押し入れのカビ対策をチェック! カビが生える原因や掃除する方法も

「掃除しても押し入れにカビが生えてくる」「どうすればカビを未然に防ぐことができるのか?」など、押し入れのカビ対策で悩んでいる方は多いでしょう。カビを防ぐためには、なぜ押し入れにカビが生えるのか原因をしっかりと把握しておく必要があります。

そこで、本記事では、押し入れにカビが生える原因やカビ対策などについて詳しく説明しましょう。

  1. 押し入れにカビが生えやすい原因は?
  2. 押し入れのカビを掃除する方法
  3. 押し入れのカビ対策を紹介
  4. 押し入れのカビ対策に関してよくある質問

この記事を読むことで、押し入れに生えたカビの掃除方法も分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.押し入れにカビが生えやすい原因は?

最初に、なぜ押し入れにカビが生えやすいのか、主な原因をチェックしておきましょう。

1-1.湿気が溜まりやすい

押し入れはずっと扉を閉めたままの状態ですので、中に湿気がこもりやすくなっています。湿気はカビが繁殖しやすい原因の1つです。カビは気温が25~30℃、湿度が70%以上、ホコリや汚れなどの栄養分がそろった場所で繁殖しやすいといわれています。押し入れの中は湿度がこもりやすく、閉めたままの状態ですので温度も高くなるでしょう。加えて、ホコリも積もりやすい場所ですので、カビの発生条件がそろっています。

1-2.ものを詰め込みすぎている

押し入れがギュウギュウになるほど、たくさんのものを詰め込みすぎていませんか? ものを詰め込みすぎているのも、カビが発生する原因の1つです。たとえば、布団や衣類などがぎっしり収納されている状態は、風のとおりが悪く空気と湿気がこもりやすくなります。また、湿気が溜まると水分を含んでしまい、そこからカビが発生しやすくなるのです。押し入れの収納は、できるだけゆとりを持たせることがカビ対策にもつながります。

1-3.結露の発生が原因になることも

湿気はカビの発生原因ですが、冬場は湿気がこもらないので安心と思っている方は多いでしょう。確かに、冬場は乾燥しやすく、湿気は夏場よりもこもりません。けれども、冬になって注意しなければならないことがあります。それは、結露の発生です。押し入れの中でも、空気との温度差によって結露が発生することがあるでしょう。さらに、押し入れ内に発生した結露は気づきにくく、発生した水分をそのまま長い間放置してしまうことになります。その結果、冬場でも押し入れの湿度が高くなり、カビが発生しやすくなるというわけです。冬場は湿気がこもらないからといってカビ対策を怠ると大変なことになるので注意しましょう。

2.押し入れのカビを掃除する方法

ここでは、押し入れのカビを掃除する方法とポイントについて説明します。

2-1.まずは荷物を全部外に出す

押し入れの中に発生したカビを掃除する際、まずは中にある荷物をすべて外に出しましょう。中の荷物を全部外に出さなければ、掃除がしにくくなってしまいます。また、カビの胞子が荷物に付着し、掃除をしても再びカビが発生する恐れがあるので注意しなければなりません。荷物を取り出す際は、1つずつカビが生えていないかチェックしてください。すでに、カビが生えている荷物があれば、それぞれの荷物に発生したカビを除去する必要があります。カビが生えた荷物を中に収納してしまうと、再度カビが発生する原因になるからです。

2-2.消毒用エタノールでカビを拭き取る

すべての荷物を外に出したら、カビを消毒用エタノールで拭き取りましょう。消毒用エタノールは100円均ショップでも気軽に購入できますし、殺菌効果が非常に高い特徴があります。もともと、エタノールにはカビのタンパク質を分解する成分が含まれているので、カビを死滅させることができるのです。カビが発生している箇所に直接、消毒用エタノールを吹きかけ、固くしぼったタオルなどを使って拭き取ってください。消毒用エタノールを使ってもなかなか取れない頑固なカビは、塩素系漂白剤を使うといいでしょう。塩素系漂白剤を使用する際は、直接吹きかけてはいけません。スポンジにつけてこすったり、水に溶かした漂白剤を使用したりするのがポイントです。

2-3.カビ取りの後は十分に乾かす

カビを取り終わったら、押し入れの中を十分に乾かしてください。乾く前に荷物を中に戻してしまうと、再びカビが発生することになってしまいます。生乾き状態は湿気が発生しやすい環境になっているため、しっかりと乾かすことが大切です。乾かし方としては、押し入れの扉を開けたままにして、扇風機やサーキュレーターなどで風を送り込むといいでしょう。その際は、部屋の窓を開けて換気をするとなお効果的です。ただし、雨の日に乾かすと余計に水分を吸収してしまう恐れがあるため、カビ取りは晴れの日に行ってください。

2-4.ひどいカビはヤスリで削る

中には、消毒用エタノールや塩素系漂白剤を使っても、なかなか取れないカビがあるでしょう。そんなときは、ヤスリで削る方法がおすすめです。押し入れの多くは木材でできているため、ヤスリで簡単に削ることができます。ホームセンターなどで紙ヤスリが販売されているので、一度試してみるといいでしょう。ただし、押し入れの壁は薄い傾向があるため、力を入れすぎるのはNGです。力加減を調節しながら、ゆっくりとヤスリで削りましょう。なお、賃貸物件の場合は削る前に必ず管理会社や大家に相談する必要があります。相談せずに削ってしまうと、退去時に費用を請求されかねないので注意が必要です。

2-5.押し入れの張り替えも

最悪な場合、押し入れを張り替える方法があります。ヤスリで削ってもカビが除去できない場合は、カビの根が押し入れの床・壁に奥深くまで根づいている恐れがあるでしょう。押し入れの床板は張り替えることができるため、新しくすることをおすすめします。カビが深刻な状態では掃除をするにも手間と時間がかかってしまいがちです。新しい床板に張り替えることができれば、カビを掃除する手間が省け、カビによる悪臭も解決できるでしょう。

3.押し入れのカビ対策を紹介

それでは、押し入れのカビ対策をいくつか紹介しましょう。

3-1.カビ対策の鉄則は換気・除湿・掃除

カビ対策で必ず押さえておきたいポイントは、鉄則ともいえる換気・除湿・掃除の3点です。前述したように、カビは湿気やホコリなどが原因で繁殖します。つまり、換気・除湿・掃除の3点を押さえておけば、カビの発生が抑制できるというわけです。天気が良い日に窓を開けて換気を行い、押し入れの扉も開けて空気を入れ替えましょう。こまめに押し入れの中を掃除したり、除湿のために整理整頓をしたりすることも大切です。風がとおりやすくなるように、スノコを押し入れ内に敷くのもおすすめの方法となります。

3-2.中にものを詰め込みすぎない

前述したように、中にたくさんのものを詰め込みすぎてしまうと、風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。今、押し入れの中を見て、ギュウギュウになっているのなら整理整頓を心がけましょう。押し入れの中に収納しているものには、要らないものや使っていないものもあるはずです。必要ないものは処分して、中身に余裕を持たせてください。また、カビは上段よりも下段のほうが発生しやすい傾向があるため、カビやすいものは上段に収納するのもポイントです。下段には、プラスチックの衣装ケースといったカビが発生しにくいものを収納しましょう。

3-3.除湿機や除湿剤を活用する

押し入れ内の湿気がどうしても気になる方は、除湿機や除湿剤を活用する方法がおすすめです。除湿機は値段が高いイメージがありますが、数千円で購入できるモデルもあります。常に稼働させるよりも、気になったときや梅雨の時期など換気ができないときに活用するのがポイントです。また、除湿剤(吸湿剤)を押し入れ内に設置するのもカビ対策になるでしょう。吸湿剤は押し入れ内の湿気を吸い取り、湿度を下げてくれる効果があります。特に、布団や衣類を収納している場合は、それらが湿気を持ち込む恐れがあるので設置しておくといいですよ。

3-4.カビ臭の対策には重曹と備長炭がおすすめ

カビが発生すると、嫌なにおいが気になるのも問題点です。カビ臭さが気になるという方は、重曹または備長炭を使うといいでしょう。どちらとも嫌なにおいを消す力があります。重曹の場合は空き容器に粉状の重曹を入れて、口を開けたまま押し入れ内に設置してください。重曹は吸湿効果も期待できるため、しばらくすれば固まり、1~3か月程度でにおいが消えるでしょう。備長炭の場合も重曹と同じく、押し入れの中に設置するだけで消臭効果が期待できます。効果が薄れてきたと感じる際は、備長炭を水で洗った後、沸騰したお湯に入れて10分ほど煮て沸騰させてください。天日干しで2~3日乾かせば、再度使うことができます。

4.押し入れのカビ対策に関してよくある質問

押し入れのカビ対策に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.除湿シートはカビ対策として使えるか?
A.使えます。除湿シートは手軽に購入できるアイテムですし、押し入れの中にただ敷いておくだけで何の手間をかける必要もありません。中には、カビ対策として、スノコと布団の間に除湿シートを挟み、活用している方もいます。除湿シートを使えば、押し入れの木材だけでなく、押し入れに収納するものの除湿効果も期待できるでしょう。カビ対策で悩んでいる方は、除湿シートの活用がおすすめです。

Q.カビが生えやすい収納の仕方は?
A.床にそのままものを置くことです。直接床にものを置いてしまうと、押し入れの奥まで空気がとおれなくなってしまいます。その結果、押し入れの奥に空気や湿気が溜まりやすくなってしまうのです。また、押し入れは奥行きがあることが魅力でもありますが、奥までものを収納している状態もNGとされています。壁とものの小さいすき間に湿気が溜まり、カビが発生しやすくなるからです。

Q.衣類はビニールカバーをかけて収納すべきか?
A.クリーニング後には衣類にビニールカバーがかかっていますが、ビニールは通気性が悪いのでかけたまま収納しないほうがいいでしょう。ビニールカバーをかけたまま収納すると、湿気がこもりやすくなってしまいます。また、ドライクリーニング後の衣類には溶剤のにおいが残っているものです。カバーを取り外して風を通してから収納したり、ホコリよけのためにビニールではなく不織布製のカバーをかけたりするといいでしょう。

Q.カビ対策におすすめのアイテムは?
A.除湿シートもおすすめですが、置くタイプの除湿剤やシートタイプ・クローゼットにかけるタイプなどもおすすめです。衣類が収納してある押し入れなら、ハンガーのような形をしている除湿剤を活用するといいでしょう。また、中には天井に貼るタイプもあります。天井に貼るだけで除湿効果が期待できるほか、化学的な成分が入っていないタイプもあるので安心です。押し入れの状態や形などによって使い分けるといいでしょう。

Q.どうしても荷物が捨てられないときの対処法は?
A.どうしても荷物が少なくできない・捨てられないというときは、トランクルームを活用するのも選択肢の1つです。トランクルームは、いわばもう1つの押し入れで、屋内タイプと屋外タイプの2種類があります。衣類や布団などを収納したいときは、空調設備が整っている屋内タイプのトランクルームがおすすめです。月額制で借りることができ、収納するもののサイズや量によって、トランクルームの広さも選ぶことができます。東京都と神奈川県を中心にトランクルームを展開しているアルファトランクでは、屋内のトランクルームが豊富にそろっているので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

押し入れにカビが生えやすい原因は、湿気とホコリが溜まりやすい場所だからです。カビは湿気が溜まりやすく、ホコリのある場所に繁殖しやすい傾向があります。つまり、こまめに掃除したり、押し入れを換気したりすることがカビ対策につながるのです。押し入れにものを詰め込みすぎないことも大切ですが、ほかに荷物を入れるところがないことが理由で、ついつい詰め込んでしまうことが多いのでしょう。そのようなときは、トランクルームを活用するのも選択肢の1つです。月額制ではありますが、気軽に使えるトランクルームもあるので、ぜひチェックしてみてください。

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