【トランクルーム広さ目安】段ボール何箱入る?失敗しないサイズ選びと収納一覧表

【執筆者プロフィール】

東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
片付け・収納術などに関するお役立ち情報をお届けします。

「この荷物量なら、何畳の部屋を借りればいいの?」「借りてから『入らなかった』と後悔したくない…」

トランクルームを利用する際、最も悩みが多いのが「広さ(サイズ)選び」です。特に、季節家電や育児用品など、形が不揃いなものを預ける場合、数字上の面積だけでは判断が難しいものです。

私は長年、収納のプロとして多くのお客様の「サイズ選び」に立ち会い、無駄のない最適なプランを提案してきました。この記事では、具体的な「広さごとの収納目安」を一覧表で可視化し、スペースを最大限に活かすレイアウト術まで徹底解説します。

これを読めば、あなたにぴったりのサイズが一目で分かり、安心して契約に進めるはずです。

  1. 失敗しない!トランクルーム広さ別・収納量の目安表
  2. 「思ったより狭い」を防ぐ!通路と高さの計算式
  3. 収納力2倍!出し入れしやすいレイアウトの極意
  4. 大切な保管には「屋内型」を選ぶべき理由
  5. まとめ:最適なサイズで賢く収納を

この記事は、次のような方におすすめです。

  • 自分の荷物に合うトランクルームの広さを知りたい方
  • 子どもの用品や季節家電を効率よく保管したい方
  • 初めての利用で、サイズ選びや費用感に不安がある方

1. 失敗しない!トランクルーム広さ別・収納量の目安表

「0.5畳」「1畳」と言われても、実際にどれくらいの荷物が入るのかイメージしづらいものです。ここでは、一般的な広さと収納可能な荷物の量を表にまとめました。

広さ(目安) 段ボール(中)の目安
※積み上げた場合
収納できる家財の例
0.5畳
(ロッカー〜半畳)
15〜20箱 ・書籍、書類、衣類
・扇風機、ストーブ
・スキー板、ゴルフバッグ
1畳
(押入れ半分強)
40〜50箱 ・一人暮らしの家具家電一式
・タイヤ、ベビーカー
・五月人形、雛人形
1.5畳〜2畳
(ウォークイン
クローゼット並)
80〜100箱以上 ・ファミリー世帯の引越し荷物
・ソファー、ベッド(分解)
・自転車、大型家電

上記はあくまで目安ですが、「高さ」を有効活用できるかどうかで収納量は大きく変わります。弊社のトランクルームは天井高もしっかり確保しているため、積み上げによる大量保管が可能です。

ご自身の荷物量に合う具体的なルームタイプや料金については、以下のページで詳しくご確認いただけます。

» アルファトランクのルームタイプ・料金一覧はこちら

2. 「思ったより狭い」を防ぐ!通路と高さの計算式

サイズ選びで失敗する最大の原因は、「荷物の体積」だけで考えてしまうことです。実際には「人が動くスペース」が必要です。

通路幅60cmの法則

荷物をぎちぎちに詰め込んでしまうと、奥の物を取り出すたびに手前の荷物を全て出さなければなりません。ストレスなく出し入れするためには、最低でも人一人が通れる「60cm幅」の通路を計算に入れてください。

例えば、頻繁に出し入れする予定があるなら、実際の荷物スペース+0.5畳分の余裕を持たせるのが賢い選び方です。

天井高1.6mの安全ライン

天井が高いトランクルームは収納力が高いですが、安全に積める高さには限界があります。脚立を使わずに手が届く1.6m〜1.8m程度を積み上げの限界ラインと考えてください。

特に重い段ボールや衣装ケースは、高く積みすぎると転倒の危険があります。「床面積」だけでなく「安全に積める高さ」も考慮してサイズを選びましょう。

3. 収納力2倍!出し入れしやすいレイアウトの極意

限られたスペースを最大限に活用し、かつ使いやすくするための配置テクニックをご紹介します。

「ゴールデンゾーン」を活用する

腰から目線の高さ(床から80cm〜140cm)は、最も出し入れがしやすい「ゴールデンゾーン」と呼ばれます。 ここには、頻繁に使う季節の衣類や、すぐに取り出したい育児用品を配置しましょう。逆に、滅多に使わない思い出の品やアルバムなどは、奥や上段・下段に配置するのが鉄則です。

メタルラックで空間を立体活用

床に直接段ボールを積み重ねると、下の箱が潰れたり、取り出しにくくなったりします。 1畳以上のスペースを借りる場合は、メタルラック(スチール棚)の導入を強くおすすめします。ラックを使えば、下段の荷物に負荷をかけず、天井近くまで空間を無駄なく使い切ることができます。また、キャスター付きのラックなら、奥の荷物へのアクセスもスムーズです。

4. 大切な保管には「屋内型」を選ぶべき理由

サイズと同じくらい重要なのが、「保管環境」です。特に、湿気に弱い衣類、カビが生えやすい五月人形、デリケートな育児用品を預ける場合は、屋外コンテナではなく「屋内型トランクルーム」一択です。

カビ・虫害を防ぐ空調管理

屋外コンテナは夏場に庫内温度が非常に高くなり、結露によるカビやダニの発生リスクがあります。 一方、弊社の屋内型トランクルームは、空調・換気設備が整っており、温度・湿度の変化が少ないのが特徴です。大切な家族の思い出や、将来使うかもしれないベビーグッズを、衛生的に守り抜くことができます。

セキュリティと清潔さ

屋内型は建物自体にセキュリティがかかっており、契約者以外は立ち入れません。また、定期的な清掃巡回も行われているため、女性一人でも安心して利用できます。 「安さ」だけで選んで荷物をダメにしてしまっては本末転倒です。長期保管こそ、環境重視で選ぶことが結果的なコストパフォーマンスにつながります。

5. まとめ:最適なサイズで賢く収納を

トランクルームの広さ選びで失敗しないためのポイントを振り返ります。

  1. 収納目安表を確認: 0.5畳=段ボール20箱、1畳=50箱が目安。
  2. 余裕を持つ: 「荷物量+通路スペース」で広さを選ぶ。
  3. 高さを活かす: ラックを活用して、安全に上部空間を使う。
  4. 環境で選ぶ: 大切な荷物は空調完備の屋内型へ。

「自分の荷物だと何畳になるのか不安」「実際に現地の広さを見てみたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。専門スタッフが、お客様の荷物量に合わせた最適なプランをご提案いたします。

サイズ相談も歓迎!お問い合わせはこちら »

出典・参考

【注1】:東京文化財研究所「文化財展示収蔵施設におけるカビのコントロールについて」
https://www.tobunken.go.jp/japanese/ipm-list/com/com-j/files/downloads/com-j.pdf