狭い家でも工夫して快適に暮らすコツ

【執筆者プロフィール】

東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
片付け・収納術などに関するお役立ち情報をお届けします。

狭い家が住みにくいわけではありません。スペースが広くても持てあますこともあるのです。上手に工夫するなら、狭い家でも快適に楽しいスペースになります。それでは、狭い家でも快適に暮らすコツと部屋を広くするコツをご紹介しましょう。

  1. 狭い家でも快適に暮らすコツ
  2. 部屋を広くするための方法
  3. 荷物を減らす方法

1.狭い家でも快適に暮らすコツ

1-1.快適に暮らすための条件を考えよう

狭い家でも快適に生活できます。たとえば、狭いスペースの喫茶店やバーでも、快適に感じることがあるでしょう。「心地よい」と感じるためには、スペースが広いことも大切ですが、スペースの広さは絶対条件ではないのです。気に入った照明を使う、厳選した家具を選ぶなどで快適な部屋を作ることができるでしょう。また、見える収納などを活用して、センスのよい収納を心がけるなら、狭くても整った部屋になるのです。そこで、自分が快適だと感じる部屋の条件を書き出しましょう。その条件をあてはめていくなら、自分好みの部屋作りができます。また、必ずしも、部屋が広いことが必要な条件ではないことがわかるはずです。

1-2.テーマを決めた部屋作り

快適な部屋にするためのもうひとつの秘けつは、部屋のテーマを決めることです。ものの数が多すぎる場合、部屋のものを減らすためにも役立ちます。つまり、部屋のテーマに合わないものは収納するか、処分するのです。部屋のテーマが整っていないなら、乱雑なイメージになりやすいでしょう。落ち着きのない部屋になるのです。選べるテーマとしては、スタイリッシュ、アンティーク、和風、アジアン系などさまざまな選択があります。季節や時期に応じてテーマを変えるのも楽しいものです。コツは、「すべてのものを部屋に出したままにはしない」という点でしょう。飾る小物なども、出すときとしまうときのメリハリをつけてください。

1-3.広ければ使いやすいわけではない

広くても片付かない部屋は快適ではありません。また、掃除がしにくいなら、掃除をする回数も減り、快適な部屋にはならないでしょう。片付けやすい部屋にすることを心がけてください。どこに何を収納するかについて、しっかりしたルールを決めます。収納スペースがいっぱいにならないよう注意しましょう。部屋に出しておくものの数を減らしてください。床にはものを置かないようにします。床にものがあるなら、掃除がしにくく、部屋も散らかりがちです。家具の上に置くものも、数を限定しましょう。拭き掃除のしやすい環境も大切です。

2.部屋を広くするための方法

2-1.家具は低めにしよう

家具は背が低いものを選んでください。視線の高さより低い家具を選ぶのがベストです。家具の背が高いと収納スペースは減りますが、圧迫感が増します。部屋はより狭く見えるでしょう。家具の数も可能な限り減らしてください。家具を減らすためには、不要なものを収納するために家具を使っていないか確認が必要です。順序としては、まず常に使用するものを家具に収納してください。使用頻度が低くても大切なものを収納スペースに入れましょう。

2-2.収納スペースを広く活用しよう

収納スペースを十分活用するなら、家具や部屋に出すものを減らすことができます。特に、収納スペースの奥部分が無駄にならないよう計画してください。タンスなどは収納スペースに入れることも可能です。最近は、押し入れ用のタンスも売っています。引き出しが手前と奥の2段になっており、手前の引き出しを出し切ると、奥の引き出しを引き出せるという構造です。収納スペースの奥や上部分を上手に活用するなら、収容量が倍以上になります。

2-3.屋根裏収納も検討しよう

押し入れなどの収納スペースに限界があるなら、屋根裏を収納として活用するのもひとつの方法です。とはいえ、屋根裏には重いものは収納できません。また、使用する頻度が高いものは出し入れが不便になるでしょう。高い場所になるため、出し入れの際の危険もあります。そのため、屋根裏収納は検討する価値は十分にありますが、収納スペースを拡大する最善の解決策とはならない場合もあるでしょう。

3.荷物を減らす方法

3-1.ものを増やさない

家にある荷物を減らすためには、ものを増やさないことが大切です。何か買ったなら、何かを処分する習慣をつけましょう。処分する基準は、使えるか使えないかではありません。使えるものを「もったいない」と思い、保管しているなら、収納スペースはどうしても足りなくなります。不要品がないか定期的に見直して、使わないものは思いきって処分してください。

3-2. 使う頻度でものを分けよう

とはいえ、ものを減らすことにも限界があります。まずは、使う頻度でものを分けてください。毎日使うものは、家具や部屋の中での収納とします。使用する頻度が少なくても、必要なものは家の中の収納スペースにしまいましょう。注意しなければ逆の順序になりかねません。つまり、収納スペースが足りないため、ものが部屋にあふれていくという順序です。収納スペースからあふれるものが、部屋を占拠するのではなく、使用頻度が少ないものを部屋から押し出していくという手順にしてください。

3-3.トランクルームを活用しよう

使用頻度が少ないものは、トランクルームでの管理がおすすめです。すぐに使わないものは、まずはトランクルームに収納するのもよいでしょう。予想しているよりも使用頻度の低いものはあるものです。不要品の選定をするときもトランクルームを活用できます。不要かどうかがわからないものは、まず箱に収納し、トランクルームに収納してください。半年間保管して、トランクルームに取りにいかないものは、思いきって処分しましょう。トランクルームに時折取りにいくだけでよいものは、そのままトランクルームでの保管とすればよいのです。このような手順だけでも、部屋のものを確実に減らすことができます。

まとめ

いかがでしたか?狭い家でも上手に工夫するなら、十分快適な住まいにできます。快適な部屋作りに必要な自分なりの条件を考えてみましょう。掃除のしやすさも大切です。また、ものを減らすなどの思いきった対応も不可欠でしょう。収納スペースの活用方法も見直しつつ、トランクルームの活用をするなら、狭い家でもものがあふれない部屋に作り上げていくことができるはずです。