片付けられない自分とおさらば! ものを捨てる4つの判断基準

あなたの周り、もしくはご自身の部屋でものが片付かなくて困っていませんか?
いつも部屋が片付いていない人を想像してください。そういった人たちには何らかの共通点がないでしょうか。実は、ものを片付けられなかったり捨てることができなかったりする人には共通する心理があります。
この記事では、ものを捨てるとき役に立つ判断基準をご紹介しましょう。

目次

  1. ものを捨てられない心理
  2. ものを捨てる4つの判断基準
  3. 不用品の処分方法
  4. トランクルームを活用する
  5. まとめ

1.ものを捨てられない心理

ものを捨てられない人には共通の心理が働いているものです。この項目では3つに分けて紹介します。

1-1.捨てるのがもったいない

ものが捨てられない人に最も大きく働く心理のひとつ。ものを大事にする心理は大切です。しかし、3か月も使っていない調味料や服がある部屋は整理できていない部屋だと思いましょう。

1-2.物事を先延ばしにする

物事を先延ばしにする人は片付けられない人の代表格です。しかし、この特徴はすべての物事にいえるのではないでしょうか。
あとでやればいい・まだ明日があるという思考が根本にあればいつまでたっても片付けに手が付きません。片付けは自分が納得していればやる必要がないのでものが部屋に溜(た)まってしまいます。

1-3.物事を消化するのが下手

ものを捨てようと思ったときにまだ使える・思い出がある・この状態のほうがいいなど理由を付けてしまい捨てられないことはありませんか。ものを捨てられない人は、何か理由を付けて片付けをしない人が多いです。言い換えると物事に執着してしまう人ともいえます。
物事に執着するクセがある人は、リセットを意識するようにしましょう。まずは、携帯電話の中の不用なメールを捨てることから始めるので構いません。

2.ものを捨てる4つの判断基準

捨てられない人の中にある心理は誰にでもあります。この項目では、迷ったときの判断基準をご紹介。

2-1.持っているものに需要がないか調べる

自分が捨てられないものの中に、リサイクルショップなどで買い取り対象になっているものがないか調べてみましょう。不用なものがたくさんあると、意外なものがお金になる可能性があります。
自分の不用品の中にお金になるものがあれば整理・掃除のやる気にもスイッチが入るものです。何気ないものでもネット等で調べてみましょう。

2-2.1日1個捨てる習慣を作る

溜(た)めるクセを無くすため1日1個からものを捨ててみます。そのとき、ごみ袋がいっぱいになれば自治体の回収日に従って捨てるクセも付けましょう。
ものを溜(た)める習慣が無くなれば部屋からごみが無くなっていきます。捨てる習慣が身に付いてくると、自分にとって必要なものと不必要なものが自然と分かってくるようになるのです。

2-3.「明日には」という言葉を辞める

部屋のごみを拾い上げたときに「明日には」という言葉が出たら、その瞬間にごみを捨てましょう。「明日には」という言葉が実行された日を考えてみてください。おそらく、本当に実行されたのは数少ないでしょう。
寝るために邪魔だと思って手に取ったもの。そのごみは自分にとってごみです。

2-4.収納している箱から整理する

自分が収納しているクローゼット・箱・棚などがあればそこから整理してみましょう。収納という名目でいらないものがたくさん入っている危険性があります。
箱に入っているもので捨てていいかどうか迷う場合は、使っていない期間を考えてみましょう。3か月を目安に仕事などでも使わないものであれば捨てていきます。

3.不用品の処分方法

部屋の掃除をして大量に出てきた不用品やごみの数々。不用品は自分だけでは捨てきることができず、ごみも自治体の回収日まで待てない状況もあるでしょう。そんなときにおススメしたい方法をご紹介。

3-1.不用品回収業者に依頼する

大量にごみが出た場合は不用品回収業者に依頼しましょう。さらに、ごみの種類が色々と混ざっていれば分別もしてくれます。
一定量まで定額で引き取ってくれるパック料金などサービスも充実しているのです。また、最近の回収業者は買い取りサービスの強化を図っている場所が多くなっています。値段が付かなくても費用を払えば回収してもらえるので活用してみましょう。
さらに、回収業者では持ち込み・出張・宅配サービスなど回収方法もさまざまなものが用意されています。

3-2.リサイクルショップに持ち込む

不用品の中にまだ使えるものや、保存状態のよいものがあればリサイクルショップに持ち込んでみましょう。
部屋の中にある不用品は、他者やお店によってはお金になる宝物の可能性があります。ネットなどで自分の持っている商品を調べてみましょう。もし、運ぶのが面倒であれば出張買い取りのサービスがある場所を検討してみるのをおススメします。

3-3.オークションに出品する

すぐ捨てる必要がないならネットオークションに出してみるのもおススメです。意外な買い手が見つかり、市場相場よりも高値で売る可能性が出てきます。しかし、あまりに汚れていたり破損があったりする場合は諦めたほうがよさそうです。
また、出品したからといって確実に売れる保証はありません。確実に売り払いたいのであれば業者やリサイクルショップを活用しましょう。

3-4.自治体の回収日に捨てる

ごみを分別できて量も少ない場合は、自治体のルールに従って捨てたので問題ありません。
ごみ分別のルールには必ず従い、決まった曜日に決まったごみを出しましょう。部屋にたくさんごみがあるからといって勝手に捨てないように。

4.トランクルームを活用してみる

部屋の中を整理してすっきりした空間が欲しい。しかし、どうしても捨てられないものが誰にだってあると思います。自分にとって捨てられない貴重品を部屋に置きっぱなしにはできない。そんなとき、捨てるのではなくてトランクルームへ預けることをおススメします。
トランクルームは短い期間でも、あなたの大事なものをしっかり守ってくれるのが特徴です。また、預けたいものに合わせてトランクルームのサイズを選ぶことができます。

  • 引っ越し・遺品整理などで出てきた思い出の品。
  • 片付けている中でどうしても捨てることができない貴重品。
  • 一時的に保管したいとき。

トランクルームは片付けができない人をサポートしてくれるアイテムのひとつです。片付けやものを捨てるときに困ったときは利用を検討してみてください。

5.まとめ

いかがでしたか?
この記事ではものの片付け方と捨て方の判断基準を中心に紹介しました。さいごに、片付けに関する大事なポイントを押さえておきましょう。

  • ものを捨てられないのには理由がある。
  • 「もったいない」は「捨てられない」の始まり。
  • 4つの判断を基準にしてごみを捨てる習慣を付ける。
  • 片付けができてごみが出たら回収業者を利用してみる。

片付けられない人はずっと片付けられない。しかし、気持ちの整理とリセットする勇気があれば捨てることができます。新たな人生を歩むつもりで、部屋にある不用物を捨ててみましょう。ひとつごみを捨てるだけで、自分の生活にさまざまな影響を与えてくれます。