これなら自分でやったほうがマシ!? 夫に掃除を頼んだ時にありがちな失敗とその対策。

【執筆者プロフィール】

東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
片付け・収納術などに関するお役立ち情報をお届けします。

夫婦問題共働き家庭にとって、家事はできるだけ分担して片付けたいものです。
しかし、実際はどうしても奥さんのほうに負担がかかってしまいがち。
それは一体なぜでしょう。
いろいろと理由はあるでしょうが、「夫に任せて掃除が上手くいったためしがない。これだったら自分がやったほうがマシ。」と思っている奥様も多いのではないでしょうか。
そこで、夫に掃除を頼んだ時にありがちな失敗と、その対策をまとめてみました。

失敗例その1 掃除用具の使い方がめちゃくちゃ

  • シンクの中を洗うスポンジで、食器を洗っていた。
  • 台ふきんで床を拭いていた。

など、掃除用具の区別がついていない男性は案外多いようです。
掃除をしてくれるのは嬉しいけれど、こんなことをされては掃除は1からやり直し、掃除道具も買い直し。
「こんなことなら頼まなければよかった」とため息をつく妻も多いのではないでしょうか。

失敗例その2 四角い部屋を丸く掃く

  • 掃除機をかけてくれたけれど、部屋の隅にはホコリが残ったままだった。
  • 風呂掃除を頼んだら、掃除をしてくれたのは浴槽だけだった。

など、「掃除をしてくれるのは嬉しいけれどやり方が雑」という男性もたくさんいます。
妻も細かいことは気にしないタイプなら問題もないでしょうが、隅々までキレイにしなければ気が済まない妻にとっては、夫の掃除はイライラを倍増させるだけかもしれません。

失敗例その3 いつまでたっても始めてくれない

「掃除をして欲しい」と頼んではや2時間。
一向に夫はやる気配はなし。
仕方なく妻が掃除に取り掛かると夫はプリプリしながら「今やろうと思ったのに」と一言。
これでは掃除を頼もうという気もなくなってしまいますよね。

いかがでしたでしょうか。
思い当たることのある人は多いのではないでしょうか。
では、妻が満足するような掃除を夫にしてもらうにはどうしたらよいのでしょうか?

対策その1 最初は一緒に掃除をする

掃除の基準は人によって違います。
妻の基準に合わせてほしかったら、まずは一緒に掃除をしてみましょう。
時間も手間もかかりますが、ふたりの掃除の基準を合わせるためには必要なことです。
妻が「ここまでしてほしい」と具体例を示せば夫も「そうか、ここまでやらなければだめなのだな」と理解してくれるでしょう。

対策その2 終わった後のご褒美を用意する

「せっかくの休みだからのんびりしたい。」と思っているとなかなか家事に取り掛かることができません。
夫にやる気を出させるには何かご褒美を用意しておくのが効果的。
「これが終わったら、一緒に××に遊びに行こう」などの提案を妻が先にしておくと、夫もやる気が起きやすくなるでしょう。
ご褒美が思い浮かばなければ、褒めちぎってやる気を出させる方法もあります。
掃除をしてもらってどれだけ助かったかを大げさなくらいありがたがれば、夫は気分をよくし、次からは積極的に掃除に取り組んでくれますよ。

対策その3 指示は細かく出す

「お風呂を掃除してほしいのだけれど、浴槽だけでなく床や鏡・桶も洗剤をつけて良く洗ってね」という風に指示を具体的にだしてみましょう。
そうすれば夫も「そうか、浴槽だけ洗えば終わりではないのだな」とわかってくれます。
「言わなくてもわかる」などと思ってはいけませんよ。

いかがでしたでしょうか。
夫を動かすのは大変。でもひとりでプリプリイライラしながら掃除をするよりは、夫の操縦方法を覚えたほうが気持ちよく暮らせますよね。
夫の掃除方法がいまひとつ満足できない方の参考になれば幸いです。