
足場の踏み場が無くなる前に処分! 衣類を捨てるための判断基準
バーゲンなどで衣類を大量に買うのが趣味。そのような人は多くいるかと思います。
しかし、買い過ぎた服を整理できているでしょうか?
整理できない衣類は邪魔になるだけです。そのため、着ない服は捨てる必要があります。
しかし、どうしても衣類を処分できない人がいるのも事実。そこで、今回は服を処分するための基準を紹介しましょう。
この記事では、衣類を捨てるための判断基準をまとめました。
目次
1.衣類がいっぱいになる原因
部屋が服でいっぱいになるのは原因があります。ものを整理できない心理を知って衣類を片付けられるようにしましょう。
1-1.捨てることに抵抗がある
- 高かったからもったいない。
- まだ着る可能性がある。
- 思い出の服だし。
服を捨てることに抵抗があるパターン。服に対して思い入れがあるため捨てることができません。しかし、無駄な衣類も含まれています。
1-2.物事を消化できない
物事を整理・消化するのが下手だと片付けも下手です。ものを片付けられない人も同じ傾向があります。
ものを処分できない人は、何か理由を付けて捨てようとしません。言い換えるとひとつの物事に執着する傾向が強いです。物事に執着するクセがある人は、前向きにリセットすることを意識しましょう。
1-3.物事を先送りにする
「明日から始める」と言って実行したことってあるでしょうか。おそらく、実際にあったとしても数は少ないと思います。普段から物事を先送りするクセがある人は注意しましょう。
1-4.本来片付ける場所の整理をしていない
服をクローゼットなどに入れている人に多いパターン。自分がどれぐらい服を持てるのか把握せずに服を買い続けています。
まずは、自分が衣類をしまっている場所を確認しましょう。いっぱいならばキャパオーバーです。目安としては、収納スペースに対して8割が理想となっています。
2.衣類を捨てるための判断基準
ものを捨てたくない心は誰にでもあるもの。では、どのような判断基準があれば服を整理できるのでしょうか。その基準についてまとめました。
2-1.1年間着ていない服は捨てる
冠婚葬祭・仕事で着るものを除いて1年間着なかった服は捨てましょう。「いつか着よう」と思ってもタイミングはやってきません。
また、出したときに「この服、懐かしい」と思っても着ることはないです。きっぱりと捨てる決意をしましょう。
2-2.寿命が来ている服も捨てる
自分がすでに着られない服は捨てるようにします。着られない服を持っていても意味がありません。率先して捨てるようにしましょう。
また、穴が開いていたり痛みがひどかったりする服も捨てるようにします。さらに、洗っても取れないシミや毛玉だらけの服も捨てましょう。
2-3.あまりに古いスタイルの服は捨てる
服にはその年ごとのスタイルがあります。その年ごとのスタイルを追っていると衣服は溜(た)まる一方です。その年ごとにスタイルを追うのであれば古いタイプのものを捨てましょう。
古いタイプの服は、体に合わなかったり周りのトレンドから浮いたりします。率先して捨てて新しいものを買うほうが健全です。
2-4.同じタイプの服は整理する
大量に服を買っていると同じような服ばかりになることはありませんか? 同じような服がある場合、整理してから捨てるようにしましょう。
たとえば、同じ色のシャツ・ズボン・カーディガンなどは要注意。着回したいから同じタイプを買う傾向が強いです。ジャンル分けをしたあと、着ないものは捨てましょう。
2-5.ひとつ買ったらひとつ出す習慣を付ける
新しい衣類を買うのはストレス発散にもなります。また、新しい服で出掛けるのは気持ちいいです。しかし、古いものをそのままにしておくのはNG。新しいものを買ったときは、古いものを捨てる習慣を付けましょう。
古い衣類は、捨てないとクローゼットなど収納する場所をいっぱいにします。また、整理していないと同じタイプの服をダブって買うことに。そのループが続くとお金もすぐ無くなってしまいます。
新しいものを買ったときは、必ず古いものを捨てる習慣を付けましょう。
2-6.シーズン物はなるべく少なくする
コートやジャケットは思っている以上に寿命が短いです。そのため、古いものをいつまでも置いておくことはできません。新しいものを買ったときは、率先して捨てるようにしましょう。
また、シーズン物を大量に持っておくのはおすすめしません。大量に持っていても着回すことが難しいです。また、寿命が短いので着ないまま劣化することもあります。シーズン物は3着程度に止めておくのがベスト。
3.衣類を処分する方法
クローゼットや押し入れを整理して出てきた服。では、その衣類はどのように処分すればいいのでしょうか。チェックしておきましょう。
3-1.可燃ごみとして出す
一般的な処分方法です。基本的には可燃ごみとして出せます。
しかし、各自治体によって出し方は違うので注意しましょう。また、大量にある場合でも自治体のルールに従ってごみを出すようにします。
3-2.友人に譲る
服を捨てることに抵抗がある人は、友人・知人に譲りましょう。誰かに着てもらうことで捨てることに対する罪悪感が減ります。
大量に処分したい服があれば引き取ってくれる人を探してみましょう。
3-3.リサイクルショップにて売る
まだ着られる服はリサイクルショップで売ります。リサイクルショップで売ればお金になって新しい服も買えるので一石二鳥です。
しかし、できたお金で服を溜(た)めこまないように注意しましょう。さらに、古い服に期待しないように。
3-4.再利用する
自分で裁縫できる人はリメイクするのもおすすめです。服を使ってオリジナルの服を作ってみましょう。
小さい子どもの服はすぐに合わないようになります。リメイクするほうがお金も浮くので経済的です。
また、衣類だけでなく雑巾など別の生活アイテムに替えることもできます。工夫して少しでも節約してみましょう。
4.捨てられないときの「トランクルーム」という選択
衣類を整理しているとき、こんな悩みが出てくることがあります。
- どうしても捨てられない。
- 思い出があって残しておきたい。
- 引っ越し先が狭くなったけど保管しておきたい。
どうしても捨てられない服は、トランクルームへ預けるようにしましょう。トランクルームは短い期間でも預けることができます。また、きちんと預けておけば服の保護にもなるので安心です。
さらに、トランクルームは用途に合わせてサイズを選ぶこともできます。預けたい量に合わせてトランクルームを活用しましょう。
5.まとめ
いかがでしたか?
この記事では、衣類を捨てる判断基準についてまとめました。最後に、判断基準について大事なポイントをチェックしておきましょう。
- 捨てる原因を考えて整理する。
- 同じタイプの服は率先して捨てる。
- 着られない服は捨てる。
- シーズン物は大量に保管しない。
- 長年着ていないも服は捨てる。
時代ごとにスタイルが変わる衣類。そのスタイルを追うことで服だらけの部屋になっては意味がありません。しっかり判断基準を持って整理にのぞみましょう。