態も異なります。一例としてアルファトランクの「お申し込みから契約までの流れ」をご紹介しましょう。

  1. お客さまが電話かメールフォームで申し込みをする
  2. 会社から、お客さま宛てに「申込書」と「契約にあたっての確認事項」の書面が送られる(メールまたはFAX)
  3. お客さまは、必要事項を記入した申込書と本人確認書類を返送する(メールまたはFAX)
  4. 担当者よりお客さまに確認の連絡をする
  5. 会社から精算書が送られてくる(メールまたはFAX)
  6. お客さまが5の金額を入金する
  7. 会社は入金確認後、「トランクルームの鍵・契約書・口座引き落とし」を宅配便でお客さまに送る
  8. お客さまは、7に同封してある返信用封筒に、「契約書1部」と「口座引き落とし依頼書」「本人確認書類のコピー(※)」を入れて返送する

※ 本人確認書類:個人の場合は運転免許証・パスポート・健康保険証・住民票・住民基本台帳カードなど。法人の場合は商業登記簿謄本(3か月以内のもの)・代表者の身分証明書

4-3.トランクルームの利用料金

トランクルームは、基本的にどの業者でも月額制となっています。そして、利用料金は場所や広さによって異なるのです。アルファトランクの例を挙げてみましょう。

  • 日本橋:面積0.6帖(じょう)(間口1,000ミリ×奥行き910ミリ×高さ2,050ミリ)で10,152円(税込み)
  • 神宮前:面積0.6帖(じょう)(間口1,000ミリ×奥行き1,000ミリ×高さ2,250ミリ)で15,552円(税込み)
  • 板橋本町:面積0.5帖(じょう)(間口900ミリ×奥行き900ミリ×高さ2,000ミリ)で6,150円(税込み)
  • 日吉:面積0.5帖(じょう)(間口900ミリ×奥行き900ミリ×高さ2,250ミリ)で6,696円(税込み)

出入りしない場合は、都心から離れた場所を利用するほうが料金はお得です。

4-4.トランクルーム利用の注意点

ウイスキーのセラーとしてトランクルームを利用するときには、ほかにあれこれと荷物を置かずにウイスキーだけを置くほうが管理がしやすくなります。本数が多い場合は、自分でラックを設置して酒屋さんが使用しているような丈夫なケースに入れて保管するほうがおすすめです。どのケースに何のウイスキーを収納したか一目でわかるように、ケースに入れたら写真を撮りメモを添えてケースの正面に貼っておくと簡単に見つけることができます。

業者選びの基準がわかりました。現地見学ができるところもあるんですね。
信頼のおける業者であれば見学の予約を受け付けているでしょう。実際に確認してから契約することをおすすめします。

5.ウイスキーの保管~よくある質問~

5-1.コルク栓ウイスキーの保管

Q:コルク栓の上等なウイスキーをいただきました。保管で気を付けることはありますか?

A:基本的には「2-2.ウイスキーのおすすめ収納・保管方法」でご紹介した方法で保管してください。けれども、コルク栓の場合は長期保存で収縮する可能性があります。コルクと瓶(びん)の間にすき間ができ中身が蒸発することもあるのです。できれば早めに飲むことをおすすめします。また、ワインの場合は横にして保管しますがウイスキーのコルク栓はワインよりもゆるくできているため横置きにすると中身が漏れる可能性があるのです。必ず立てて置いてください。

5-2.10年以上前のウイスキーについて

Q:親の家を整理していたときに、押し入れからウイスキーが出てきました。現在では生産中止になっている製品です。10年以上前の古い製品なのですが飲んでも大丈夫か迷っています。

A:ウイスキーはアルコール度が高い蒸留酒です。保管状態がよければ品質も安定しているので飲んでもかまいません。ただし、押し入れがどのような状態であったかにもよります。高温・多湿・防虫剤やカビの匂いがするなどの場合、品質が劣化している可能性もあるのです。開封してから透明なグラスに移し、色・香り・沈殿物の有無などを確かめた上で、味見をし判断したほうがいいでしょう。

5-3.別の容器に入れても大丈夫?

Q:残り少なくなったウイスキーは、ほかの容器に移し替えてもいいですか?

A:ウイスキーはできるだけ空気に触れないほうがいいので、密閉性の高いガラス瓶(びん)などに移し替えるのもいいでしょう。スキットルというウイスキー用の金属製水筒もおすすめです。どちらにしても、移し替えた後はできるだけ早めに飲み切ってください。

5-4.トランクルームでウイスキーを保管したい

Q:ウイスキーがたくさんあるのでトランクルームをセラーとして借りようと思います。申し込みをしたらすぐに利用できるでしょうか。

A:業者によってシステムは異なります。アルファトランクの場合は入金確認が取れた翌日から利用可能です。お客さまに宅配便で鍵を送りますので到着しだいご利用ください。

5-5.未開封と開封したウイスキーの保管

Q:家から近い場所にあるトランクルームをウイスキーセラーとして使用したいのですが、未開封と開封済みと両方置いても大丈夫ですか。

A:大丈夫ですが、基本的に開封後のウイスキーは味や香りが飛ぶ前にできるだけ早く飲んだほうがいいでしょう。「2-2.ウイスキーのおすすめ収納・保管方法」でご紹介したように、密封・紫外線対策をして保管してください。収納するときには開封したウイスキーが取り出しやすいように手前に置きましょう。開封した日にちを外箱の目に付く場所に書いておくと飲む順番の目安になります。

保管について聞いておきたかったことがわかって安心しました。
せっかくのウイスキーをダメにしてしまわないように、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。お悩みだったウイスキーの保管について解決策を見つけていただけたかと思います。ウイスキーはアルコール度数が高いので長期間品質が安定し、味や香りが変わらないのが魅力です。けれども、そのためには置き場所や保管方法などには十分に気を配ることが必要となります。ウイスキー愛好家としては、手間を惜しまずに正しい保管をしたいものですね。

また、家の中で最適な保管場所が見つからないときには、トランクルームがおすすめになります。空調設備やセキュリティーがしっかりしている室内型のトランクルームは、安定した温度や暗く静かな場所を好むウイスキーを保管するには最適の場所といえるのです。今や、トランクルームは「不要なもの置く場所」から「大切なものを預ける場所」へと進化しています。ウイスキーを最高の状態で楽しめるように、ご自分に合った場所を見つけてください。

トランクルームで収納不足の悩みを解決!