ネットショップの在庫保管にトランクルームは使える?選び方と注意点

【執筆者プロフィール】

東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
片付け・収納術などに関するお役立ち情報をお届けします。

ネットショップの商品在庫が自宅に収まりきらなくなった場合、トランクルームを外部の在庫保管場所として利用する方法があります。特に、商品の保管・梱包・発送を自分で続けたい場合は、物流代行を利用する前の選択肢として検討できます。

ただし、すべてのトランクルームで販売用の商品を保管できるとは限りません。事業利用や商品在庫の保管が認められているか、商品の種類が禁止物に該当しないか、発送時に必要な時間帯に出し入れできるかなどを確認して選びましょう。

  1. ネットショップの在庫はトランクルームに保管できる?
  2. トランクルーム・貸倉庫・物流代行を比較する
  3. ネットショップの在庫保管で確認したい契約条件
  4. 在庫保管用のトランクルームを選ぶポイント
  5. トランクルームで在庫を管理・発送する方法
  6. アルファトランクをネットショップの在庫保管に利用する場合
  7. ネットショップの在庫保管でよくある質問
  8. まとめ

この記事はこんな方におすすめです。

  • 自宅にネットショップの商品在庫が収まらなくなってきた方
  • 販売用の商品をトランクルームに保管できるか知りたい方
  • ハンドメイド作品や雑貨、アパレルなどの在庫置き場を探している方
  • トランクルーム・貸倉庫・物流代行の違いを比較したい方
  • 商品を自分で梱包・発送しながら、保管場所だけ外部へ移したい方

ネットショップの在庫はトランクルームに保管できる?

事業利用や商品在庫の保管を認めているトランクルームであれば、ネットショップの在庫置き場として利用できます。ただし、販売用商品の保管可否や禁止物、利用方法は事業者によって異なるため、契約前の確認が必要です。

商品在庫の保管を認めているサービスを選ぶ

「トランクルーム」という名称でも、事業者が荷物を預かるサービスと、利用者が収納スペースを借りて自分で荷物を管理するサービスがあります。

国土交通省中部運輸局が案内する認定トランクルームは、倉庫業者が利用者から荷物を預かる寄託契約のサービスです【注1】。一方、利用者自身が収納スペースを借りて荷物を出し入れするタイプのサービスもあります。

この違いがあるため、「トランクルームでは販売用在庫を置けない」と一律に判断する必要はありません。実際に、事業用の商品在庫を外部倉庫として保管できるサービスもあります。

契約前には、次の点を確認してください。

  • 事業利用が可能か
  • 販売用の商品在庫を保管できるか
  • 保管予定の商品が禁止物に該当しないか
  • 商品の出し入れ回数に制限がないか
  • 施設内で許可されていない作業がないか

アルファトランクでは商品在庫の保管用途を案内している

アルファトランクでは、オフィス・ショップの外部倉庫として「商品在庫、保存書類、事務機器、備品等」の保管用途を案内しています。

そのため、自宅や事務所に置ききれなくなったネットショップの商品を、外部の収納スペースへ移したい場合にも検討できます。

法人契約にも対応しているため、個人利用だけでなく、法人が運営するネットショップの在庫保管先として契約することも可能です。

商品によっては保管できない

商品在庫として利用できる施設でも、すべての商品を保管できるわけではありません。

国土交通省の標準トランクルームサービス約款では、危険品や変質・損傷しやすい物品などについて保管を断ることができるとしています【注2】。これは寄託型のトランクルームに関する約款ですが、スペースを借りるタイプでも独自の禁止物が定められています。

アルファトランクの物件案内でも、動植物、危険物、禁制品、異臭・悪臭を発する物などを保管できない物として案内しています。

化粧品、食品、香料を含む商品など、保管環境や成分に注意が必要な商品は、商品の保管条件と施設側の利用条件を照らし合わせてください。

トランクルーム・貸倉庫・物流代行を比較する

在庫の置き場所を探すときは、「どこに保管するか」だけでなく、入庫・検品・梱包・発送を誰が行うのかまで考えて選びましょう。

方法 保管 梱包・発送 向いているケース 主な確認点
トランクルーム 自分で管理 自分で行う 保管場所だけ外部へ移したい 事業利用・商品保管・出し入れ時間
貸倉庫 契約内容による 基本は自社対応 まとまった在庫スペースが必要 契約形態・広さ・搬入条件
物流代行・3PL 委託できる 委託できる場合がある 発送作業まで外部化したい 保管・入出庫・梱包・発送・返品の料金
FBAなどのフルフィルメント サービスへ納品 サービス側が対応 対象ECモールの販売・発送を効率化したい 対象商品・保管料・出荷手数料など

トランクルームは自分で発送を続けたい人に向いている

商品の保管場所だけを自宅や事務所の外へ移し、注文確認、ピッキング、梱包、発送は引き続き自分で行いたい場合は、トランクルームを検討できます。

たとえば、次のようなケースです。

  • ハンドメイド作品の完成品や材料を保管したい
  • アパレルや雑貨の在庫が自宅に収まらなくなった
  • ネットショップの季節商品をシーズン外に保管したい
  • 梱包資材や予備在庫もまとめて置きたい
  • セール前など一時的に在庫が増える

ただし、注文が入るたびに保管場所へ商品を取りに行く必要がある場合は、移動時間も考えて選びましょう。

物流代行は発送作業そのものを減らしたい場合に向いている

発送件数が増え、商品のピッキングや梱包に多くの時間を使っている場合は、物流代行も比較対象になります。

3PLでは、保管・輸送だけでなく、流通加工や情報管理、受発注などを含めて委託できる場合があります【注3】。実際に委託できる作業範囲は事業者によって異なります。

「商品を置く場所がない」という問題だけならトランクルーム、「発送作業そのものが負担」という場合は物流代行というように、現在困っている作業を基準に選ぶと判断しやすくなります。

発送件数だけで一律に決めない

「月○件ならトランクルーム」といった共通の基準があるわけではありません。

同じ発送件数でも、商品サイズ、SKU数、梱包にかかる時間、保管場所までの距離によって負担は変わります。

発送件数だけで決めず、次の作業にかかっている時間を確認しましょう。

  • 保管場所への移動
  • 商品を探す時間
  • 検品
  • 梱包
  • 送り状作成
  • 発送
  • 返品商品の確認・再保管

ネットショップの在庫保管で確認したい契約条件

トランクルームを契約する前に、商品在庫の保管可否だけでなく、出し入れのルールや禁止物、補償なども確認します。

問い合わせ時は商品の内容を具体的に伝える

「ネットショップの商品を置きたい」とだけ伝えるのではなく、保管予定の商品を具体的に伝えると確認しやすくなります。

たとえば、次の内容を整理しておきましょう。

  • 商品名・商品カテゴリー
  • 段ボールや収納ケースのおおよその数量
  • 商品サイズ・重量
  • 食品・液体・香料などを含むか
  • どの程度の頻度で出し入れするか
  • 車で搬入する予定があるか

トランクルームを事業所住所として使えるかは別に確認する

商品の保管に利用できることと、トランクルームの住所を法人登記やネットショップの所在地表示などに使用できることは別の問題です。

在庫置き場として契約できても、住所利用まで認められているとは限りません。住所利用を予定している場合は、契約前に事業者へ確認してください。

施設内で行える作業も確認する

商品を保管できても、収納スペース内で長時間の梱包作業や営業活動などを自由に行えるとは限りません。

トランクルームは基本的に荷物を収納するスペースです。商品の梱包・検品などを施設内で行いたい場合は、契約条件に反しないか事前に確認してください。

在庫保管用のトランクルームを選ぶポイント

ネットショップの在庫保管では、料金や広さだけでなく、出し入れ時間、アクセス、セキュリティ、空調・換気設備も確認しましょう。

商品量に合う広さを選ぶ

必要な広さは、在庫数だけでなく商品サイズや収納方法によって変わります。

契約前に商品を段ボールやケース単位で整理し、箱数を確認してください。そのうえで、候補となる部屋の間口・奥行・高さを確認します。

収納量だけを優先して隙間なく積み上げると、奥の商品を取り出しにくくなります。頻繁に出庫する商品を手前に置けるよう、通路や取り出しスペースも考えて選びましょう。

出し入れできる時間を確認する

ネットショップでは、注文状況によって夜間や早朝に在庫を取りに行きたいこともあります。

利用可能時間に制限がある施設では、発送予定に合わせて商品を取り出せない場合があります。

アルファトランクは24時間365日、契約者が自由に荷物を出し入れできると案内しています。発送準備の時間が一定でない場合にも利用しやすい条件です。

搬入のしやすさを確認する

段ボールを複数運ぶ場合は、車から収納スペースまでの動線も確認しましょう。

次の設備・条件を物件ごとに確認します。

  • 駐車場や荷物を一時的に積み下ろせる場所
  • エレベーター
  • 階段の有無
  • 台車
  • 入口・通路・収納スペースの幅

アルファトランクでは台車を備えている物件を展開していますが、駐車場やエレベーターなどは物件ごとに異なります。

セキュリティを確認する

販売前の商品を保管する場合は、盗難などへの備えも確認しておきたいポイントです。

アルファトランクではALSOKのセキュリティサービスを利用し、契約者または契約者から依頼を受けた人以外が施設内へ立ち入らないよう管理しています。

在庫金額が大きい場合は、施設側のセキュリティだけでなく、任意保険の内容なども確認してください。

空調・除湿・換気設備を確認する

紙製品、衣類、雑貨などは、長期保管中の湿気や温度変化が気になる場合があります。

アルファトランクでは、空調または除湿機と換気設備を備えた物件を展開しています。

ただし、トランクルームは商品の品質を一定の温度・湿度で保証する定温倉庫ではありません。温度管理が必要な食品や化粧品などは、商品メーカーが指定する保管条件に対応できるか確認してください。

トランクルームで在庫を管理・発送する方法

商品を外部へ移す場合は、「どこに何が何個あるか」を把握できるようにしておくことが重要です。

棚・箱に番号を付ける

棚や収納ケースに番号を付け、在庫表の保管場所と対応させます。

たとえば、次のように管理できます。

  • A-01:Tシャツ・白・M
  • A-02:Tシャツ・白・L
  • B-01:バッグ・ブラック
  • C-01:梱包資材

色やサイズ違いの商品が多い場合は、商品名だけでなくSKUや品番も表示しておくと、発送時の取り違えを防ぎやすくなります。

入庫・出庫したら在庫表を更新する

トランクルームへ商品を移動したとき、発送のために持ち出したときは、在庫表も更新します。

最低限、次の項目を管理しておくと確認しやすくなります。

  • 商品名
  • SKU・品番
  • 数量
  • 保管位置
  • 入庫日
  • 出庫日

返品商品と未検品商品を分ける

返品された商品や検品前の商品を通常在庫と一緒にすると、誤って再発送する可能性があります。

「販売可能」「検品待ち」「返品」「不良品」など状態別に置き場所を分けましょう。

梱包資材も在庫として管理する

商品だけでなく、段ボール、封筒、緩衝材、テープなどの梱包資材も場所を取ります。

在庫量を考える際は、商品の箱数だけでなく梱包資材を置くスペースも含めて検討してください。

アルファトランクをネットショップの在庫保管に利用する場合

アルファトランクでは、オフィス・ショップに置ききれない商品在庫の外部倉庫としての利用を案内しています。

自宅で始めたネットショップの在庫が増えてきた場合や、店舗・事務所のスペースを商品で埋めたくない場合の保管場所として検討できます。

ネットショップの在庫保管で確認したい特徴

  • 商品在庫の保管用途を案内
    オフィス・ショップの外部倉庫として商品在庫を保管できます。
  • 24時間365日出し入れ可能
    注文や発送予定に合わせて商品を取りに行けます。
  • 法人契約に対応
    法人名義で契約できます。
  • ALSOKによるセキュリティ
    販売前の商品を教室や自宅以外へ移す際に確認したい設備があります。
  • 空調または除湿機・換気設備
    屋内で商品を保管する際に確認したい設備を備えています。
  • 複数のルームサイズ
    物件ごとに面積・間口・奥行・高さ・料金を確認できます。
  • 24時間利用可能な台車設置物件
    複数の段ボールを搬入・搬出するときに利用できます。

まず物件・料金・空室を確認する

必要な広さや利用料金は物件によって異なります。アルファトランクの各物件ページでは、部屋ごとに面積・間口・奥行・高さ・月額使用料・空室状況を確認できます。

ネットショップの在庫量が分かっている場合は、候補となる物件と部屋サイズを比較してみましょう。

ネットショップの在庫を保管できる物件・料金・空室を確認する

契約前に現地を見学する

段ボールを頻繁に出し入れする予定がある場合は、契約前に現地を確認すると、収納量だけでは分からない使いやすさを確認できます。

アルファトランクでは事前予約による現地見学に対応しています。

見学時は、次の点を確認しておくとよいでしょう。

  • 在庫が実際に収まりそうか
  • 奥の商品を取り出せるか
  • 搬入口から部屋まで運びやすいか
  • エレベーターや階段の位置
  • 車を利用するときの積み下ろし方法

在庫保管について物件の見学・利用条件を相談する

ネットショップの在庫保管でよくある質問

ネットショップの商品をトランクルームに置くのは違法ですか?

商品在庫をトランクルームに置くこと自体が一律に禁止されているわけではありません。ただし、商品の種類、数量、契約条件、関連法令によって保管できない場合があります。事業利用・商品在庫の保管が認められている施設を選び、禁止物や保管条件を確認してください。

アルファトランクに販売用の商品を置けますか?

アルファトランクでは、オフィス・ショップの外部倉庫として商品在庫を保管する用途を案内しています。ただし、危険物など保管できない物もあるため、商品によって判断に迷う場合は契約前に確認してください。

個人事業主でも利用できますか?

アルファトランクでは個人契約と法人契約の両方を案内しています。個人事業としてネットショップを運営している場合も、利用条件に合えば契約を検討できます。

トランクルームで梱包・発送作業をしてもよいですか?

トランクルームは基本的に荷物を保管するためのスペースです。商品の出し入れはできますが、長時間の作業や施設内での業務については利用規約に制限がある可能性があります。契約前に確認してください。

食品をネットショップ在庫として保管できますか?

食品は種類によって扱いが異なります。アルファトランクの一部物件では、未開封の缶詰・瓶詰・レトルト・フリーズドライ食品を保管できる旨を案内していますが、生ものや腐敗する可能性のある物などは保管できません。商品ごとの条件を事前に確認してください。

24時間商品を取り出せますか?

利用時間は施設によって異なります。アルファトランクでは24時間365日、契約者が荷物を出し入れできると案内しています。

トランクルームと物流代行はどちらが向いていますか?

商品保管だけを外部化し、検品・梱包・発送は自分で続けたい場合はトランクルームが候補になります。発送作業そのものに時間がかかり、ピッキングや梱包、返品対応まで外部へ任せたい場合は物流代行も比較してみましょう。

まとめ

ネットショップの商品在庫は、事業利用や商品在庫の保管が認められているトランクルームであれば、外部の保管場所として利用できます。

まずは次の3ステップで検討してみましょう。

  1. 保管する商品と在庫量を整理する
    商品カテゴリー、箱数、商品サイズ、梱包資材などを確認します。
  2. 自分で発送を続けるか決める
    保管だけ外部化するならトランクルーム、梱包・発送まで任せたい場合は物流代行も比較します。
  3. 候補物件の利用条件と設備を確認する
    事業利用、商品在庫、24時間利用、アクセス、セキュリティ、空調・換気、禁止物などを確認します。

アルファトランクでは、オフィス・ショップの外部倉庫として商品在庫の保管用途を案内しています。24時間365日の出し入れ、ALSOKのセキュリティ、空調または除湿機・換気設備を備え、法人契約にも対応しています。

自宅や事務所の在庫が増えてきた場合は、まず近くの物件に必要な広さ・空室があるか確認してみてください。

ネットショップの在庫保管に使える物件・料金・空室を確認する

出典