日本酒の保管・保存方法を解説!気をつけるべきポイントは?

もうすぐお正月。奮発して高い日本酒を開ける人も多いと思います。しかし、一升ビンを開けると一度に飲みきれないことも多いでしょう。

そこで、今回は日本酒の保存方法や保管方法をご紹介します。日本酒はワインよりも無造作にあつかわれることが多いですが、実はとてもデリケートなお酒です。ですから、開封後の保存はもちろんのこと開封前の保管方法にも気を配りましょう。興味がある方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

  1. 日本酒の賞味期間とは?
  2. 日本酒の大敵とは?
  3. 日本酒を別の容器に移し替えたときの注意点
  4. 日本酒を保管する際の注意点とは?
  5. 余った日本酒の使い方とは?
  6. おわりに

1.日本酒の賞味期間とは?

日本酒もそうですが、お酒は一般的に賞味期限がありません。アルコールには殺菌効果がありますので、保存方法さえ正しければ10年でも20年でも理論上は持ちます。しかし、そこまで保存しておく方はいないでしょう。日本酒には「本醸造酒(普通酒)」「吟醸酒、純米酒」「生貯蔵酒」「生酒」などの種類があります。このうち、本醸造酒以外は、すべて5度以下の冷蔵保存が望ましいのです。

また、酒造メーカーによると吟醸酒や純米酒などは、製造から10か月以内、生酒は6か月以内に飲むのが理想だとか。つまり、いくら賞味期限がないからといって、いつまでも置いておいてはいけないのです。

2.日本酒の大敵とは?

日本酒は、直射日光や空気に触れるとあっという間に劣化してしまいます。これは日光に含まれる紫外線や空気中の雑菌が日本酒の成分を変質させるからです。特に、紫外線にさらされた日本酒は「日光臭」という独特の臭いは出てくるケースもあります。ですから、日本酒は開封前も開封後も、箱に入れたり新聞紙にくるんだりして日光を当てずに保管しましょう。

また、日本酒は湿気も苦手です。飲みかけの日本酒はしっかりと栓をしてしまってください。日本酒は、栓をしてキッチンの収納棚の中に入れておくというお宅も少なくないでしょう。しかし、収納棚の中は湿気がこもりやすく、特に夏は湿度が高くなります。ですから、できれば風通しのよい場所に置いてください。

3.日本酒を別の容器に移し替えたときの注意点

日本酒に含まれているアルコールは、強力な殺菌作用があります。しかし、すべての菌を寄せ付けないわけではありません。乳酸菌の一種で「火落菌」と呼ばれる菌は、アルコールが15%以上でも繁殖します。火落菌は、とっくりなどお酒を入れる容器の洗浄が不十分だったりしたときに繁殖しやすいのです。ですから、お酒を入れる容器に入れておいた日本酒の臭いが酸っぱくなった場合は飲用を控えて、料理などに入れてしまいましょう。火落菌は乳酸菌の一種ですので無害です。ただし、お酒に酸味をつけてしまうので飲用には適さなくなります。

4.日本酒を保管する際の注意点とは?

では、日本酒はどのように保管すればよいのでしょうか? この項では、いつまでもおいしく日本酒を飲むための保管方法をご紹介します。

4-1.お店に保管されていたように保管する

日本酒は、前述したように種類によって保管方法が異なります。ですから、お店で売られていたときと同じように保管しましょう。冷蔵ケースで保管されていたものは、冷蔵庫で保管します。常温保存されていたものは、風通しがよく湿度が少ない場所に保管しましょう。紙パックに入っている日本酒は、基本的に常温保存ができます。

また、紙パックは不透明なので紫外線の影響も受けにくいでしょう。しかし、だからといって日なたに放置しておいてはいけません。同じように風通しのよい場所に置きましょう。

4-2.火入れをしていないお酒は早く飲みきる

日本酒は酵母による発酵で、お米のでんぷんをアルコールに変えた飲み物です。ですから、できあがった時点で火入れをして、発酵を止めます。しかし、生酒は火入れをしていません。つまり、酵母が生きているお酒なのです。
その分フレッシュな味わいが楽しめますが、長期間保存していると味が変わってしまいます。ですから、火入れをしていない生酒や生原酒などはいったん開封したらできるだけ早く飲みきりましょう。また、このようなお酒は一升ビンよりも4合ビンで買う方がお酒の風味を損なうことなく楽しめます。

4-3.開封したお酒は、冷暗所に保存する

開封した後の日本酒は、できるだけ暗く静かなところに置きます。あまり揺さぶるとお酒の味が変わってしまうでしょう。ですから、冷蔵庫でもできるだけ転がらないようにしてください。

また、一升ビンは冷蔵庫に入りきりませんから、4合ビンに移し替えたいと思う方もいるでしょう。その場合は、できるだけ色のついたビンを使ってください。透明なビンは紫外線を通すので劣化が早くなります。

5.余った日本酒の使い方とは?

飲みきれなかった日本酒が余ってしまったということもあるでしょう。この項では、余った日本酒の使い方をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

5-1.料理に使う

余った日本酒の最もポピュラーな使い道は、料理です。日本酒はみりんと同じように食材の風味を膨らませてくれます。また、火を通しますからアルコールも飛び、下戸でも安心して日本酒のうまみを味わうことができるでしょう。一度に大量の日本酒が余ってしまったという場合は、水の代わりに日本酒使った鍋にするという方法もあります。よく沸騰させれば子どもでも大丈夫。特に、魚介類は臭みも取れておいしく仕上がります。

5-2.化粧品として使う

日本酒は保湿効果が高いため、化粧水としても使えます。実際に、日本酒の成分を使った化粧水も酒造メーカーから販売されているのです。ですから、お湯に入れて洗顔をしたり、水とグリセリンを混ぜて手作り化粧水を作ってみたりしてもよいでしょう。特に、日本酒を使った洗顔は、洗った後でお肌がしっとりします。

5-3.入浴剤として使う

残ったお酒をお風呂に入れれば、保湿効果の高い入浴剤になります。また、日本酒は香りがよいのでリラックス効果も期待できるでしょう。ただし、極端にお酒に弱い方の場合は、皮膚をお酒につけただけで真っ赤になる可能性があります。ですから、心配な場合はお酒を少し指につけて、ひじの内側の柔らかい部分につけて見ましょう。5分くらいして色が変わらなければ問題ありません。ただし、子どもや赤ちゃんの皮膚には刺激が強すぎるので、注意してください。

6.おわりに

いかがでしたか? 今回は日本酒の保管や保存方法についてご紹介しました。日本酒もワインと同じように、湿度や温度を管理して保管したほうがいつまでもおいしく飲めるのですね。日本酒を飲む機会の多い方はぜひこの記事を参考にしてください。

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