衝動買いをする人には特徴がある? 衝動買いを抑える4つの方法とは?

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東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
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毎日の買い物途中やインターネットで、ついつい不要なものを衝動買いしてしまう。そんな悩みを抱える方、非常に多いようです。

衝動買いしたものは、結果だけ見ると役に立っていない場合が目立つことでしょう。役に立たないものを買ってしまってはお金の無駄ですし、家の中を狭くする原因ともなります。ですから、衝動買いはなるべく抑えなければいけません。

そこで、今回は衝動買いを抑える方法についてご紹介します。

目次

  1. 衝動買いしやすい人が持つ7つの特徴とは?
  2. 衝動買いを抑える4つの方法とは?

1.衝動買いしやすい人が持つ7つの特徴とは?

1-1.現金ではなくクレジットカード払いをする

第1に挙げられる特徴といえば、この『クレジットカード払いをする』というものでしょう。

クレジットカードを多用する人が衝動買いしやすくなる大きな原因は『手持ちがないという状況になりづらいから』です。クレジットカードは上限金額に達していない限り、財布にさえ入っていればいつでも使うことができます。そのため、何かほしいものが目に入ったとき、その場で買える状況ができてしまうのです。これが衝動買いを誘引する大きな要因となります。

普段から現金で支払いをしている人なら、『何かあったときのため』という心理が働いて財布の中身を空っぽにすることは避けたくなるのが普通。ある程度のお金を財布に残したいという意識があるため、たとえ買える値段であっても衝動買いの確率は下がるのです。

1-2.ストレスがたまっている

ストレスがたまっている方も衝動買いがしやすい傾向にあります。

この世界のあらゆるものがそうであるように、人間も無限に何かをため込むことはできません。それはストレスについても同じです。そして、ストレスは自発的に解消されるということはありません。何らかのアクションをとり、ストレスを解放する必要があるのです。

そのストレスの発散法としてつい手を出しがちなのが『買い物』。インターネットなどで簡単にものを購入できる現代では、最も手っ取り早くストレスが発散できることが大きな理由でしょう。ストレス解消のための買い物では買うこと自体が重要なので、衝動的に無意味なものを買ってしまいがちなのです。

1-3.面倒くさがり

面倒くさがりであることと衝動買いをしやすいことにどんな因果関係かがあるのだろうか、と不思議に思う方も多いことでしょう。しかし、実は、大きな関係があります。

なぜ、面倒くさがりな人が衝動買いしやすいかというと、『本当に必要かどうかを考えない』からです。几帳面(きちょうめん)な人というのは、買うものの値段と現在の財政状況、そして買った後に本当に使うのかを無意識に計算しています。そして、無用と考えた場合には買わないことが多いのです。几帳面(きちょうめん)な人ほど貯金がうまい大きな理由は、このようなところになるのでしょう。

しかし、面倒くさがりの人は、どのような状況でも楽観的。悪くいえばズボラです。ものを買うのときもいちいち有用か無用かをきっちり考えるのが面倒なので、『まぁ、いいか』と考えてしまいがち。結果、何となくでものを買ってしまい安い傾向にあるのです。

1-4.他人の目が気になる

他人の目が気になる人も衝動買いをしやすい人物。他人の目が気になる人というのは、意識的・無意識的にかかわらず、自分に自信が持てない人です。自分の格好は変ではないだろうか、1人でいたら変に思われないか……などと、考えてしまっています。

そうすると、自分に自信を持ちたいがため、あるいは他人から嫌われたくないという恐怖感から、不要なものを衝動買いしてしまいがち。たとえば、見栄(みえ)を張るための高価な服やバッグ。たとえば、話を合わせるための最新ゲームや流行(はやり)の漫画などなどです。

他人の目線に全くの無頓着というのもよくありませんが、気にしすぎるのもよくありません。行き交う他人の顔を思い出せないように、他人も自分のことなど全く見てはいないものです。気にしすぎは控えるように心がけましょう。

1-5.趣味を持っていない(休日の過ごし方が分からない)

趣味を持っていない人も衝動買いしやすい傾向にあるようです。趣味を持っていない人というのは、趣味にお金を使わないため、給料がどんどんとたまっていきます。家庭を持っている方の場合は家族のために貯金をしようと考えることが多いようですが、独身の場合は「使わないともったいない」という思考が無意識に頭をかすめるようです。

この際、趣味を持っている人の場合は、明確な目的があるために衝動買いは抑えられるでしょう。しかし、趣味を持っていないとお金の明確な使い道がない割に、「使わないともったいない」という思考が働きます。すると、衝動的に無用なものを買ってしまうのです。

1-6.ミーハー(新しいもの好き)

ミーハーで新しいものが好きという方も衝動買いをしやすい人の特徴です。ミーハーな人というのは流行(はやり)に敏感で、トレンドのものや新製品がほしくなってしまいます。後で考えてみれば必要のないものでも、衝動的にものを買ってしまうことでしょう。

1-7.値引き(アンカリング効果)に弱い

アンカリング効果というのは、値引きの際にもともとの金額が提示されていることでお得に感じてしまう効果のことです。値引きセールのときなどには、元の値段に斜線が引かれ、その下や横に値引きされた値段が書かれていますよね。

人というのはおもしろいもので、値引きといわれて値引きされた値段だけを見たときよりも、もともとの価格を情報として知っていた方がお得であると感じやすいのです。

アンカリング効果を利用した商品を見るとついついほしくなってしまう人は要注意でしょう。

2.衝動買いを抑える4つの方法とは?

2-1.クレジットカードは持ち歩かない

外出中についつい衝動買いしてしまうという人に最も効果的なのは、クレジットカードを持たないようにすることです。クレジットカードはお金の出入りが目で見えない分、衝動買いを助長してしまいます。クレジットカードをついつい使ってしまう人は、クレジットカードを持ち歩かないようにしましょう。

2-2.お金は5000円以上持ち歩かない

現金を持ち歩く人でも、衝動買いしてしまう人は多いことでしょう。そのような方は、お金をなるべく持たないようにすることが効果的です。とはいえ、全く持たないというのも何かあったときに大変なので5000円~1万円程度を持ち歩くようにしましょう。

手元にものを買うだけのお金がなければ、物理的に衝動買いを抑えることができます。とはいえ、近頃はコンビニなどで手軽にお金を引き下ろせることから、現金を持っていなくても同じではないかと思われるかも知れません。

しかし、衝動的に買いたくなったものというのは、わざわざ店を出てお金を引き出してまで買おうとは思えないものです。仮に引き出そうと店から出ても、時間がたつにつれて衝動は収まります。お金を引き下ろしたころには熱も冷めていることでしょう。

2-3.「買いたい!」と思ったら後回しにしよう

外に出なくても、近年はインターネットによる通販がポピュラーとなり、自宅にいながらでも買い物ができるようになりました。そのため、ついついネットを閲覧中に衝動買いしてしまう方も多いことでしょう。特に、ネットではボタン1つで簡単に注文できるので衝動買いしやすいと思います。

そのような方は、買いたいと思ったらほかの作業の後回しにすることが重要です。たとえば、買う前に食事や睡眠を挟むことが挙げられるでしょう。特に睡眠を挟むと思考がすっきりするだけではなく、衝動買いしようとしたときの熱も冷めやすくなります。より冷静になり、衝動買いを抑えることができるはずです。

2-4.お金のかからない趣味を持とう

お金があまりかからず、浅くつきあえる趣味を持つと、衝動買いを抑えることができます。趣味を持つとストレスを発散できるだけでなく興味を集中できるため、興味のない無用なものを衝動的に買うことはなくなるはずです。

たとえば、読書の趣味を持つとしましょう。そうすれば、今まで無秩序に使っていたお金が本に集中するようになります。そして、手に入れた本は趣味としてストレスの発散などに利用できますから有益ですよね。衝動買いでは無用なものが増えがちですが、趣味を持てば同じ金額を使っても有用なものに置換されます。とても有意義になることでしょう。

ただし、ゴルフやオーディオなど、趣味にお金がかかるものはなるべく避けるようにしてください。衝動買いによる散財よりも余計にひどくなることもあるからです。あまりお金のかからない『読書』『ゲーム』『映画鑑賞』辺りがおすすめとして挙げられます。ぜひ、試してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は衝動買いを抑える方法についてご紹介しました。

  1. 衝動買いしやすい人が持つ7つの特徴とは?
  2. 衝動買いを抑える4つの方法とは?

衝動買いは自分の意志の強さでいくらでも抑えることができます。しかしながら、間違った対応をしているとそれは何倍も難しくなってしまうことでしょう。今回ご紹介した情報を元に、ぜひとも衝動買いを矯正してみてくださいね!