アパレルサンプルの保管にトランクルームを活用|衣類・展示会用商品の整理方法

【執筆者プロフィール】

東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
片付け・収納術などに関するお役立ち情報をお届けします。

「展示会が終わるたびにサンプル品がオフィスへ戻ってきて、置き場所がなくなっている」

「次のシーズンでも使う可能性があるので処分できないが、店舗のバックヤードには置ききれない」

「撮影や営業で使う服を、必要なときに取り出せる状態でまとめて保管したい」

アパレル企業では、販売用の商品在庫とは別に、展示会、撮影、商談、プレス貸出などで使用するサンプル品を保管することがあります。

シーズンごとに新しいサンプルが増える一方、過去シーズンの商品も撮影や資料作成などで再び必要になることがあり、簡単には処分できません。

すべてをオフィスや店舗のバックヤードへ置いていると、ラックや段ボールが増え、日常業務で使用するスペースまで圧迫してしまいます。

アパレルサンプルは、使用頻度やシーズンごとに分類し、すぐに使う物と長期間保管する物を分けることで管理しやすくなります。オフィス内に十分な収納がない場合は、トランクルームを外部収納として利用する方法もあります。

この記事では、アパレルサンプルが増えやすい理由、衣類や服飾雑貨の保管方法、ハンガー・箱収納の使い分け、トランクルームへ収納するときのポイントについて解説します。

  1. アパレル企業でサンプル品が増えやすい理由
  2. 保管前にサンプルを分類する
  3. 衣類サンプルを保管するときのポイント
  4. 服飾雑貨・小物サンプルの収納方法
  5. トランクルームを利用するメリット
  6. アパレルサンプル向けトランクルームの選び方
  7. アルファトランクをサンプル保管に活用する場合

この記事は次のような方におすすめです

  • アパレルブランドのサンプル保管場所に困っている方
  • 展示会・撮影用の商品がオフィスを圧迫している方
  • 過去シーズンの商品を整理して保管したい方
  • プレス貸出用のサンプルを管理したい方
  • 店舗・事務所の外に小規模な収納場所を確保したい方

1.アパレル企業でサンプル品が増えやすい理由

アパレル企業では、販売する商品とは別にさまざまな用途でサンプル品を使用します。

展示会・受注会で使用する

新しいコレクションを発表する展示会や受注会では、販売開始前の商品サンプルを多数用意することがあります。

トップス、パンツ、アウターなどの衣類だけでなく、

  • バッグ
  • 靴
  • 帽子
  • ベルト
  • アクセサリー

などを含めると、1シーズンだけでも相当な量になることがあります。

撮影用として残しておく

商品ページ、カタログ、SNS、広告などの撮影でサンプルを使用する場合があります。

販売開始前の撮影だけでなく、発売後に追加撮影が必要になることもあるため、一定期間は保管しておかなければなりません。

営業・商談で使用する

取引先への商品説明や商談で、現物サンプルを持ち出すこともあります。

一度展示会が終了しても、営業活動が続いている間はすぐに処分できません。

プレス貸出に使用する

雑誌、メディア、スタイリストなどへの貸出用として商品を残している企業もあります。

貸出・返却を繰り返す場合は、単に保管するだけでなく「どの商品がどこにあるか」を把握できる管理方法が必要です。

過去シーズンの商品も残る

新シーズンの商品が入ってきても、過去の商品をすぐ処分できるとは限りません。

アーカイブ資料、撮影、小売店からの問い合わせなどに備えて残すこともあるため、毎シーズン少しずつ保管量が増えていきます。

2.保管前にサンプルを分類する

サンプル品が増えてきた場合は、収納場所を増やす前に一度分類しましょう。

使用予定のない物まで保管し続けると、トランクルームを借りてもすぐにいっぱいになってしまいます。

現在のシーズンで頻繁に使う物

撮影や商談、プレス貸出などで頻繁に出し入れする物は、オフィスや店舗など日常的にアクセスしやすい場所へ残した方が便利です。

外部収納へ移すのは、使用頻度が落ちた物を中心に考えます。

次のシーズンまで使用しない物

季節によって使用時期が決まっている衣類は、トランクルームへ移しやすい物です。

たとえば夏に、

  • ダウンジャケット
  • 厚手のコート
  • ニット
  • 秋冬用の服飾雑貨

などを別の場所へ移せば、現在使用する商品の収納スペースを確保できます。

過去シーズンのアーカイブ

過去商品の中でも、ブランドの資料として残したい物はアーカイブとして分けます。

現在のサンプルと混ぜず、

  • 2025AW
  • 2026SS
  • 2026AW

のようにシーズン単位で分類しておくと探しやすくなります。

処分・譲渡を検討する物

長期間使用しておらず、今後も撮影・展示・資料として使用する予定がない物は、保管を続ける必要があるか検討しましょう。

サンプルセールへ回す、社員販売を行う、処分するなど、会社のルールに合わせて整理します。

「いつか使うかもしれない」という理由だけですべてを保管すると、収納コストが増え続けます。残す基準を決めることが重要です。

3.衣類サンプルを保管するときのポイント

衣類は収納方法によって、しわや型崩れなどが生じることがあります。

長期間保管する場合は、素材や形状に合わせて収納方法を選びましょう。

汚れや湿気を残したまま収納しない

展示会や撮影で使用した衣類を、そのまま長期間収納するのは避けましょう。

汗や汚れなどが残っている場合は、素材や製品表示に応じた方法で手入れしてから保管します。

また、濡れた状態や湿った状態の衣類を箱や収納ケースへ密閉しないようにします。

ハンガー保管が向いている衣類

型崩れや強い折りじわを避けたい衣類は、ハンガーに掛けて保管する方法があります。

たとえば、

  • ジャケット
  • コート
  • ワンピース
  • シャツ

などです。

トランクルーム内へ衣類ラックを設置する場合は、部屋の高さや幅を確認しておきましょう。

ニットなどは畳んで保管する

ニットなどは長期間ハンガーへ掛けた状態にすると、自重によって肩や身頃が伸びることがあります。

製品の性質に応じて畳み、収納ケースなどへ保管する方法を検討しましょう。

詰め込みすぎない

衣類をできるだけ多く収納しようとして、ラックや箱へ隙間なく詰め込むと、取り出しにくくなります。

特に撮影用や貸出用として再び使用する場合は、必要な商品へアクセスできる程度の余裕を残した方が管理しやすくなります。

商品管理タグを残しておく

見た目が似たサンプルが多い場合は、

  • ブランド名
  • 品番
  • カラー
  • サイズ
  • シーズン

などを確認できる状態で保管しましょう。

紙のタグだけでなく、社内の商品管理表と収納位置を対応させておくと探しやすくなります。

4.服飾雑貨・小物サンプルの収納方法

アパレルサンプルは衣類だけではありません。

靴、バッグ、帽子、アクセサリーなどは、衣類とは分けて収納した方が管理しやすくなります。

靴は左右をセットで管理する

靴のサンプルは箱へ入れ、左右が別々にならないようにします。

箱の外側に品番や写真を付けておけば、開封せず中身を確認できます。

バッグは型崩れに注意する

バッグを積み重ねたり、上に重い物を載せたりすると型崩れすることがあります。

形状や素材に合わせ、棚などを使って収納しましょう。

アクセサリーは小分けする

アクセサリーは小さいため、衣類と一緒に保管すると紛失しやすくなります。

商品ごとにケースや袋へ入れ、

  • ネックレス
  • ピアス
  • ブレスレット
  • その他小物

などを分類しておくと管理しやすくなります。

箱だけではなく収納位置も記録する

「箱にラベルを貼ったが、どこに置いたか分からない」という状態を防ぐため、収納棚やエリアにも番号を付ける方法があります。

たとえば、

  • A棚1段目:2026SS レディーストップス
  • B棚2段目:2026SS バッグ
  • Cエリア:過去シーズンアーカイブ

のように配置を決めておけば、担当者が変わっても探しやすくなります。

5.アパレルサンプルの保管にトランクルームを使うメリット

アパレルサンプルは、毎日使用するわけではないものの、必要になったときにはすぐ取り出したいという特徴があります。

このような物の収納場所としてトランクルームを利用できます。

店舗・オフィスのバックヤードを空けられる

サンプルが増えると、

  • ハンガーラックが通路にはみ出す
  • 会議室に段ボールを置く
  • 書庫へ商品を詰め込む
  • 店舗のバックヤードが狭くなる

といったことが起こります。

過去シーズンや使用頻度の低い商品を外部へ移せば、社内スペースを現在の業務に使いやすくなります。

シーズンごとの入れ替えができる

春夏シーズンには秋冬物を預け、秋冬シーズンには春夏物を預けるといった使い方もできます。

すべての商品を常にオフィスへ置いておく必要がなくなります。

アーカイブ専用スペースとして使える

ブランドの過去商品を残しておきたい場合、トランクルームをアーカイブ専用スペースとして使う方法もあります。

現行商品のサンプルと分けることで、オフィス内の管理も分かりやすくなります。

展示会資材も一緒に整理できる

衣類サンプルだけでなく、

  • ハンガー
  • ラック
  • 展示用什器
  • ブランドパネル
  • ショッパー
  • カタログ

などの展示会用品を一緒に収納することもできます。

サンプルとイベント用品を同じ場所へ集約すれば、展示会準備の際にも確認しやすくなります。

6.アパレルサンプル向けトランクルームの選び方

衣類や服飾雑貨を保管するときは、単純に料金だけで選ぶのではなく、設備やアクセスも確認しましょう。

屋内型か

衣類やバッグなどを保管する場合は、屋内型のトランクルームが利用しやすいでしょう。

ただし、屋内型であっても施設ごとに設備は異なります。

空調・除湿・換気設備

衣類を長期間保管する場合は、保管場所の環境も確認したいポイントです。

空調、除湿機、換気設備の有無を確認しましょう。

なお、トランクルームは衣類専用の保管庫ではありません。温度・湿度が常に一定に保証される設備とは限らないため、収納ケースや衣類カバーなども併用するとよいでしょう。

24時間出し入れできるか

撮影が急に決まったり、翌朝の展示会にサンプルが必要になったりすることがあります。

使用時間が限定されている施設では、必要なタイミングで商品を取り出せない可能性があります。

出し入れ可能な時間を契約前に確認してください。

ハンガーラックを置ける高さがあるか

衣類をハンガー保管したい場合は、床面積だけでなく高さも確認します。

ラックの幅・奥行・高さを測り、トランクルーム内へ設置できるか確認しましょう。

搬入経路を確認する

大量の衣類や段ボールを運ぶ場合は、

  • エレベーターの有無
  • 階段の幅
  • 廊下の幅
  • 入口の大きさ
  • 車から荷物を降ろせる場所

なども重要です。

特に衣類ラックや大型のケースをそのまま搬入したい場合は、事前に確認しましょう。

オフィスからの距離

月に何度もサンプルを出し入れする場合、遠い場所を選ぶと移動時間が増えてしまいます。

料金だけでなく、オフィス、店舗、撮影スタジオなどからのアクセスも考えて選びましょう。

セキュリティも確認する

発売前の商品や未公開のサンプルを保管する場合は、施設への入館方法や警備体制も確認しておきたいポイントです。

社外へ商品を置くことになるため、社内でサンプル管理のルールを決めておくことも大切です。

7.アルファトランクをアパレルサンプルの保管に活用する場合

アルファトランクでは、家庭の収納だけでなく、オフィス・ショップの外部倉庫として商品在庫、保存書類、事務機器、備品などの保管にも利用できます。

アパレル企業がサンプル品や展示会用品をオフィス外へ移したい場合にも活用できます。

法人でも契約できる

アルファトランクは個人だけでなく法人での契約にも対応しています。

アパレルブランド、ショップ、制作会社などが業務用の収納スペースを確保したい場合にも利用できます。

24時間365日出し入れできる

アルファトランクでは、契約者または契約者から依頼を受けた方が24時間365日荷物を出し入れできます。

撮影前日の夜や展示会当日の早朝など、営業時間外にサンプルが必要になった場合にも取り出せます。

空調または除湿機・換気設備を設置

アルファトランクでは、運営する物件に空調または除湿機と換気設備を設置しています。

衣類、布製品、書類などを屋内で保管したい場合に確認しておきたい設備です。

ただし、温度や湿度が一定に保たれる衣類専用保管サービスではありません。

長期保管する衣類は、状態を確認したうえで衣類カバーや収納ケースなどを使用しましょう。

セキュリティサービスを導入

アルファトランクでは、綜合警備保障(ALSOK)のセキュリティサービスを利用しています。

施設は平時遠隔管理され、契約者または契約者から依頼を受けた方が利用する仕組みです。

発売前の商品サンプルなどを社外へ保管する場合は、自社の管理ルールと合わせて利用方法を決めておきましょう。

台車を利用できる

各トランクルームには台車が用意されています。

段ボールに入れた衣類やカタログ、展示会用品などをまとめて搬入・搬出するときに利用できます。

ただし、エレベーターの有無や搬入経路、車を停められる場所などは物件ごとに異なります。

サイズを確認して選べる

アルファトランクには、物件ごとに異なる広さの収納スペースがあります。

数箱のサンプルを保管する場合と、衣類ラックや展示什器までまとめて収納する場合では必要なスペースが異なります。

アルファトランクの物件一覧から、所在地や空室状況、ルームサイズを確認できます。

衣類ラックを使用する場合は、面積だけでなく部屋の間口・奥行・高さも確認しましょう。

保管できない物もある

アルファトランクでは、動植物、危険物、異臭・悪臭のする物、水分や高温を発する物、バッテリー類など、保管できない物を定めています。

一般的な衣類や服飾雑貨とは別に、撮影機材や電池を使用する備品、特殊な商品サンプルなどを一緒に収納したい場合は、事前に保管可能か確認してください。

まとめ|アパレルサンプルは「シーズン・用途・使用頻度」で分けて保管しよう

アパレルサンプルは、展示会が終了したからといってすぐ処分できるとは限りません。

撮影、営業、プレス貸出、アーカイブなどで再び必要になる可能性があるため、一定期間の保管が必要になる商品もあります。

サンプルが増えてきたら、まず次のように分類しましょう。

  • 現在のシーズンで頻繁に使用する物
  • 次のシーズンまで使用しない物
  • 過去商品のアーカイブ
  • 撮影・プレス貸出用
  • 処分・譲渡を検討する物

保管する商品については、

  • シーズン・ブランド・品番を表示する
  • ハンガー保管と箱保管を使い分ける
  • 汚れや湿気がある状態で収納しない
  • 靴やバッグなどを衣類と分ける
  • 棚・箱・エリアに管理番号を付ける
  • 使用頻度が高い物を取り出しやすい位置へ置く

といった方法で整理すると、必要なサンプルを探しやすくなります。

アパレルサンプルの保管では、「たくさん収納すること」よりも、必要な商品を必要なタイミングで取り出せる状態を維持することが重要です。

オフィスや店舗のバックヤードだけでは収納しきれない場合は、過去シーズンや使用頻度の低いサンプルをトランクルームへ移すことで、日常業務に使えるスペースを確保できます。

アルファトランクは法人利用にも対応しており、24時間365日の出し入れ、空調または除湿機・換気設備、セキュリティ設備などを備えています。

「過去シーズンのサンプルをまとめて保管したい」「店舗のバックヤードを空けたい」「撮影や展示会で必要なときに取り出せる場所がほしい」といった場合は、サンプルの量やラックのサイズを確認したうえでアルファトランクから利用しやすい物件をお探しください。