押入れのカビ対策とは? 除湿剤を過信するのは危険?

いよいよ梅雨がやってきました。
湿気が高くなり、洗濯物なども乾きにくくなります。
さらに、この季節に怖いのがカビ。
特に、押入れにカビが生えると中にしまってあるものもダメになるかもしれません。
そこで、今回は押入れのカビ対策についてご紹介します。
なぜ、押入れにカビが生えやすいのでしょうか?
また、カビが生えてしまった場合の対策法などもご紹介します。
家の押入れにカビが生えて困っているという方は、ぜひこの記事を読んで対策を立てましょう。

目次

  1. なぜ、押入れにカビが生えやすいのか?
  2. 押入れにカビが生えないようにする対策法とは?
  3. 押入れにカビが生えてしまったら?
  4. おわりに

1.なぜ、押入れにカビが生えやすいのか?

まず始めに、なぜ押入れにカビが生えやすいのかをご説明します。
こんな押入れは要注意ですよ。

1-1.押入れは開かずの間になりやすい?

押入れは、荷物を出し入れする以外は閉めきっているのが普通です。
押入れのふすまが開けっ放しだと、「だらしがない」という感じる方は多いでしょう。
しかし、閉めきった部屋は湿気がこもりやすいですね。
押入れも同じでしょう。
閉めきった部屋は空気が循環しません。
ですから、一度湿度が高くなるとこもった湿気が抜けにくいのです。
また、暖房を使うと押入れの壁は結露が発生しやすいでしょう。
しかし、押入れの壁が結露しても、ものがぎっしりとつまっていれば気づきにくいのです。
つまり、閉めっぱなしで開かずの間と化した押入れほど、カビが発生しやすいでしょう。

1-2.服や布団から湿気が発生

布団は、寝ている間にかいた汗を吸収しています。
服も同じです。
着ている間にかいた汗を吸っています。
そして、服や布団を押入れにしまう人は多いでしょう。
つまり、乾燥した季節であっても、服や布団から常に湿気が発生している可能性が高いのです。
また、服や布団で押入れがぎっしりという場合は空気が循環できません。
ですから、布団から発生した湿気が押入れの中にこもりやすいのです。

1-3.クローゼットでも油断はできない

「うちはクローゼットだから安心」と思っていませんか?
しかし、クローゼットも形が違うだけで構造は押入れと一緒です。
クローゼットの扉も、使うとき以外は常に閉めきっているでしょう。
また、洋服をかけるパイプに服がぎっしりかかっている、というクローゼットも多いと思います。
つまり、クローゼットの中も押入れと同じようにカビが生えやすい場所なのです。

2.押入れにカビが生えないようにする対策法とは?

では、押入れにカビが生えないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、押入れのカビ予防対策をご紹介します。

2-1.定期的に押入れを空(から)にする

押入れの中にものがぎっしりつまっていると、カビが生えやすくなります。
半年に1度くらいで構いませんので、ものの整理を兼ねて押入れを空(から)にしましょう。
そのときに、壁や天井などにカビが生えていないかよく確認してください。
空(から)にした押入れは、半日ほど開け放って空気を循環させます。
これでだいぶ湿気が抜けるでしょう。

2-2.布団や洋服は干す

押入れを空(から)にしている間に、洋服や布団は天日に干しましょう。
特に、アウターや敷き布団はめったに洗えないので念入りに干してください。
天日に干せばだいぶ湿気が抜けるはずです。
ですから、押入れの整理はよく晴れて乾燥した日に行いましょう。
羽毛布団など限られた時期にしか使わないものは、しまう前によく天日に干しておくとよいですね。

2-3.スノコなどを敷いて空気の通り道を作る

湿気がこもりやすい押入れの場合は、スノコなどを利用して空気の通り道を作りましょう。
特に、押入れの下段は湿気がたまりやすいです。
ですから、プラスチックの衣装ケースを入れたり、綿製品などの比較的湿気に強いものを入れたりしましょう。
革や絹製品などを押入れの下段に入れてカビが生えてしまうと、シミになってしまう場合があります。

2-4.湿気防止グッズを過信しない

ホームセンターなどに行けば、押入れの湿気を取るグッズがたくさん販売されています。
除湿(じょしつ)シートや除湿剤を使えば、押入れに充満する湿気をある程度取ることができるでしょう。
しかし、「除湿剤や除湿シートを置けば安心」というわけではありません。
除湿剤を使いながら、定期的に押入れのふすまを明け放して空気を入れ換えましょう。
エアコンをドライにしてかけたり、扇風機で風を送ったりしても効果があります。

3.押入れにカビが生えてしまったら?

では、押入れにカビが生えてしまったらどうしたらよいのでしょうか?
この項では、押入れにカビが生えてしまった場合の対策法をご紹介します。

3-1.荷物をすべて出す

押入れにカビが生えているのを発見したら、まずは荷物を全部出しましょう。
たとえ小さなカビでも、荷物に移っているかもしれません。
また、荷物の下でカビが繁殖している場合もあります。
取りだした荷物は、すべてよく確認しましょう。

3-2.エタノールで消毒する

カビに有効なのは、エタノールです。
薬局で販売されていますので、購入して押入れをすみずみまで消毒しましょう。
カビが生えていないところでも、カビの胞子がついている可能性が高いです。
押入れをすみずみまで拭けば、カビ予防にもなります。
なお、エタノールは引火性の高い物質です。
取り扱う際は、火気を近づけないように注意してください。
エタノールの匂いが気になるという人は、数時間押入れを明け放しておきましょう。
そうすれば匂いは消えます。

3-3.漂白剤や紙やすりでカビを落とす

カビが取れない場合は、漂白剤でカビを取ります。
ただし、材質によっては壁紙や壁材が変色するかもしれません。
まずは目立たないところで試してみて、大丈夫そうならカビに使用しましょう。
泡タイプの方が使いやすいです。
カビに少量吹きつけて、たれてくるようならばキッチンペーパーで押さえます。
20分ほど置けば、カビは消えているでしょう。
後は、固く絞ったぬれぞうきんで漂白剤を拭き取ります。
漂白剤が使えない場合は、目の粗い紙やすりでカビをけずり取りましょう。
カビを取り終わったら、細かい目の紙やすりで表面を整えれば完璧です。
カビの根が深い場合は、けずり終わった後でもう一度エタノールで拭き掃除をするとよいでしょう。

3-4.押入れの板を張り替える

壁や天井一面にカビが生えてしまったという場合は、押入れに使われているベニヤ板を張り替えてしまいましょう。
ただし、賃貸住宅の場合は必ず事前に大家さんや管理会社に連絡してください。
家によっては大家さん負担で押入れを直してくれます。
また、DIYでも押入れの板を張り替えられますが、自信がない場合は無理をせずに業者に依頼してください。

4.おわりに

いかがでしたか?
今回は、押入れのカビ対策についてご紹介しました。
まとめると

  • 押入れはカビが生えやすい。
  • 押入れにカビが生えても気づきにくい。
  • 押入れのカビを予防するためには、押入れの荷物を全部出して空気を入れ換える。
  • カビが生えてしまったら、エタノールや漂白剤で消毒したり除去したりしよう。

ということです。
今は、押入れがない家も多いでしょう。
しかし、この方法はそのままクローゼットにも応用できます。
衣類やバッグにカビが生えると取り除くのが大変です。
また、カビが家の中に生えると病気の原因になります。
ものがぎっしりとつまった押入れやクローゼットでは、カビが生えてもなかなか発見しにくいでしょう。
ですから、定期的な整理も大切です。

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