アウトドアを楽しむキャンプ用品の収納!トランクルームを使うと便利

手ぶらでも気軽にバーベキューやアウトドアを楽しめる施設が、続々と登場しています。今までアウトドアやキャンプに興味がなかった方でも、いろいろと買い占めてしまったという経験をお持ちではないでしょうか? 
アウトドアを楽しいですよね。しかし、増え続けるキャンプ用品にお困りの方もいます。自宅での収納スペースが限られている・車に仕舞(しま)いきれない。その悩み、とてもよく理解できます。
思いきりアウトドアを楽しむためにも、収納術は身につけておかなければ失敗するでしょう。今回は、アウトドアやキャンプ用品の収納についてご紹介します。

  1. キャンプ用品とは? 
  2. 自宅でのキャンプ用品の収納
  3. トランクルームを利用したキャンプ用品の収納
  4. トランクルームの選び方
  5. キャンプ用品の収納でよくある質問
  6. まとめ

この記事を読むことで、今までどうすべきか迷っていたキャンプ用品の収納がコンパクトになり、自宅をすっきりした空間にすることができます。これからアウトドアを始める方にも、ぜひ身につけていただきたい知識です。より楽しむための参考にしてください。

1.キャンプ用品とは? 

アウトドアを始め、いろいろな商品に目移りすることがあるでしょう。初心者ほど、無用なものまで揃(そろ)えてしまうものです。そもそも、キャンプ用品にはどのようなものがあるのでしょうか? 

1-1.キャンプやアウトドアが人気な理由とは? 

企業では、週休2日制を取れるようになってきました。時間にゆとりを持てるようになり、家族サービスや気の合う仲間と一緒に、青い空の下で思いきり開放感を味わい、おいしいバーベキューを堪能するのが楽しいと感じる方が増えたためです。余暇を普段できないアウトドアに充てる動きが活発化しているのでしょう。
施設側も、初心者だけでも十分楽しめるよう、キャンプ用品のレンタルを行うようになったことも、背景としてあるからです。

1-2.キャンプ用品の種類

キャンプ用品で主流なのは、タープ・テント・テーブル・椅子・クーラーボックスなどの道具です。テントは直射日光を遮り、宿泊も可能にします。バーベキューを楽しむためにはテーブルや椅子は必要です。食材や飲料を安全に保管して運搬するため、クーラーボックスも活用されていて、椅子の代用品として使うこともできます。

1-3.大型アウトドア用品について

前項でご紹介したのは、折りたたんで仕舞(しま)えるコンパクトなもの。しかし、大型アウトドア用品を使う、本格派の方もいるのです。
バーベキューグリル・椅子と一体型のキャンプテーブル・木炭やガスなどの燃料・鍋やフライパンといったクッカー・ドームテント・寝袋。大型アウトドア用品はとても収納に苦戦します。

2.自宅でのキャンプ用品の収納

楽しいアウトドアだからこそ、収納をきちんと覚えておきたいですよね。とはいえ、自宅はスペースが限られていますから、収納にはコツが必要でしょう。

2-1.収納しにくいキャンプ用品とは? 

寝袋やテントは積み重ねられないので、非常に場所を取ります。収納場所に困るキャンプ用品です。小さなグッズ類も同様で、まとめて収納しなければ散らかって見えてしまいます。

2-2.キャンプ・アウトドア用品の収納ポイント

キャンプ用品は、土で汚れてしまいますよね。水分を含むこともあり、きっちりメンテナンスをしてから収納しましょう。
丁寧に汚れを落とし、陰干しして乾燥を心がけます。通風のいい場所で1日干しておくといいでしょう。カビ対策をしっかりしておかなければ、取り出したときにショックを受けてしまいますよ。テントや寝袋は、カビが生えたら使えません。収納前のひと手間で、キャンプ用品は長持ちします。
海辺で使った場合、サビが発生しやすいので注意が必要です。塩分をよく真水で洗い、サビ止めスプレーを吹きつけておくといいでしょう。

2-3.キャンプ用品の収納方法

場所別に、キャンプ用品を収納するコツをご紹介します。

2-3-1.物置

家の物置に収納するという方も多いでしょう。確かに、紫外線のあたる場所は、テントや寝袋に使われている化学繊維の劣化を進めます。家の中を汚したくないという方におすすめです。ストッカーなどを利用し、コンパクトに収納すると便利でしょう。

2-3-2.押し入れ

家の中で収納するなら、奥行きがある押し入れがおすすめです。1箇所に集約するようにし、キャンプ用品コーナーにしてしまいましょう。スチール棚などを利用すると分別収納ができます。細かなものは、コンテナで積み重ねていくと便利です。透明な方が中身が一目でわかっていいでしょう。

2-3-3.車の中

車の中は狭いので、同じサイズのアウトドアボックスを利用してみてください。サイズ違いでは、積み重ねたときにデッドスペースが生まれてしまうのです。アウトドアボックスにいろいろ詰めて収納したら、見た目もすっきりします。少々の振動が加わっても散乱しません。

2-3-4.コンテナ収納

コンテナ収納もおすすめです。折りたたみができ、使わないときは小さくなります。キャスターがついているタイプなら、キャンプのときにそのまま移動することができるでしょう。メーカーとサイズを統一することがポイントです。

2-3-5.かさばる寝袋やテントは圧縮

寝袋やテントは非常にかさばります。実際、アウトドア好きな方でも苦戦するのが、布製品の収納です。圧縮して仕舞(しま)うという方法はいかがでしょうか?使うときに取り出し、元の状態に戻りますから、賢く省スペース収納を目指してください。

2-4.自宅でキャンプ用品を収納するメリット・デメリット

自宅に保管しておくなら、使いたいときにすぐ取り出すことができます。頻繁にキャンプやアウトドアを楽しむ方には、最も都合がいい場所です。
しかし、収納場所を確保しなければならず、部屋の一角が占領されてしまうことを覚悟する必要があるでしょう。

3.トランクルームを利用したキャンプ用品の収納

トランクルームをご存じですか?貸し倉庫とも呼ばれています。普段使わないものを収納できるレンタルスペースです。希望する広さを指定でき、低価格なのも魅力となっています。

3-1.トランクルームの活用について

アウトドア用品やキャンプ用品は、はまると増え続けてしまいますよね。収納場所に困ったというとき、もう1つの部屋という感覚で使用できるのが、トランクルームの便利さです。家の中を占領していた荷物を移動して、すっきりした空間を取り戻すことができます。
アウトドア用品やキャンプ用品は、トランクルームに収納すると決めておくと便利です。

3-2.おすすめのトランクルームのタイプ

屋外にあるレンタルコンテナタイプと、室内で空調管理されているビルトインタイプがあります。屋外コンテナは、2階建てになっている場合もあり、専用機材を用いて出し入れを行うのが一般的です。
一方、ビルトインタイプはビルを利用した設計になっており、防犯にも優れています。気軽に出し入れできる便利なシステムです。

3-3.トランクルームの種類

いわゆる貸し倉庫と呼ばれるものには、大きさがいろいろあります。バイクを収納できるバイクボックスもトランクルームの一種で、宅配型を採用しているものもあるのです。使う人のにニーズに添い、幅広い種類から選択できるようになっています。

3-4.トランクルーム利用の流れやシステムについて

自宅から近い場所を選ぶ、またはキャンプ場など利用先に近い場所を選ぶかは、使う人によって異なります。トランクルームの場所が決まったら、業者に連絡して契約しましょう。必要書類は、身分証明書と印鑑です。事前に業者に問い合わせ、ほかに必要なものがないか確認しておくとスムーズに契約できます。利用開始日もあらかじめ決めておき、契約時に申し出ましょう。

3-5.トランクルームの料金について

広さに応じて、トランクルームの料金は変わってきます。また、地域差もあるので、事前に業者のホームページで確認してください。いずれも月極(ぎ)め契約です。
東京近郊地区では0.5帖(じょう)で6700円~とリーズナブルなものもあり、都心だと同じ広さでも1万3000円~となります。

3-6.トランクルームを利用するメリット・デメリット

トランクルームは非常に便利です。アウトドア仲間と一緒に使っているものを収納し、家族に迷惑をかけずに趣味を満喫できるようになります。今まで家を圧迫していたキャンプ用品を、賢く収納できる場所です。
ただし、自宅以外の場所に保管するため、日常的に出し入れができないのがデメリットでしょう。出向いて取りに行くという作業は伴います。

4.トランクルーム業者の選び方

各地にトランクルームはありますよね。街中でもコンテナを見かけるようになり、いかにニーズがあるかがわかることでしょう。ニーズがある反面、やはり業者選びは慎重に行わなければ、トラブルや後悔を生みます。

4-1.目的別のトランクルーム探し

トランクルーム選びは、目的で決めることが大切です。頻繁に出し入れするなら、ビルトインタイプがいいでしょう。セキュリティーや空調もしっかりしていますから、カビなどの発生や盗難対策も万全です。

4-2.トランクルーム業者選びのチェックポイント

実際に利用したいトランクルームを見学してみましょう。湿度と温度管理・衛生状態・業者の対応なども、見学時に判断できます。基本的なことをしっかりできない業者は、利用時にトラブルを起こすことがあり、即決するのは危険です。

4-3.こんなトランクルーム業者には注意! 

月額料金がほかより安すぎる業者は、火災保険などに加入していないケースがあります。ゆえに、万が一のときの保証が一切ありません。また、初期費用がやたらと高い業者も要注意。初期費用で儲(もう)けて、管理が不十分といったトラブルも続いています。

4-4.トランクルームでのトラブルで多いのは? 

契約書は、必ず熟読するようにしてください。収納していたキャンプ用品を、勝手に広い場所へ移されてしまい、高額な月額費用を請求されたということもあります。
預かってもらえるものについても、しっかり把握しておかなければなりません。利用者側も、規則にのっとって使用することが、トラブル回避策となります。

5.キャンプ用品の収納でよくある質問

キャンプを楽しむためには、収納術も身につけなければ失敗します。よくある質問を参考にしてみてください。

5-1.車の中にキャンプ用品を収納するとどうなる? 

いつでもキャンプやアウトドアを楽しめるよう、車に保管している方も多いことでしょう。キャンプ用品は重量もあり、場所も取ります。そのため、車に負荷がかかり、当然ガソリン代が高くなることを想定しておかなければなりません。

5-2.トランクルームの契約は短期間でも大丈夫? 

長期利用の方がリーズナブルですが、短期利用も可能です。1週間だけという方もいますから、利用条件を業者に確認してみましょう。

5-3.キャンプ用品を収納するのに、アウトドアボックスとプラスチックケースの違いを知りたい

アウトドアボックスとプラスチックケースは、形状も見た目も非常に似ていますよね。プラスチックケースの方が安値で、数が欲しいときに選ぶ方もいるでしょう。しかし、屋外に置いておくなら、防水に優れたアウトドアボックスの方が安心です。アウトドアボックスは丈夫ですから、割れも発生しにくいとされています。

5-4.キャンプ用品を収納する順番に決まりはある? 

ものを仕舞(しま)うときは、重たい順に重ねていくことが理想です。押し入れを利用するなら、天袋は軽いものだけにしてください。薄い板張りですので、重たいものを入れて割れてしまうことがあります。収納順や配置には注意しましょう。

5-5.トランクルームに預けられないものは? 

生き物・植物・危険物は預けられません。また、発火の恐れがあるものや臭いの元となるものもだめです。ほかにも利用者がいることを考え、迷惑となるものは避けてください。

6.まとめ

いかがでしたか?キャンプやアウトドアは楽しいのですが、収納に困ることが多いですよね。存分に楽しむためには、上手に仕舞(しま)うことを覚えましょう。自宅では1箇所にまとめ、なるべくコンパクトにすると便利です。また、自宅でのスペースに限りがあるなら、トランクルームを利用するのもおすすめ。趣味のグッズはトランクルームに集約し、自宅をすっきりした空間にするといいでしょう。いつでもアウトドアを楽しめるよう、収納前はきちんと手入れをしてから仕舞(しま)ってカビ発生を防いでおくと安心です。