
工具の置き場や収納で困っている人へ! トランクルームがいい理由!
工具は、いつの間にか種類が増えてくるものです。ひとつずつは小さなものでも、数が集まると場所を取りますよね。今回は、たくさんの工具の置き場や収納で困っている人のために、保管するときのコツやトランクルームの活用などを詳しく解説しましょう。大切な工具を良好に保管したい人にも、必見の内容ですよ。
この記事を読むことで、工具の適切な保管方法がわかるほか、置き場所に適した条件についても理解できるようになります。また、トランクルームのメリットや契約方法などの知識を身に付くことでしょう。まずは、隅々まで目をとおして必要な知識を学んでください。
1.工具について
最初に、工具にかんする基本を解説します。改めて学ぶと、意外と知らないこともあるものです。
1-1.工具とは何か
工具には、用途や形態によってさまざまな種類があります。以下は、ごく一例です。
- 手動工具:ニッパー・ケーブルカッター・六角レンチ・ラジオペンチ・ドライバーなど
- 電動工具:丸ノコ・チェーンソー・電気ドリル
このほかにも、用途によって工作用・工事用・工業用などに区分できます。工具の種類は、想像以上にたくさんあるものです。
1-2.工具を保管するときの悩みについて
工具の保管では、多くの悩みが発生します。悩みの内容をきちんと把握しておきましょう。
- 種類が多くて仕分けに手間が掛かる
- 大きいものや重いものがある
- 工具を収納する場所が無い
- 刃物など危険なものがある
- 使う機会がほとんど無い(自宅に保管すると収納スペースを取って困る)
2.工具の保管の仕方について
工具は、適切に保管することが大切です。ここでは、保管の重要性やポイント・注意点を学びましょう。
2-1.工具は保管の仕方が重要な理由
多くの工具には、金属が使われています。そのため、湿気が多く通気が悪いところで保管すると金属部分が劣化して故障の原因となったり表面にサビが出たりするのです。精密な工具ほど、大きな影響が出ます。工具の保管は、適切な方法で行ってこそ意味があると考えましょう。
2-2.工具を保管するときのポイント
工具を上手(じょうず)に保管するためのポイントを紹介します。大切な工具を長く使うためにも、それぞれ頭に入れておきましょう。
2-2-1.水分やほこりが大敵
工具には、多くの金属が使われているため、水分は大敵です。水滴が付いたままにしたり、湿気が多いところに放置したりするとたちまちサビが出てしまうことでしょう。サビは、工具にとって致命傷です。精度が狂い、故障する原因となるので注意しましょう。保管するときは、湿気やほこり対策をきちんとしてください。
2-2-2.保管前に汚れを落とすこと
保管前には、工具に付いた汚れをしっかり落としておくことが大切です。汚れをそのままにしておくことは、金属の腐食を進める原因になります。また、汚れは時間が経過すると取れにくくなり工具に染みついてしまうこともあるのです。面倒でも、きちんと汚れを落としてから収納してください。刃物についた汚れは、サビ落とし用のクリーニング剤を使うとよく落ちます。工具は、柔らかくて乾いた布で表面の汚れをふき取ってください。汚れがひどくて水ぶきするときは、必ずよく乾かしてから収納しましょう。
2-2-3.特に注意が必要な工具について
丸ノコや、電動チェーンソーなど、刃物が付いている工具は特に注意しましょう。刃物の部分にサビ止めを塗るなどして対応してください。また、持ち運びのときにケガをしないように、カバーを使うなどして注意しましょう。置き方も、壁に立て掛けて収納するのではなく、床面に平置きにすると安全です。
2-2-4.上手(じょうず)な保管のアイデア
まず、収納リストを作りましょう。今ある工具をすべて種類ごとに何本あるのか書き出します。次に、工具の大きさを測っておきましょう。工具の種類と本数、大きさをもとにして収納レイアウトを考えてください。大きな工具や重い工具などは、できるだけ床に近いところに収納しましょう。小さな工具は、箱や仕切りを利用して収納するとわかりやすいものです。また、100円ショップなどの収納グッズやラック類を活用すると収納空間を最大限活用できますよ。
2-2-5.置き方にも注意しよう
工具は、平置きが望ましいでしょう。もしくは、専用の収納袋に入れてフックから吊(つる)す方法でも構いません。壁や収納ラック・収納ボックスの中で、立て掛けておくことはやめましょう。工具が転倒して故障の原因になります。工具は、平置きを基本とし、できるだけ余裕をもって収納しましょう。
2-3.工具の保管の仕方にかんする注意点
使用する回数が多いものは、すぐ取り出しやすい位置に保管すると便利です。使用頻度が低いものは、収納スペースの奥にしましょう。ただし、奥は湿気がこもりやすいことがあります。市販の除湿剤を利用するなど、適切な対応を忘れないようにしてください。保管中は、常に整理整頓を心掛け、収納スペースの中で行方不明にならないようにしましょう。
3.工具の置き場について
工具の置き場について、現状と理想の環境を考えてみます。置き場を決めるときの注意点についても学びましょう。
3-1.よくある置き場所について
工具は、仕事で必要な場合を除いて、毎日のように使うものではありません。そのため、押し入れやクローゼットの中や外部の物置などに保管している人も多いものです。しかし、工具の置き場所としてふさわしいとは限りません。湿気に気を付けていないといつの間にかサビてしまうことも多いでしょう。工具を適切に保管するためには、最低でも湿度が少ない場所を選ぶべきです。
3-2.工具の保管のために理想の環境とは
工具の保管場所として理想的な環境について考えてみましょう。そのためには、以下のことを改めてチェックしてみてください。
- 湿気が少なく温度が安定しているか
- 十分な広さがあるか
- 直射日光が当たらない場所か
- 必要なときに工具を取り出しやすいか
3-3.工具の置き場について
工具の置き場が足りないときは、空間を上手(じょうず)に利用することで収納量を増やすことができます。市販のラックを使用したり、棚を作ったりしてみましょう。ただし、工具が大量にあったり、大きさや重さのある工具を適切に保管したりするためには、より広いスペースが必要です。自宅に確保できないときは、トランクルームなどを利用すると悩みを解決できますよ。
3-4.工具の置き場にかんする注意点
面倒だからという理由で適当な場所を工具の置き場にしてしまうととても使いづらくなります。たとえば、自室の棚が一段スペースが空(あ)いているとしましょう。しかし、スペースが足りない可能性があります。無理をして詰め込んでしまうと、工具を傷めたり、落下によるケガの原因となったりするものです。単に収納スペースがあればいいということではありません。工具の保管は、適切な条件と十分なスペースを確保できる場所を選びましょう。
4.工具の置き場としてトランクルームを活用しよう
工具の置き場には、トランクルームの活用がおすすめです。ここでは、トランクルームの基本やメリットなどを解説します。
4-1.トランクルームとは
トランクルームとは、フロアを細かく分割することにより、主にレンタルスペースとして貸し出すサービスのことです。建物を丸ごとトランクルーム専門に使用することもあれば、フロア単位や輸送用コンテナを活用することもあります。自宅などに十分な収納スペースを確保できない人には、大好評を得ているサービスです。
4-2.トランクルームのメリットやおすすめの人
トランクルームには、主に以下のようなメリットがあります。
- 収納スペース不足によって大切な工具を処分しなくて済む
- 収納専用のスペースを確保できる
- 空調管理やほこり対策をしている
特に、トランクルームが自宅から通える範囲内にある人や、大切な工具をきちんと保管したい人、毎月の保管費用が掛かっても構わないと考える人におすすめです。
4-3.工具の保管に向いているトランクルールとは
- 建物内にあるトランクルーム
- 湿度管理がきちんとしている
- トランクルーム内がキレイ(ほこりが少ない)
たとえば、野外に輸送用コンテナを並べてトランクルームサービスをしている場合は、外気の影響を受けやすいものです。悪天候だけでなく、すき間から湿気が入りやすいため、工具の保管にはおすすめしません。
4-4.トランクルームで工具を保管するときの注意点
トランクルームは空調管理が行き届いていて、自宅保管よりも条件が整っていると言えます。しかし、保管の仕方によってはトランクルームの良さを十分に引き出すことができないので注意しましょう。せっかく専門の置き場を確保できたのですから、工具の整理整頓をし、工具ごとの保管レイアウトを考えてください。どこに何を保管してあるか明記しておけば、必要なときに取り出しやすくもなって便利ですよ。
5.トランクルームの業者選びについて
トランクルームは、業者選びが重要です。優良な業者を選ぶためのポイントなど、詳しく学びましょう。
5-1.トランクルーム業者を選ぶポイント
- トランクルームの運営経験が豊富
- 通える範囲でトランクルームを運営している
- 湿度管理など工具の保管条件に適していること
- リーズナブルな料金設定
- 説明がわかりやすく対応が親切
- 顧客からの評判がいい
- セキュリティーがしっかりしている
- 契約者が希望するときにいつでも工具の出し入れができる
なお、当社アプレックスでも工具の保管に適したトランクルームを、首都圏を中心に多数運営しています。ぜひお問い合わせください。
5-2.トランクルームを利用する流れについて
トランクルームを利用するためには、まず、業者への問い合わせから始めましょう。その後の流れについては、以下を参考にしてください。
- 気になる物件の問い合わせをする
- 業者から契約にかんする注意事項などが送られてくる
- 本人確認書類のチェック後、業者立ち会いによる現地視察をする
- 利用条件を含み、気に入った場合は契約に移る
- 業者から改めて契約条件の説明を受け正式に契約をする
- 契約後、カギが渡されてトランクルームの利用が始まる
なお、初月利用料の支払いは契約と同時に現金払いのところや、口座引き落としになるところなどさまざまです。また、事務手数料などが必要な業者もあるので、事前に確認しておきましょう。
5-3.トランクルームの料金について
一般的なトランクルームの料金については、下記を目安にしてください。
- 約0.8平方メーターの部屋(約0.5畳):月額8,000円程度から
- 約1.8平方メーターの部屋(約1.1畳):月額12,000円程度から
- 約2.7平方メーターの部屋(約1.7畳):月額18,000円程度から
料金の安さだけで契約すると、収納スペースが足りないということもあるので気を付けてください。たとえば、物量が多い場合やチェーンソーなど大型の工具が数多くある場合は、広めの部屋をおすすめします。
5-4.トランクルームの業者にかんする注意点
トランクルームが注目を集める中、次々に新規業者が参入してきています。中には、サービスの質が悪く、空調管理やセキュリティーなどに不安が残る業者もあるので注意しましょう。現地見学や契約のときの説明に疑問があるときは、必ずその場で確認してください。優良な業者であればきちんと答えてくれるはずです。反対に、契約をせかす業者は注意しましょう。
6.工具の置き場や収納にかんするよくある質問
最後に、工具の置き場所や収納にかんするよくある質問に回答します。実際に困っている人の声は、とても役に立つものです。
6-1.工具の保管中、何か月ごとにメンテナンスするべきでしょうか?
何か月ごとにメンテナンスが必要とは言えません。しかし、適切に保管ができているかをできるだけこまめにチェックしてください。自分なりにチェック日を設定して、定期的にメンテナンスをすることで工具の寿命を延ばすことができます。
6-2.窓際に工具を保管すると精度が狂いがちな理由は?
窓際は、湿度変化や温度変化が激しい場所です。湿度が低い場所であっても、直射日光が当たると温度が急上昇して工具の材質に悪影響を与えることがあります。また、紫外線は工具の材質の劣化を促進するので注意してください。
6-3.急に工具が必要になったときでもトランクルームに取りに行けますか?
トランクルーム業者との契約内容によります。契約者であっても、夜間は出入りできないところも存在するため、契約内容をよく確認してください。使いたいときに使うことができないのでは不便です。トランクルームを契約するときには、出入りが自由な高いところを選ぶと間違いありません。
6-4.トランクルームにはラック類が備え付けになっているのでしょうか?
契約を考えている業者に確認してください。基本的には、トランクルーム内にラックは用意してありません。工具の収納に必要な場合は、自己負担で用意してください。なお、ラックがあると空間を使うことができて収納力が大幅に上がるのでおすすめです。
6-5.契約後、工具以外の保管場所としてトランクルームを使うことは可能ですか?
トランクルームの契約は、工具以外のものを収納しても構いません。もちろん、工具と同時収納も可能です。ただし、保管禁止である薬品類・生き物の死がいなどはいけません。契約内容に反することをすると、トランクルームの利用ができなくなるので注意しましょう。
まとめ
工具の保管を適切に行うことは、精度や性能を保つためにも必要不可欠となります。特に高性能な工具になるほど、保管条件はシビアになるでしょう。まずは、適切な保管場所の確保から考えてみてください。狭いスペースでも、工夫しだいで有効活用できるものです。もしも自宅にいい置き場が無いのなら、トランクルームの活用も視野に入れましょう。トランクルームを選ぶときは、空調管理がしっかりしているなど保管条件に合ったところにしてください。