預かってもらう手もある!車を長期保管する方法とは

車を長期間使えない状況になったら、どうすればいいのでしょうか。
「海外赴任で車を置いていかなければならない」「体を壊して長期間運転ができない」など、さまざまな理由があると思います。
車を長期保管することになった場合、ガソリンやバッテリー、エンジンなどは一体どうなってしまうのでしょうか。

そんな人たちのために、車の長期保管方法についてまとめてみたいと思います。

目次

  1. 車を長期保管するとどうなるのか?
  2. 車の長期保管方法について
  3. 車を長期保管するのに適した場所とは?

1.車を長期保管するとどうなるのか?

長期間車を動かさずにいると、さまざまな劣化が予想されます。
たとえば、タイヤやバッテリー、エンジンなどはどうなってしまうのでしょうか。

1-1.タイヤ

同じ姿勢で車を長期間放置しておくと、タイヤが変形したりひび割れが起こったりする可能性があります。
特に、アスファルトに車を駐車しておくのは危険です。
タイヤとアスファルトの樹脂成分が移動してしまい、劣化が早まることになるでしょう。

1-2.バッテリー

車のバッテリーは、走行中に発電機によって充電される仕組みです。
長期間車を放置すると、当然充電されません。
また、自然放電してバッテリーが上がってしまうこともあるでしょう。
もちろん、車の年式や車種、保管状況によって劣化状況は異なります。
しかし、バッテリーの場合は1か月ほど車を放置しただけでも、異常が現れることになるでしょう。

1-3.エンジン

長期間車を保管するということは、長期間エンジンをかけないということです。
車のエンジンは、レシプロエンジンであればシリンダー内でピストンが上下運動し、ロータリーエンジンであればハウジングの中でローターが回転運動しています。
その際、金属同士の接触を防ぐために、油膜が形成されるのです。
この油膜は、エンジンを始動することでオイルがエンジン内を循環して形成されます。
つまり、エンジンをかけることで油膜が形成されるのです。
エンジンを長期間始動せずにいると、油膜がはがれてしまいます。
油膜がはがれた状態でエンジンをかけると、金属同士がこすれ合って表面が傷ついてしまうでしょう。

2.車の長期保管方法について

では、長期間車を保管する場合はどうしたらいいのでしょうか。
車の劣化をできるだけ防ぐために、ぜひ知っておいてください。

2-1.タイヤの空気圧を高めておく

車を1か月以上置きっぱなしにしておくと、タイヤのバランスが崩れてしまいます。
全く動かさないために、タイヤの1点に荷重がかかりっぱなしになってしまうのです。
車を長期保管する際には、事前にタイヤの空気圧を高めておきましょう。
運転を再開した際に、異音や振動を感じるようなら、すぐにタイヤバランスの整備を行ってください。

2-2.エンジンオイルを交換しておく

長期間エンジンをかけずにいると、エンジンオイルの酸化がすすみます。
また、エンジンオイルの中には油性剤が含まれており、シリンダー内の潤滑油としての役割を担っているのです。
シリンダー内の動きを潤滑にするためにも、乗らないときこそエンジンオイルを交換しておきましょう。
さらに、冷却水についてもチェックが必要です。
冷却水が少ないと金属面が空気に触れてサビやすくなるため、規定量が入っているか確認しておいてください。

2-3.バッテリーを取り外しておく

前述したとおり、バッテリーは走行することで充電されます。
自走による充電がないと、バッテリーが上がってしまう可能性があるのです。
長期間車を保管する場合は、事前にバッテリーを取り外しておきましょう。
時計やラジオなどの設定はリセットされてしまいますが、仕方ありません。
1か月以上乗らない場合は、バッテリーを取り外すのがおすすめです。

2-4.ガソリンを満タンにしておく

車を長期保管する前にガソリンをカラの状態にしておく人が多いようですが、実はガソリンは満タンにしておいた方がいいのです。
タンク内の結露による水分発生とサビの増殖を防ぐためには、ガソリンがたくさん入った状態にしておくべきでしょう。
ガソリンをカラにしてしまうと、燃焼ポンプ内のシールなどが硬化し、トラブルが起こる原因になるのです。

3.車を長期保管するのに適した場所とは?

3-1.駐車条件によって劣化具合が異なる

長期間車に乗らない場合は、保管場所によって傷み方が大きく変わってきます。
屋根がなく雨風の影響を受ける駐車場であれば、当然ボディーの塗装がダメージを受けることになるでしょう。
雨風だけでなく、木の葉や樹液、花びらなどもボディーにとっては大敵です。
もちろん、湿気を吸いやすいエンジンにも影響を与えることになります。
車を長期保管する場合は、屋根付きでコンクリート土間の車庫に保管するのが安心ではないでしょうか。

3-2.車の長期保管サービスを利用する

自宅の駐車場が車の長期保管に適していない場合は、長期保管サービスを行っている業者に依頼することもできるでしょう。
最近はトランクルームに車の長期保管を依頼する人も増えてきているのです。
オプションで洗車や空気圧チェック、オイルチェックなどを行ってくれる業者も多いため、預け先としては安心でしょう。
もちろんそれなりの費用はかかります。
しかし、愛車をどうしても手放したくないという人にはおすすめですよ。

3-3.思いきって売るという選択肢も

もし何年も車を保管することになるなら、車を手放すという選択が必要な場合もあるでしょう。
家族に車の管理をお願いすることもできますが、頼まれた方は大きなプレッシャーを抱えることになります。
ディーラーに下取りしてもらうか、車買い取り業者に依頼して買い取ってもらいましょう。
せっかく売るなら少しでも高く売りたいですよね。
それぞれに見積もりを依頼して、比較してから決めるようにしてください。
信頼できる業者を見つけるためにも、複数の業者に見積もりを依頼してみることが大切ですよ。

まとめ

車の長期保管についてご紹介しました。

  • 車を長期保管するとどうなるのか?
  • 車の長期保管方法について
  • 車を長期保管するのに適した場所とは?

「車を長期保管したい」「車の長期保管方法を知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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