ホームステージング家具の保管にトランクルームを活用|案件ごとに使いやすく管理する方法
「ホームステージングで使った家具を、次の案件までどこに置けばよい?」
「ソファやテーブル、小物が増えて事務所や倉庫を圧迫している」
「案件ごとに家具を入れ替えるため、出し入れしやすい保管場所がほしい」
ホームステージングでは、売却・賃貸予定の物件を魅力的に見せるために、家具やインテリア小物を使って室内を演出します。
日本ホームステージング協会では、ホームステージングを不動産物件をより魅力的に見せる空間演出とし、片付け・掃除・インテリアだけでなく、廃棄や保管なども関連する知識として位置付けています【注1】。
実際の業務では、ソファ、テーブル、チェア、ラグ、照明、アート、小物などを物件ごとに組み合わせて使用するため、案件が終わるたびに次の使用まで家具を保管する場所が必要になります。
すべての家具をオフィスや店舗のバックヤードへ置いていると、業務スペースを圧迫するだけでなく、必要な家具を取り出しにくくなることもあります。
ホームステージング家具は、単に収納するのではなく、「次の案件ですぐ使える状態」で保管することが重要です。家具の種類や使用頻度を整理し、トランクルームなどの外部収納を活用する方法もあります。
この記事では、ホームステージングで使用する家具・小物の整理方法、保管時の注意点、搬入・搬出しやすい収納方法、トランクルームを選ぶ際のポイントについて解説します。
- ホームステージングではどんな家具を保管する?
- 保管前に家具・小物を分類する
- ホームステージング家具を保管するときのポイント
- 案件ごとに取り出しやすく管理する方法
- トランクルームを利用するメリット
- ホームステージング家具向けトランクルームの選び方
- アルファトランクを家具保管に活用する場合
この記事は次のような方におすすめです
- ホームステージング事業で家具の保管場所を探している方
- 不動産会社でステージング用家具を所有している方
- モデルルーム用家具を案件ごとに入れ替えている方
- ソファ・テーブル・小物が事務所を圧迫している方
- 家具を出し入れしやすい外部収納を探している方
1.ホームステージングではどんな家具を保管する?
ホームステージングでは、物件の広さや間取り、想定する入居者・購入者などに合わせて家具や小物を組み合わせます。
リビング用の家具
リビングでは、
- ソファ
- ローテーブル
- サイドテーブル
- テレビボード
- ラグ
- フロアライト
などを使用することがあります。
特にソファやテーブルはサイズが大きいため、複数セットを所有すると保管スペースが必要になります。
ダイニング家具
ダイニングでは、テーブルとチェアを組み合わせて空間を演出します。
物件によって2人掛け、4人掛けなどサイズを使い分ける場合、複数種類を保管することになります。
寝室用の家具・ファブリック
ベッドフレーム、サイドテーブル、ベッドリネン、クッションなどもホームステージングに使用されます。
実物の家具ではなく、撮影や内覧用として軽量な演出用品を使用する場合もあります。
アート・観葉植物・小物
空間の印象を整えるために、
- アートパネル
- フェイクグリーン
- 花器
- クッション
- 時計
- 食器
- ディスプレイ小物
などを使用することがあります。
家具よりサイズは小さいものの、点数が増えると「どこに何があるか分からない」という状態になりやすい資材です。
2.保管前に家具・小物を分類する
ホームステージング用品が増えてきたら、保管場所へ入れる前に分類しておくと管理しやすくなります。
頻繁に使用する定番家具
さまざまな物件で使用しやすい、
- シンプルなソファ
- 小型テーブル
- ニュートラルな色のラグ
- フロアライト
などは、出し入れしやすい場所へ置きます。
使用頻度が高い家具を保管スペースの奥へ入れてしまうと、案件のたびに手前の家具を動かさなければなりません。
テイスト別に使用する家具
ナチュラル、モダン、北欧風など、物件ごとにインテリアテイストを変える場合は、テイスト単位でまとめる方法があります。
たとえば、
- Aゾーン:ナチュラル系
- Bゾーン:モダン系
- Cゾーン:小型家具
のように分けておくと、コーディネート時に探しやすくなります。
季節によって使用する小物
クッションカバーやディスプレイ小物などは、季節によって使い分ける場合があります。
使用時期が決まっている物は箱にまとめ、季節名を表示しておきましょう。
修理・交換が必要な家具
搬入・搬出を繰り返す家具は、傷や破損が発生することがあります。
修理が必要な家具を通常の使用可能品と一緒に保管すると、次回の搬出時に誤って持ち出す可能性があります。
「修理待ち」「使用不可」などを表示し、別に管理すると分かりやすくなります。
今後使用しない物
長期間使用していない家具や、現在のステージング方針に合わなくなった物は、保管を続ける必要があるか検討しましょう。
売却、譲渡、処分などを行い、保管する家具を定期的に見直すことで収納スペースを有効に使えます。
3.ホームステージング家具を保管するときのポイント
ホームステージング家具は、一度収納したら長期間触らない物ではありません。
次の案件で再び使用することを考え、搬出しやすい状態で保管することが大切です。
家具同士を無理に重ねない
保管スペースを節約するために、家具の上へ別の家具を無理に積むと、
- 天板に傷が付く
- 脚が破損する
- 布地がへこむ
- 取り出しにくくなる
といった問題が起こる可能性があります。
積み重ねを前提としていない家具は、無理に重ねないようにしましょう。
家具を保護してから収納する
搬入・搬出時の接触による傷を防ぐため、必要に応じて家具カバーや緩衝材などを利用します。
特に、
- 木製テーブル
- ガラス天板
- ミラー
- アートフレーム
などは、ほかの荷物とぶつからないように保管しましょう。
分解できる家具は部品をセットで管理する
テーブルの脚など、分解できる家具は収納時のサイズを小さくできます。
ただし、ネジや金具を別の場所へ保管すると、次回使用時に組み立てられなくなることがあります。
部品は袋などへまとめ、どの家具の部品か分かるよう表示して本体と一緒に管理しましょう。
布製品は状態を確認してから保管する
ラグ、クッション、ベッドリネンなどは、汚れや湿気が残った状態で長期間収納しないようにします。
必要に応じて清掃し、十分に乾いたことを確認してから保管しましょう。
小物は収納ケースや箱へまとめる
食器、花器、雑貨などをバラバラに置くと、搬出時に探す手間が増えます。
「リビング小物」「キッチン小物」「寝室小物」のように箱を分けておくと、案件ごとに必要な物を選びやすくなります。
4.案件ごとに取り出しやすく管理する方法
ホームステージングでは、家具そのものの保管だけでなく、「どこに何があるか」を管理することも重要です。
家具に管理番号を付ける
似たような家具を複数所有している場合は、
- S-01:2人掛けソファ
- T-03:サイドテーブル
- L-02:フロアライト
のように管理番号を付ける方法があります。
家具本体と管理表を対応させれば、担当者同士で共有しやすくなります。
写真付きで一覧化する
家具名だけでは、実際のデザインを思い出しにくい場合があります。
写真、サイズ、色、保管場所などを表計算ソフトなどで一覧化すると、現地へ行かなくても使用する家具を選びやすくなります。
使用中の家具と保管中の家具を分ける
複数の物件で同時にホームステージングを行う場合は、
- 保管中
- ○○物件で使用中
- 返却予定
- 修理中
など、家具の状態も管理すると分かりやすくなります。
案件単位で小物をまとめる
小物類は、「物件A用セット」のように案件ごとにケースへまとめる方法もあります。
搬入日にそのまま持ち出せるため、現場準備を効率化できます。
5.ホームステージング家具の保管にトランクルームを使うメリット
ホームステージングで使用する家具は、案件中は物件に設置されますが、案件と案件の間には保管場所が必要です。
この期間の収納場所としてトランクルームを利用できます。
オフィスを家具置き場にしなくてよい
ホームステージング家具をオフィスへ置いていると、
- 会議室を家具が占領する
- 通路に段ボールが並ぶ
- バックヤードが使えなくなる
といった状態になることがあります。
業務スペースと家具保管スペースを分ければ、オフィスを本来の用途に使いやすくなります。
家具量に合わせて収納スペースを確保できる
自社専用の大型倉庫を借りるほどの家具量ではない場合でも、トランクルームなら必要な広さを選んで利用できます。
所有する家具が増えてきたときに、現在の量に合わせて外部収納を検討できます。
案件がない期間の家具をまとめて保管できる
ホームステージング案件には、設置から撤去まで一定の期間があります。
撤去後の家具を次の案件までトランクルームへ戻す運用にすれば、保管場所を固定できます。
家具だけでなく小物・資材もまとめられる
トランクルームには、家具のほか、
- ラグ
- クッション
- アート
- 小物ケース
- 家具カバー
- 搬入用資材
などもまとめて収納できます。
ホームステージング用品を一か所へ集約すれば、案件準備の際にも確認しやすくなります。
6.ホームステージング家具向けトランクルームの選び方
家具を保管する場合は、月額料金や床面積だけでなく、搬入・搬出のしやすさを確認することが重要です。
部屋の間口・奥行・高さ
家具保管では、帖数や㎡数だけを見て契約すると、ソファやテーブルが入口を通らない場合があります。
保管したい家具の、
- 幅
- 奥行
- 高さ
を測り、収納スペースの間口も確認しましょう。
搬入経路
トランクルームの部屋へ入るまでに、
- 階段
- エレベーター
- 廊下
- 扉
などがあります。
室内には入る家具でも、途中の廊下やエレベーターを通れない可能性があります。
大型家具を保管する場合は、契約前に搬入経路を確認してください。
台車を利用できるか
サイドテーブルや小物の段ボールなどを複数運ぶ場合は、台車があると搬入・搬出しやすくなります。
施設に台車が用意されているか確認しておきましょう。
車から荷物を降ろしやすいか
家具の移動では車両を利用するケースが多いため、荷物の積み下ろし方法も重要です。
建物の前で搬入できるのか、近隣の駐車場を利用するのかなど、物件ごとの条件を確認しましょう。
24時間出し入れできるか
物件の設営や撤去時間によっては、早朝や夜間に家具を出し入れすることがあります。
利用時間が決まっている施設では、作業スケジュールに合わせられない可能性があります。
空調・換気設備
ソファ、ラグ、木製家具などを保管する場合は、施設の空調・換気設備も確認しましょう。
ただし、一般的なトランクルームは家具専用の恒温恒湿倉庫ではありません。
素材や家具の状態に応じてカバーや保護材などを併用してください。
セキュリティ
家具やインテリア小物を複数保管すると、購入価格の合計が大きくなる場合があります。
入館方法や警備体制なども契約前に確認しておきましょう。
7.アルファトランクをホームステージング家具の保管に活用する場合
アルファトランクは、家庭用収納だけでなく、オフィス・ショップの外部倉庫として商品在庫、備品、家具などを保管する用途でも利用できます。
ホームステージングに使用する家具やインテリア小物を、案件の合間に保管する場所としても検討できます。
24時間365日出し入れできる
アルファトランクが運営する物件は、24時間365日荷物の出し入れが可能です。
早朝の設営や夜間の撤去など、物件ごとに作業時間が異なるホームステージングでも、利用時間を気にせず家具を取り出せます。
法人でも利用できる
アルファトランクは個人だけでなく法人利用にも対応しています。
公式サイトでも、オフィス・ショップの外部倉庫として商品在庫、保存書類、事務機器、備品などを保管する用途が案内されています。
家具を保管するためだけに自社倉庫を用意するほどではない場合にも検討できます。
空調または除湿機・換気設備を備えている
アルファトランクでは、運営物件に空調または除湿機と換気設備を備えています。
ソファやラグ、アート、小物などを屋内で保管したい場合に確認しておきたい設備です。
ただし、温度・湿度を一定値に保証する家具専用倉庫ではありません。
保管する家具の素材に合わせて、カバーや緩衝材などを使用しましょう。
ALSOKのセキュリティサービスを導入
アルファトランクでは、綜合警備保障(ALSOK)のセキュリティサービスを利用しています。
施設は遠隔管理され、契約者または契約者から依頼を受けた方が利用する仕組みです。
ホームステージング会社で複数の担当者や搬送担当者が利用する場合は、社内でも鍵や入室方法の管理ルールを決めておくとよいでしょう。
台車を利用できる
アルファトランクの施設には台車が備え付けられています。
小型家具や段ボールにまとめたインテリア小物などを搬入・搬出するときに利用できます。
ただし、大型ソファやテーブルを保管する場合は、台車の有無だけでなく、エレベーターや通路の幅なども確認してください。
物件ごとにルームサイズを確認できる
アルファトランクでは、物件ごとに複数のルームサイズが用意されています。
公式サイトでは、部屋の面積だけでなく間口・奥行・高さが掲載されている物件もあります。
家具を保管する場合は、床面積だけを見るのではなく、所有しているソファやテーブルが搬入できる寸法か確認してください。
アルファトランクの物件一覧から、利用しやすいエリアや各部屋の空室状況を確認できます。
まとめ|ホームステージング家具は「保管」と「次回の搬出」をセットで考えよう
ホームステージングでは、物件を魅力的に演出するためにさまざまな家具・小物を使用します。
案件が終了した後も次の物件で再利用するため、家具を保管する場所が必要です。
保管する前に、
- 頻繁に使用する定番家具
- テイスト別の家具
- 季節ごとの小物
- 修理が必要な家具
- 今後使用しない家具
へ分類しておくと管理しやすくなります。
また、家具を収納するときは、
- 管理番号を付ける
- 写真・サイズ・保管場所を一覧化する
- 使用頻度の高い家具を手前へ置く
- 小物を用途別・案件別にまとめる
- 搬出用の通路を確保する
- 家具を無理に積み重ねない
といった方法で、次の案件へ持ち出しやすい状態にしておきましょう。
ホームステージング家具の保管では、「できるだけ多く詰め込むこと」よりも、次の案件で必要な家具をすぐに選び、搬出できることが重要です。
オフィスやバックヤードだけでは保管スペースが足りない場合は、トランクルームをホームステージング用品の外部収納として活用できます。
アルファトランクは法人利用に対応しており、24時間365日の出し入れ、空調または除湿機・換気設備、セキュリティ設備、台車などを備えています。
「案件の合間にソファやテーブルを保管したい」「家具や小物がオフィスを圧迫している」「物件ごとに必要な家具を出し入れできる場所がほしい」といった場合は、所有する家具の寸法と搬入経路を確認したうえでアルファトランクから利用しやすい物件をお探しください。

